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経済学とITの両方に知見のある資格キラーが初学者に向けてビットコインの仕組みを紹介してみる
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     ※本記事では純粋に暗号通貨(特にビットコイン)についての説明を目的とするため取引所の紹介はおこないません。

     

     2017年末ーー世間はビットコインに熱狂した。それから数年経ち、今では大半の人がビットコインは危ない物という認識のままビットコインは時代の陰でヒッソリとナリを潜めているのです。

     


    私がビットコインを知ったのは2011年頃でした。インターネット上の新通貨という文句があれど、当時は関心を持たずにスルーしておりました。しかもその時はリーマンショック後の東日本大震災ということで、私自身も株、為替で大きくポジションを減らしていたタイミングで新たに投資をするにも余剰資金が少ない状態でした。


    そして、2017年初めに再度ビットコインの話が流れてきて、その時なんとビットコイン価格は10万円を超えていました。ただの電子上の通貨にこんなにもの価格がつくのは何かあるはずだ、と考えてビットコインについての勉強を数ヶ月ほどしました。そして、イーサリアムやリップルの勉強を終えて、ようやくビットコインが信用に値するものだということで初めて購入したのが2017年の6月頃ーーちょうどビットコインからビットコインキャッシュがハードフォークし、リップルが当時の史上最高値50円をつけた直後に20円まで落ち込んだ時でした。
    その時に購入したのはビットコインとリップルでした。そして、リップルはその半年後に400円までと20倍になって、そしてそれから4年かけて再び20円へ戻ったのです。バブルの絶頂期に高値でつかまされたたくさんの人々、そして某販売所で数百億円以上のXEMと呼ばれる暗号通貨(いわゆる仮想通貨のこと。本記事では一貫して暗号通貨と呼ばせていただきます)が盗まれたこともあり、世間では「ビットコインは詐欺」とのイメージのまま今に至ることになりました。


    さて、今私は中小企業診断士で経済学や経営学を教える傍ら、ITエンジニアとしてシステム構築やアプリ開発をおこなっています。実はビットコインは経済学とITの両方の知識を駆使して発明された次世代技術の形なんです。特に、ビットコインの仕組みの中核であるブロックチェーン技術は、今後のイノベーションの源泉になるだろうと期待されています。ビットコインは決して詐欺ではなく、新技術なんだということを皆さんに知っていただきたいというのが本記事の目的です。


    私自身がビットコインのことを調べるにあたって、書籍やインターネットサイトを読んでみても、表面的な説明ばかりな内容が多く、なんちゃって理解にとどまるのみでした。そこで、もう少し踏み込んでビットコインのことを知ってもらおうと、そして少しでも初学者にも理解しやすいようにまとめたつもりです。


    以前私がビットコインの講義で使用したスライドは「暗号通貨とは」にまとめてあります。こちらのスライドと並行してブログを読み進めていただければと思います。

     

     

    ■ビットコインとは
    ビットコインについて世間一般には、日本円やアメリカドルと同じような通貨のようなものだと思われているようです。はたしてビットコインとはお金何でしょうか。


    まず、インターネット上でお金を実現するためには、まずお金とは何かという深い理解、そしてお金をインターネット上で実現する計算機科学の知識が必要です。これらのどちらが欠けてもビットコインは作ることができません。つまり、ビットコインを生み出すためには複数の専門的知識が必須ということです。


    経済学でお金は「価値の尺度」「価値の保有手段」「交換の媒介」であると学びました。そしてお金になるための条件は「所有者の明確性」「取引の明確性」「偽造&多重利用の不可」であることがあげられます。ビットコインはこれらを最新の情報技術であるブロックチェーンで見事に解決したのです。


    ところでビットコインがどこで作られているかご存知でしょうか。実は、ビットコインは約10分ごとにこの世に発掘されます。そして、発掘されたコインはインターネット上の仮想空間に生まれるわけです。

     

     

    ■ビットコインは誰が作った?
    ビットコインを生み出したのはサトシ・ナカモトだと言われています。しかし、この人物が何者なのかは不明です。というのも、その姿を見せないまま現れ、そして姿を消したからです。日本人の名前ですが、サトシ・ナカモトの掲示板への書き込み時間、そして論文がネイティブ英語で書かれていることから欧米人だと考えられています。しかもその論文がイギリス英語のことからイギリス英語圏出身というのが濃厚だとか。


