独学ができるようになるには 〜前編〜
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独学ができるようになるために本記事を見に来た方もいるだろう。
だが、初めに言っておくことがある。
独学なんてできなくても構わない。
「え?」って思った人は一度考えてほしい。
本当にあなたは独学をすることで利益を得るのだろうか?
まず独学のメリットは何だろう。
・金銭的な費用が少なくてすむ
・自分のペースで勉強が出来る
以上が一般的な独学のメリットだ。
つまり、自分のペースで勉強しなくてよく、自己研鑽に関する出費が許せる人は独学をできるようになる必要はない。
現在は塾などの教育サービスが普及しているため、そこまで独学にこだわる意味もないのだ。
筆者もスカイプを使ったインターネットを使ったオンライン家庭教師をしており、出来る限り独学が出来るようになれるよう支援をしている。が、独学を求めていない人も多く、スケジュール作成から使用するテキストの指定まで依頼されるケースは結構多い。
それでも独学によるメリットを享受したい方は以下を読み進めてもらいたい。
独学ができるようになるためにはデメリットを考える必要がある。
他サイトを確認したところ、以下のものがデメリットとしてあげられることが多かった。
・1人で調べるので時間がかかる
・間違った解釈で覚えてしまう
・モチベーション維持が難しい
こう見ると、確かにそれぞれが大きなデメリットのように思える。
これらを1つずつ克服できれば独学をできるようになれそうだ。
1つ目の調べる作業に時間がかかることはどうしようもない。塾や家庭教師に頼めば教師が調べてくれるが、独学となると自分で全て調べなければならない。助けてくれる人が多くなればなるほど調査時間は短くなるのは必然だ。
このデメリットに関しては、インターネットでの情報収集能力を高めることで、ある程度回避することが可能となる。普段から日常のニュース等にアンテナを張っておき、分からないことがあればすぐに検索する癖をつける。
特に法律系の資格試験では調べる能力が最も必要となる。
一般に、資格試験のテキストは試験実施年の前年に発売されることが多いのだが、実際の本試験ではその年に改正された内容が出題されることがある。つまり、テキストの範囲外が試験で出題されるということだ。
個人でこれに対応することは難しい。市販のテキストだけを闇雲に勉強するのではなく、最新の情報にもアンテナを張っておかなければならないからだ。
そのため、何かあればすぐに検索する癖をつけておかなければ独学で対応することは不可能となる。
また、独学では間違った解釈で覚えてしまわないためには国語力をつける必要がある。
塾などではテストや宿題の確認によって間違って理解していた箇所があったとしても、すぐに指摘してもらい修正することができる。しかし、1人では本の内容を誤って理解してしまう可能性が高く、その間違いに気がつかないまま本試験に挑んでしまうことになってしまうことがある。それが大きな失点につながってしまう。
国語力は一朝一夕で高められるようなものではない。だが、適切な学習によって国語力を上げることは可能だ。以下の参考書等で地道に勉強することで向上させることは可能だ。
中学レベルと侮ることなかれ。中学レベルの読解法を多くの大人が分かっていないのだ。もし、高校受験などを経験しているのであれば大学受験レベルの本からはじめても良いと思う。
時間はかかるが、独学をできるようになりたい人にはぜひ実行してもらいたい。
当たり前のことだが、文章を読むことが苦手な人は小説などによって読書になれることからはじめるようにしよう。
以上のことが出来ていれば、あとは計画を立てるだけだ。
立てるだけ、とは言っても容易なことではない。計画の立て方にはコツがあるのだ。
次回は計画の立て方をテーマとする。
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