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速読の種類と習得術
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    学習効率を上げるために速読の仕方について教えてほしいとの連絡をいただいたので、今回は速読をテーマとする。
    まず、速読を習得した場合の効果について説明する。よく勘違いされるのは、速読ができることによって国語のテストなどで点数が上がると考える人が少なからずいるようだ。しかし、速読ができることによって国語力が上がることはほとんどない。速読とはあくまでも文章を早く読めることを可能にする手段でしかないので、国語力が上がるわけではない。国語力とはすなわち論理力だ。文章として書かれていることを論理的に読み取って、そこから帰結される結論を導くものである。つまり、文章を早く読めるからといって文章読解力が上がるわけではない。

    さらにいうと、速読ができるようになり、論理力が高まったとしても、読解スピードが上がるわけではない。読解スピードを上げるためには、高い情報処理能力が必要となる。そこで、速読で読み取った文章を頭の中で素早く整理する力を向上させる必要がある。つまり、速読で基盤を作り、論理力を向上させ、情報処理能力を高める、というステップを踏むことで真に読解スピードを向上させることが可能となる。論理力および情報処理能力の向上については、機会があったときにでも記事を書こうと思う。

    閑話休題、速読の話に戻ろう。
    さて、今までのことを理解した上で以下文章を読み進めるということは、速読を学ぶ気があるということだろう。初めて速読を学ぼうとする人には、まず速読の種類から説明したいと思う。実は、全員が全員同様のやり方で速読をしているわけではない。
    筆者が考える速読術には「フォトリーディング」「ブロック式」「結論主導型」「単純速読」の4つがある。フォトリーディング以外は一般名称ではないため、他の人に話しても通じないかもしれないが。
    以下順番に説明していく。


    ■速読の種類
    ●フォトリーディング
    フォトリーディングとは、文字を文字としてではなく画像として認識する方法だ。速読というジャンルに含まれないという人もいるが、文章を早く読める方法ということで本記事では速読に含めることとする。
    他の速読法との大きな違いは、読んですぐにその内容を理解できない点だ。フォトリーディングの場合は。脳の中にイメージを残し、そのイメージの中から適宜必要な情報を取り出すことになる。つまり、文章をすべて読んだとしても自ら取り出そうとしない情報以外は抜け落ちることになる。
    また、習得にはある程度のセンスを要する。イメージ化が苦手な人には難しいかもしれない。

    フォトリーディングは、ある程度知識が豊富な事柄について、膨大な書籍の中から欲しい情報を抽出する際には非常に強力な速読術であるが、逆に新しい知識を得ようとする場合には不向きである。

    ◎メリット
    ・前提知識が豊富な内容の中から欲しい情報を素早く取り出すことができる
    ・出来るとカッコいい
    ・眼球が疲労しない

    ×デメリット
    ・資格勉強や大学受験などで効果を発揮しにくい
    ・習得が難しい
    ・目的以外の情報が得られない


    ●ブロック式
    筆者がはじめに手をつけたのはこれだ。
    ブロック式とは、単語をひと塊のブロックごとに区切って、ブロックごとに一気に読んでいく方法である。日本語ではブロックにする単位は分かりづらいかもしれないが、英語で考えるとイメージが湧きやすい。
    例えば、人は普通"This is a pen, but that is a pencil."という文章があったときに、"This"の次に"is"のように単語ごとに読んでいく。しかし、これだと読むスピードが非常に遅くなる。1つ1つの単語を毎回毎回脳に送って情報を処理するのは得策ではない。そこで、複数の単語をまとめて読んでまとめて処理してしまう方法がブロック式だ。先ほどの文章であれば"This is"の次に"a pen"というように、単語ごとではなく複数の単語を一気に処理してしまう。初めから一気に複数の単語を同時処理するのではなく、まずは2語ずつ。慣れて来たら3語、4語、5語…… のように少しずつ処理できる単語量を増やしていくのだ。そのうち"This is a pen, but that is a pencil."の全文まとめて処理できるようになる。極めれば書籍の見開き1ページを一気に理解できるようになるかもしれない。眼球を上下に動かさなくても横に動かすだけで読めるのも特徴だ。