    また、サトシ・ナカモトは個人ではなくグループなのではないか。強いAIなのではないか。という話も出ています。というのも、ビットコインの仕組みは非常に複雑で、なおかつ高度な経済学の知識と高度な計算機科学の知識を必要となります。そのため、個人で作れるようなものではないという見方をする方が多いのです。


    実際に過去にサトシ・ナカモトと疑われた人はいました。フィンランドの経済社会学者のVili Lehdonvirtaとアイルランドの暗号理論を研究するMichael Clear。暗号理論で特許を取得したニール・キング、ウラジミール・オクスマン、チャールズ・ブライ。セキュリティ研究者のダスティン・D・トランメル。日本人としては望月新一が疑われたことがあります。この望月新一というのは、京都大学の准教授なのですが、グロタンディーク予想を特異な手法で証明したり、最近では査読に8年を要したABC予想証明といった功績があります。


    これらの方々はサトシ・ナカモトであることを否定しています。が、共通しているのが超のつくほどの天才であるということです。つまり、ビットコインを作れるのは、凡人では不可能だということです。このことからもビットコインが詐欺なんてものではないことが分かるかと思います。

     

     

    ■ブロックチェーン技術の根幹となる「電子署名」
    ビットコインはブロックチェーンという技術によって実現されています。このブロックチェーンを理解するためには電子署名という技術を知らなければなりません。

     電子署名には公開鍵暗号方式という技術が使われています。我々が日常使っている鍵は、開ける鍵と閉める鍵が同じです。が、公開鍵暗号方式では開ける鍵と閉める鍵が異なります。インターネット上での情報のやり取りはこの公開鍵暗号方式が使われており、例えばAmazonや楽天のようなECサイトではこの技術を使ってクレジットカードのやり取りが行われています。


    まず、ECサイト側で開ける鍵と閉める鍵を作成します。専門用語で、開ける鍵を秘密鍵といい、閉める鍵を公開鍵といいます。この開ける鍵、すなわち公開鍵を我々のようなECサイトで商品を購入する人たちへ渡します。その鍵を使って購入者の情報とクレジットカード番号を暗号化します。暗号化された状態でECサイトに渡して、ECサイトは自身のもつ秘密鍵でクレジットカード情報などを取り出します。たとえ公開鍵が他の人に盗られたとしても、公開鍵では暗号化された情報を取り出せないので、安全に情報のやり取りができるわけです。


    電子署名は、この暗号化技術の応用です。この電子署名によって送った情報が改竄(かいざん)されたことを検知することができます。先ほどの暗号化とは違って、情報を送る側で公開鍵と秘密鍵のペアを作成し、秘密鍵で暗号化し、暗号化された情報と公開鍵を相手へ送ります。詳細は割愛しますので、気になる方は私の用意した資料「暗号通貨とは」を読んでください。

     

     

    ■ブロックチェーン技術とマイニング
    いくつかの取引情報をひとつのブロックとしてまとめあげ、そのブロックが次々と連鎖的に繋げたのがブロックチェーンです。各ブロックがあたかも鎖で繋がれたかのように連結されているため、このような名称がつきました。それぞれのブロックは、前述した電子署名の技術を用いられているため、改竄することができなくなっています。これによって、偽造防止というインターネット上での通貨に必須の要求を満たしたことになります。


    ビットコインにおいては、各ブロックに前ブロックの情報、取引情報、そしてナンス(Nonce)と呼ばれる文字列を格納できるように作られています。前ブロック情報と取引情報は勝手に変更することができない固定値ですが、ナンスは好き勝手に値を変えられる可変値となっています。このナンスがビットコインの肝となっています。


    ビットコインでは新規のブロックが作られるためには、ある条件を満たさなければならないような仕様になっています。それは、前ブロックの情報、取引情報、そしてナンスを足し合わせた値を、ある特定の法則にのっとって変換した値の先頭に0がある一定数以上ならばなければならないというものです。このある特定の法則を専門用語で「ハッシュ変換」、それによって得られた値を「ハッシュ値」と言います。このハッシュ値は、元の値からは全く推測不可能なので、先頭に0が複数個並ぶようなものを得るには、ナンスを連続的に変えていくしかありません。


    このように新たにブロックを作る作業をマイニングといい、マイニング作業とは世界中のコンピュータがこぞって正解のハッシュ値を計算する作業のことなのです。マイニングを成功させるためには、非常に性能の良いコンピュータが必要で、さらに計算には大量の電力を必要とします。このように採掘コストが高いため、通常であれば誰もマイニングなんてしないでしょう。そのような事態を想定していてか、サトシ・ナカモトは新ブロックが作られるとマイニングの報酬が支払われる仕組みを提供しました。マイニングをいち早く完了させたものには、ビットコインが与えられることになります。この報酬がマイナーのモチベーションとなり、ビットコインの仕組みは動き続けているのです。


