今回は、教師の役目について考えてみます。
教師はご家族の方からお金をもらっている以上、ご両親の期待に応えなければなりません。 しかしご家族の期待に応えるためには生徒との関係づくりが非常に重要です。
たとえば、ご両親が生徒の成績が上がることを期待して私に教師を頼んだとします。 そこで、私が成績を上げるために生徒に厳しく接したとしても、生徒自身がやる気を出してくれなければ当然宿題はやってきてくれませんし、授業も聞いてくれないかもしれません。 ここで生徒との信頼関係が重要になります。
理想なのは、生徒に尊敬されることです。
どんな人間でも尊敬している人の言うことは素直に聞き入れます。
しかし、尊敬されるというのは非常に難しく、生徒との相性も必須になります。
そこで、尊敬されるのが難しいのであれば良き相談相手になることです。
良き相談相手になるためには、ひたすら聞き上手になり、生徒の話すことに対してひたすら肯定してあげることが大事です。
デール・カーネギーの名著「人を動かす」にも書かれていますが、
褒めたり肯定してあげることで人を動かすことができます。
確かに叱ることも重要です。
しかし、叱って伸びる人間もいますが、大抵の人は叱るとダメになります。
最悪、教師との間に壁を作ってしまうかもしれません。
こうなると信頼関係を築くことはもはや不可能になってしまい、
ご家族の期待に応えられなくなります。
すなわち、教師失格です。
叱って伸ばすためには、それまでに相当な絆を構築しなければなりません。
生徒と良好な関係を作るだけであれば簡単です。
授業を全くせず、授業中ずっと趣味の話しだけすれば良いのです。
しかし、それではご家族の期待に応えられません。
授業時間は真面目に授業を行ない、休み時間などで生徒との信頼関係を築いていくことが良い教師になるには必要だと思います。
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