    ブロック式は、習得に多少なりとも訓練を要するが、TOEICなどの時間制限のある試験においては非常に効果を発揮する。

    ◎メリット
    ・資格勉強や大学受験などで効果を発揮する
    ・内容を網羅できる
    ・眼球が疲労しない

    ×デメリット
    ・習得が比較的難しい(フォトリーディングや単純な速読よりは楽)


    ●結論主導型
    結論主導型は、結論だけを抜き取る方法である。フォトリーディングと用途は類似しており、あらかじめ探したい情報が決まっているときに効果を発揮する。
    この方法は速読の中でも一番簡単で、誰でも実践することができる。本に書いてある内容のほとんどが具体例や雑談という前提で本当に主張したい部分はごく一部である、との考えを利用した方法である。

    やり方は、まず本のタイトルをみる。タイトルは内容を端的に表したものであるため、はじめにシッカリと頭の中に入れておく必要がある。タイトルを頭に入れたら次は目次とイントロダクションを読む。目次を読めば中身の構成が分かり、イントロダクションを読むことで本の概要および背景を知ることができる。イントロダクションの次には、そのまま中身を読まずに一気に結論(サマリー)に飛ぶ。結論では、筆者が主張したいことが端的に書かれているはずだ。結論まで読んでも腑に落ちなかったり、いまいち内容が理解できなかった場合は、各ページの図やテーブルを見るとよい。もしも図だけで分からなかったら、そこではじめて文章を読むのだ。
    過去記事で以前に本手法を紹介したことがあるので「人生を変える読書術」を熟読していただきたい。

    結論主導型は、時間が非常に短時間で趣旨を読み取ることが可能な方法だ。特別な訓練は必要なく、誰でもやり方を知っていれば実践可能である。

    ◎メリット
    ・習得が易しい
    ・眼球が疲労しない

    ×デメリット
    ・目的以外の情報が得られない


    ●単純な速読
    はじめから全ての文章を高速に読む方法である。もしかするとこれが一般的に考えられている速読なのかもしれない。単純であるが、普通にいつも通り早く読むということではない。ほとんどの人は文章を読む際に頭の中で音声化している。この文字の音声化を行なっている限り、文章を読むスピードには限界がある。人間の脳は、視覚情報を高速に処理できるが、聴覚情報はそうではない。速聴というものがあるが、早い人でも4倍速程度のようである。つまり、毎回音声変換してしまうと、音声速度の4倍程度が限界となってしまう。

    そこで、文章を視覚だけで読み取る訓練が必要になる。毎回頭の中で音声を再生せずに、視覚情報を直接処理していく。そんなのは無理だ、というのであれば絵画を思い描いてもらいたい。絵を見ると、視覚情報が直接頭の中にインプットされて、詳細部分はともかく、全体像は理解できるはずだ。まさか絵を音声変換している人はいないだろう。人間は音声再生しなくても情報を処理できるのだ。

    単純な速読は、文章を音声化せずに視覚情報をそのままインプットする方法であり、習得は難しいが目の疲労以外のデメリットがないのが特徴である。

    ◎メリット
    ・資格勉強や大学受験などで効果を発揮する
    ・内容を網羅できる

    ×デメリット
    ・習得が難しい
    ・眼球が疲労する


    ■どれを取得するべきか?
    ここまで速読の種類を列挙したが、どれを取得するべきかはそれぞれのメリットとデメリットを考えて自分自身で選択するとよい。

    ちなみに筆者は、どれか1つだけを習得することはお勧めしない。場合によって使い分けるように、組み合わせることを推奨する
    筆者は、フォトリーディング以外はすべて多用している。例えば、複数の論文を読む必要があるときは結論主導型を使う。すべて読んでいては効率が悪く、不必要な情報が多く入ってきても大量の情報で頭がパンクしてしまうからだ。ビジネス書を読む際にも結論主導型を使うことが多い。
    一方、小説を読む場合はブロック型と単純な速読を組み合わせる。単純な速読は眼球運動を高速にしなければならないため、目に疲労がたまりやすい。そこでブロック式で眼球を水平に移動するだけで読めるようにすると、長時間読むことが可能となる。ブロックごとに速読することで単語ごとに追うよりもスピードが上がるという利点もある。