    また、このブロックは世界中のコンピュータが一斉に作ろうとしているため、非常に低い確率ではありますが、同時に新規ブロックが作られることもあります。この場合、ブロックチェーンは分岐することになります。すると、世界中のマイナーは新しくできた各々のブロックに分散してマイニングをはじめます。たとえ一度に複数の新ブロックが作られたとしても、同時にマイニングが完了するような事象は二度連続することはほとんどあり得ません。ビットコインの発明者であるサトシ・ナカモトはこのような事態も想定していて、ビットコインにおいては最も長いチェーンが正当なチェーンとされています。

     

     

    ■ビットコインの半減期
    ビットコインは10分ごとにマイニングされるように作られています。これは、サトシ・ナカモトがビットコインの寿命を延ばすためにそうしたのでしょう。実は、ビットコインは約4年ごとにマイニング報酬が半減するようになっています。ビットコイン誕生時は1ブロック作ると50BTC(BTC:ビットコイン)支払われていました。そして、それから4年後の2012年には25BTC、そして2016年には12.5BTCというように。


    実はこれが非常に上手い仕組みでして、半減期によってビットコインの希少性が高まるため価格が上昇します。なので、報酬が半分になったとしても、その分価格が上がっているため、マイニングのモチベーションが維持されることとなります。実際に、1回目の半減期ではビットコインの価格は80倍に上がり、2回目も20倍にもなりました。

     

     

    ■ビットコインは分散型台帳管理
    世の中の金融システムは、銀行が1つの台帳を保管していて、その台帳を各ATMが参照してへと放射状に繋がるスターネットワークと呼ばれるものです。この場合、台帳を管理しているシステムがダウンした場合、金融システムはストップしてしまいます。当然、フォールトトレラント設計になっているため、複数のサーバが同時稼働しているため、余程のことが無い限り、そのような事態になることがありませんが可能性はゼロではありません。


    一方、各台帳が無作為に他の台帳同士と参照しあっているようなシステムをP2Pネットワークといいます。この場合、世界中の台帳が相互に参照しあっているため、ある台帳の内容が消されたとしても、すぐさま他の台帳のデータと同期されます。この場合、世界中の台帳がまとめてなくならない限り、システムダウンが起こることはありません。ビットコインが採用しているのはこのP2Pネットワークのため、金融システムが使えなくなることは事実上あり得ないこととなります。


    また、台帳は常に公開されているため、誰もが取引情報をみることができます。つまり、不正な取引はすべて衆目にさらされるため、非常に透明性の高いシステムを実現できます。公文書などもブロックチェーンの分散型台帳で管理すれば、一部の人間によって勝手に改竄されることもなくなります。

     

     

    ■最後に
    ビットコインは投資対象というだけではなく、その仕組みには最新の技術が使われており、今後のイノベーションにつながる可能性を多く秘めています。また、応用情報技術者試験にブロックチェーンという単元が加えられましたが、試験で学べることは電子署名の応用であることにとどまり、実際にどのように活用されているまで学ぶことは難しいです。「ブロックチェーンを学びたければビットコインを知れ」というように、ITエンジニアにとってもビットコインを学ぶことは非常に有意義なことです。


    本記事を執筆するにあたり、様々な書籍を参考にしました。特に参考になった2冊を以下にリンクを貼っておきます。どちらも経済学、計算機科学に詳しい方が書いた本です。ブログだけでは概要は説明できても詳細までは書ききれません。さらにビットコインについて学習した人には書籍を読むことをおススメします。





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    | katekyonet | ビジネス書 | 20:26 | comments(0) | - | - | - |
    自己研鑽するのに目標なんて必要ない!
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      『何をするにもまずは目標を立てることだ』


      多くのビジネス書に書かれていることで、ほとんどの社会人が信じてしまっている「目標を立てる」という標語。かくいう私も昔は目標は必ず立てるものだと信じて疑っていませんでした。確かに会社の勤め人のような日々の業務をこなしていく人にとっては目標は大事でしょう。しかし、新しく何かをはじめるときや、自己スキルアップにおいては目標を立てる必要がないことも多く、返って仇となることもあるんです。


      これまで資格勉強を否定する人にたくさん出会ってきました。彼らは「資格なんて取得しても実務に何の役もたたない」と何度も何度も何度も何度も繰り返し繰り返し言ってきます。


