現代文の解き方
家庭教師では理数科目しか教えていませんが現代文(主に評論)の解き方について説明しようと思います。就職活動においてもGABなどのWEBテストで現代文読解をすることになるので、受験で現代文を使わなかった人・苦手だった人もぜひとも解き方だけはマスターしてもらいたいと思います。今回書くことは多少なりとも現代文の解き方を学んだ人にとっては当たり前のことなので、そのような方は読み飛ばしていただいても構いません。
まず現代文ではすべて本文に答えが書いてあるということを理解してください。現代文の冒頭には必ず「次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい」と書かれています。つまり、次の文章を読めば答えられるということなんです。現代文が出来ない人は自分が思ったことを答えてしまう傾向にあるようです。現代文の文章中に書いてあることは絶対です。
文中に「人は鳥のように空を飛べるのだ」と書いてあれば現実とは矛盾していても文章に書いてあることが正解になるということです。
答えはすべて本文に書いてあり、書いてないことはすべて間違いなのです。
文中に「人は鳥のように空を飛べるのだ」と書いてあれば現実とは矛盾していても文章に書いてあることが正解になるということです。
答えはすべて本文に書いてあり、書いてないことはすべて間違いなのです。
また現代文では作者の主張は具体例を伴うということも理解してください。まず筆者は文章を書く前に自分の主張したいことを考えます。そしてその主張に説得力をもたせるために具体例をもってきます。「主張→具体例→主張」が基本形です。
「日本人の多くが英語を苦手とする」というのが作者の主張だとします。それだけでは説得力に欠けるので色々なデータを持ってきます。世界の国々と比較したTOEICの点数の一覧表を持ってきて日本が下位に位置するということを提示するなどですね。
ですので、具体例が出てきたら常に「これはどの主張を支持するための例なんだろう」と考えてください。具体例は主張を強めるために用いられるのです。
「日本人の多くが英語を苦手とする」というのが作者の主張だとします。それだけでは説得力に欠けるので色々なデータを持ってきます。世界の国々と比較したTOEICの点数の一覧表を持ってきて日本が下位に位置するということを提示するなどですね。
ですので、具体例が出てきたら常に「これはどの主張を支持するための例なんだろう」と考えてください。具体例は主張を強めるために用いられるのです。
以上簡単にですが現代文の解き方を説明しました。受験生だけでなく就職活動をする学生にも現代文読解は必要です。今回の記事を見返していただけると分かると思いますが見事に「主張→具体例→主張」となっています。これがもっとも相手を説得するときに有効な方法だと言われているからです。今まで直感で現代文を解いてきた方の参考になれれば嬉しいです。
この記事を書く際に参考にした書籍を載せておきました。興味のある方は読んでください。それでは今回はこの辺で終わりにします。
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