    ■速読の学び方
    まず理解してもらいたいことは、結論主導型以外を除いて速読は一朝一夕で習得できるようなものではない。使いこなせるようになるためには、それなりの時間と根気を要する。
    速読を学ぼうと思った直後は良いが、人のモチベーションは長く続くものでは無い。そこで、まずお勧めするのは通信講座やトレーニングソフトの購入である。それらの内容自体はさておき、はじめにそれなりの金額を支払ってしまうことで、自分自身を追い込むことが目的である。筆者自身もどうしても身につけたい知識がある場合には、それに関連する受験料の高い資格試験に申し込んでしまうことが多い。後戻りをできなくしてしまうのだ。
    トレーニング商品の例として以下のものがある。それなりに実績もあり、サポートもついているので教材としては問題ないだろう。


    もしあなたが自分自身を管理できるようであれば、独学をお勧めする。筆者が過去に読んだ本では以下のようなものがある。方法論が書かれているので、根気よく続ければ必ずできるようになるだろう。ただし、挫折する人も多いので、独学でやるからにはシッカリとモチベーションを維持し続けるように。




    ■筆者が習得した方法
    ここからは筆者自身が速読を習得した方法を紹介しようと思う。独学で学ぼうとしている人の参考になれれば幸いである。

    ●ブロック式
    筆者はまずブロック式から習得した。
    まずは指を使って文字をなぞるという方法を実践した。指でなぞった文字を一気に読むのだ。はじめは2語づつ、人差指と中指、薬指を下に添えるようにし、徐々に各指の間隔を広げるようにした。そして訓練しているうちに3本の指では間に合わないようになってきたので、親指と人差指で一気に読む箇所を掴むようにした。徐々に一度に読める単語が増えていき、出来るようになってくる実感が湧くため、モチベーションの維持はしやすかった。


    ●単純な速読
    ブロック式を一通り出来るようになった後で単純な速読を学んだ。学んだというよりは、自然にできるようになり、その後で原理を知ったという感じである。
    筆者の場合は、本で学んだというよりは、ゲームやSNSを通じて学んだことが多い。例えば、ゲームだと一度に表示される文字数が本と比べて非常に少ない。多くても4行程度だろう。そのため、一気に視覚情報が頭の中に入ってきやすい。少量の文字を読んで次の文章に進むというサイクルを繰り返すのだ。
    最近のゲームだと音声が入っているようだが、一々すべてを聞いてはいけない。そもそも前述した通り、速読では音声は厳禁だ。慣れてくるとボタン連打で読み進められるようになる。
    ゲームをしない人であれば、ツイッターがお勧めだ。ツイッターは一度につぶやける文字数が制限されている。そのため、タイムラインを上から追っていくだけで少量の文章の塊を繰り返して読むという訓練ができる。

    いきなり長い文章で速読するのは難しい。短い文章に区切って一気に視覚情報を取り込む訓練をすることで、頭の中の音声化を排除するのだ。


    ●結論主導型
    これは単純にやり方を知っているかどうかである。


    ■まとめ
    速読は習得するのは大変だが、できるようになると情報処理能力を飛躍的に上げる基盤ができる。一度習得してしまえば、その後の情報処理に役立つので、ぜひ早めの習得をお勧めする。
    速読ができるようになったら、次は論理力の向上、そして情報処理能力の向上、を図ることで読解スピードをあげていただきたい。
     




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