      私が資格を勉強しはじめた頃は余計なお世話だと思って、ほとんど相手にしていませんでした。が、最近になって彼らがそのように発言する真意が分かってきました。転職を繰り返してステップアップしたり起業したりするのではなく、ひとつの会社で、ひとつのスキルだけをマスターして、生計を立てていくなら資格は必要ないんです。


      資格を必要ないという人たちはひとつの会社でひとつのスキルで勝負しているので実務が重要だと主張するのです。彼らにとってのゴールは会社で出世するという明確なものとなっており、それに向けて日々スキルアップをするわけです。そしてこれは正しい選択でしょう。


      一方でそのような分かりやすい人生を送るのではなく転職を繰り返したり、起業を試みたりと、いわゆる普通の人生を歩まない人にとってはゴールは明確ではなく、つまり目標がふわふわした雲のように掴みどころがないのです。そういった人たちにとっては目標を立ててから自己研鑽をするという選択をすべきではなく、その逆で自己研鑽をしながら目標を定めていくことになります。

       

       

      ■自己研鑽に目標は必要ない
      いきなりですが自己研鑽に目標を設定する必要はありません。


      私がお会いした方にデータベースマスターになりたいからデータベーススペシャリスト、ORACLE MASTERプラチナを目指すという方、ネットワークマスターになりたいからネットワークスペシャリスト、CCIEを目指すという方等がいらっしゃいました。目標を立ててスキルアップできるのは、素晴らしいことなので全く否定する気はございません。


      しかし、個人的にこの考え方は非常にリスキー。その人自身がデータベースに向いていると思うことと、実際にその人がデータベースに向いているかどうかは別だからです。もしかしたらその人が本当に得意なのはシステム設計かもしれませんし、マネジメントかもしれません。やってみなければ分からないですからね。目標を立てずに自己研鑽すれば幅広いスキルに触れられるため、自分の天職を探せる可能性は高くなるんです。


      私自身もジャンルに縛られずに様々な資格勉強をしたことで、本当に自分が好きなこと、やりたいことを見つけられました。例えば、中小企業診断士やITストラテジストを勉強することで自分は仕組みづくりが好きなんだと知ることができました。また逆に秘書検定やプログラミングの試験を受けたことで、秘書やプログラマーに適性がないことが分かりました。ならなんでアプリ開発してるんだって話ではありますが(笑)。


      「目標がないから自己研鑽に踏み切れない」と考えている人は逆に「自己研鑽をすることで目標が見つかる」という発想に切り替えましょう。目標を枷(かせ)にしてはいけません。

       

       

      ■将来像を明確にする必要もない
      今現在、あなたが五年前、十年前に思い描いたような自分になっていますか?


      清涼飲料水で世界一有名なコカ・コーラも、リーバイ・ストラウスの世界一有名なジーンズも、偶然できた産物であるのは有名な話です。メジャーリーガの松井秀喜は小さい頃サッカーをやっていたようですし、NBA選手の八村塁は野球が大好きだったようです。つまり、将来像がそのまま自分の将来と重なることなんてほとんどないわけです。


      私の場合も五年前、十年前にイメージしていた姿からはかけ離れていますし、十年後の自分がどうなっているかなんて予想もできません。個人家庭教師になろうとしていた私が応用情報技術者試験を受験するときに、たまたま問題集アプリを購入しました。満員電車でも起動でき、ワンクリックで先に進んでいかれるので紙の本よりも使い勝手が良いことを知りました。


      そこでプログラミングを多少かじっていたこともあり、自分でも作成しようとして完成したのが私の初アプリ問題集「最短合格! 世界遺産検定2級」でした。資格勉強をはじめたときは、まさか自分が個人アプリ開発者になろうとは予想だにしておりませんでした。現在ではアプリ数も増えており、アプリ問題集では解説が難しいものについてはnoteにて発信するに至っています。直接指導するのでは教えられる人に限界があるので、今後もアプリのようなインターネットを通じた不特定多数への教育サービスにメインとしていきたいと考えております。


      将来の漠然としたイメージを持つことは必要です。私の場合は、質の高い教育を届けたいという漠然としたイメージはあります。人生はその場その場の生き方や考え方で変わります。そしてそれは知識や経験に影響されていくため、事前に完璧に予測することはほとんど不可能です。であれば、今できることを全力で実践し、その時々の時流に合わせて方向性を修正していくことが良いのではと思います。

       

       

