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評判の悪い教師が多い理由
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    JUGEMテーマ:塾と家庭教師
    JUGEMテーマ:教育

    今回は、主に学校以外の教育機関において、評判の悪い教師が多い理由を筆者の経験を交えて述べる。
    本記事においては、評判の悪い教師を「生徒の成績を伸ばせない教師」と定義する。
    このような教師が存在する理由は大きく分けて以下の3通りであると思われる。

    ・指導力不足
    ・生徒と教師との能力差
    ・教える意欲の低さ

    これらについて順番にみていこう。


    ●指導力不足な教師

    指導力不足で教えることが苦手な人が教師になるべきではない、と思う人も多いだろう。
    しかし、求人の時給が他と比べて高いこと等の理由により主に高学歴学生は試しに教師業をアルバイトに選ぶことが多い。この中には経験が浅い以外にも元々教え方が下手な教師も多い。

    指導力の低い教師を回避し、経験豊富で尚且つ教えるのが上手い教師に学びたいため、ネームバリューの高い大手塾に依頼するケースが多い。これは大手に対する安心感、研修が充実しているためサービス水準を一定に保つ工夫がされている、と期待されるケースが多いようだ。しかし、これは見当違いであると言わざるを得ない。それを筆者の実体験を踏まえて説明する。

    筆者は学生時代に業界最大手の家庭教師仲介業でアルバイトをしていた。そこでは初回登録後に講習に呼ばれて簡単な注意事項の説明、およびアンケートに答えさせられた。しかし、肝心の教え方のノウハウを学ばせてもらうことはなく、期待していた研修制度などは一切なかった。
    後日、業者から家庭教師の依頼がきた。教師経験が全くなかった自分は緊張しながら依頼先に向かい、ご家庭への簡単な挨拶の後、業者の社員の方から試験対策のエキスパートを連れてきたと紹介されたのだ。
    これには驚き、若干の戸惑いはありながらも断ることはできず引き受けることになった。

    それゆえ焦りに焦ってインターネットで家庭教師のやり方についての基本的なマナー、教え方等を調べた。そして授業前準備を入念に行ない、また生徒との良好な関係も結ぶことが出来たため、結果的に高い評価を得られた。
    だが、この制度ではサービス水準を一定に保つことは不可能であり、教師自身の力量差にバラつきが表れるのは必然だ。


    ●生徒と教師との能力差

    次に生徒と教師との能力差について説明する。
    学歴の高い教師は一般的に生まれつき勉強ができるため、勉強の苦手な生徒に教えられない可能性が出てくる。そういった場合、教師の飛ばし飛ばしの説明に生徒はついていけず、また反対に生徒が質問しても教師としては生徒がどこで躓いているのか分からない、という状況に陥ってしまう。
    「IQが20以上離れると話が通じなくなる」と言われることもあるが、知力が違いすぎる者同士は上述したように論理の飛躍により会話が噛み合わないことがあり、それに加えて趣味の違いによる話題も合わないことが多いため、生徒教師間での良好な関係構築が難しくなることも多々ある。
    にも関わらず、少しでも良い教師をつけようと子供に高学歴教師をつけるために高いお金を支払ってしまうことがある。その場合、生徒と講師とのアンマッチングが生じてしまい、生徒の成績が伸びず、その結果教師の評判が悪くなってしまう。


    ●教える意欲の低い教師

    最後に意欲のない、すなわちやる気がない教師について論じてみよう。
    これは教育業界の給与システムにも問題がある。業務内容と比べて給料が割に合わないケースが多いのだ。
    一般的に家庭教師や塾講師の時給は他のアルバイトと比べてそこそこ高いイメージがあるようだが、余程の高学歴でもない限りそこまで高くなることはない。大手のアルバイトだと時給1,000円を下回ることもあるほどだ。
    加えて、授業前の準備や授業後の補習、面談があったりで、1時間の授業に対して雑用がその3倍以上あることが少なくない。この時、仮に時給が1,500円だったとすると実質時給は500円程度になってしまうことになる。また、受け持った生徒の成績を上げなければならないプレッシャーにも晒される。
    要するに、実質時給が悪い上に責任が大きいため、教師のモチベーションが下がってしまうことになる。

    また、経験が増えてくると教師自身不満を感じることがある。
    それは教師としての経験を積み、実績を上げてもそれほど給料に反映されない点である。
    業者にもよるが一年かけて生徒を第一志望校に入れた場合、教師の時給は数十円程度しか上がらないことも多い。
    この場合、公平理論に基づき教師のやる気は下がってしまうことになる。

    公平理論とは、個人の動機づけを報酬を他人と比較する過程において生じる公平感や不公平感に焦点を当てる理論である。
    講師は、自分のインプット(授業)とそこから得られるもの(報酬・やりがい)とを天秤にかけて、自身のインプットとアウトプットの比率を他人のそれと比べる。
    そこで、ベテランは他人との報酬を比べ、それほど変わらない給与に不平等であると感じてしまう。
    これにより、経験のある講師は不公平感を是正するために授業の質を低下させたり、授業時間を減らす行動をしてしまうことになる。

    ◎教師を良く知る

    以上より、生徒のレベルに合わせて教師を選択することが大切である。口コミやホームページで情報を集めるのも良いが、それだけでは不十分だ。
    そのため授業前面談や体験授業を通じて生徒との相性を見極めることを勧める。生徒自身のことや目標について親身に考えてくれる教師は生徒視点での指導をしてくれる可能性が高いし、実際に授業を体験することで教師のやる気や力量は把握できる。
    教育のような形のないサービスにおいては質の良し悪しが分かりづらい。ゆえに教師を良く知ることが大切なのである。




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