      ■仕事はたのしいかね?
      とはいえ、たったの2500文字程度の文章を読んだだけでは自己研鑽に踏み切れない方は多いかと思われます。そのような方におススメするのが「仕事は楽しいかね?」という本。物語風に進んでいくビジネス書なので、本を読むのが苦手な方でも取っつきやすいでしょう。


      この本はひとりの仕事に悩みを抱えたサラリーマン視点で物語が進んでいきます。乗るはずの飛行機が運休してしまいシカゴ空港で足止めをくらった時に、ある老人と出会います。その老人が界隈では有名なコンサルタントで、サラリーマンの悩みについて助言をしていくというストーリーです。


      この本の中の一節である「明日は今日と違う自分になる」という人生の考え方、そして「あるべき状態より、良くあること」という成功の秘訣は、今でも常に意識しております。


      目標を立てて足踏みするよりも取りあえず努力しろ。これを実践するだけなので、ぜひとも実践してください。
       




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      | katekyonet | ビジネス書 | 09:30 | comments(0) | - | - | - |
      CGクリエイター検定エキスパート 最高得点合格で文部科学大臣賞受賞!
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        JUGEMテーマ:検定試験にむけて

         

         

         とある日、一通のメールが届きました。タイトルは「文部科学大臣賞のご連絡」。これまで多くの試験を受験してきましたが、このようなメールをいただいたことは初めてでした。


         私が受験したのは2019年度のCGクリエイター検定前期エキスパート試験です。この時の合格率は23.55%であり、例年よりも多少難化していました。確かに、過去問と比較するとやや踏み込んだ問題も多かったような印象を受けました。


         本記事ではCGクリエイター検定エキスパートの合格率の考察および最高得点を取得するに至った私自身のバックグラウンドを紹介したいと思います。合格体験記については「CGクリエイター検定エキスパート 独学1発合格 〜勉強時間: 10時間〜」をご参照ください。

         

         

        ■文部科学大臣賞とは
         CG-ARTS主催の試験は5検定各2レベル(ベーシックおよびエキスパート)の計10個です。それぞれは下記のようになっています。

         

         

        ◎CG-ARTS主催の試験一覧
         ・CGクリエイター検定エキスパート
         ・CGクリエイター検定ベーシック
         ・Webデザイナー検定エキスパート
         ・Webデザイナー検定ベーシック
         ・CGエンジニア検定エキスパート
         ・CGエンジニア検定ベーシック
         ・画像処理エンジニア検定エキスパート
         ・画像処理エンジニア検定ベーシック
         ・マルチメディア検定エキスパート
         ・マルチメディア検定ベーシック

         


         上記それぞれの試験の最高得点取得者に文部科学大臣賞が贈られるようです。試験の手ごたえはそれなりにありましたし、途中退出も早めにしましたので合格は確信しておりました。しかしまさか最高得点だったは思いもよりませんでしたが。


         受賞すると後日CG-ARTSの方からメールが届きます。受賞者情報をどこまで公開して良いかとのお話でしたが、私は団体名の開示の欄は非公開でお願いしました。個人でSkype家庭教師をやっていたのですが、現在積極的に募集をしていないため、わざわざ載せる必要もないかなと思い。

         


        以下、文部科学大臣賞の贈呈品の紹介です。

        【贈呈品の紹介】


        梱包

         


        賞状を持ち運ぶためのバッグ?

         


        賞状

         

         

         

        ■CGクリエイター検定エキスパート検定の合格率
         2019年度の合格率は下記のようになっております。

        出典:https://www.cgarts.or.jp/kentei/result/passing.html


         CGクリエイター検定は5検定の中でもっとも受験者数が多いのが特徴です。エキスパート試験において合格率は20%〜50%の間で推移しています。このことから受験者の上位何パーセントを合格させるような相対評価ではなく、基準点を超えたら全員合格という絶対評価をしていることが分かります。


         とはいえ、文部科学大臣賞受賞については20%でも50%でも関係ないのかなと。試験がどんな難しかろうと易しかろうと1位を取るということは合格率にはほとんど関係ないので。50%の時の最高得点者の方はもちろん20%でも合格できるでしょう。なんといっても例年1000人ほどの受験者のうち1位は0.1%ということですから。

         

         

        ■筆者のバックグラウンド
         私はCGクリエイターではなく、ITエンジニアを本業としています。本業の傍らスカイプ家庭教師をしていますが、教えている内容も中小企業診断士や行政書士、応用情報技術者試験、簿記といったCGクリエイターからはかなり遠い。つまり、現場でバリバリCG作成に携わっているような人間ではありません。


         とはいえ全くのCG作成が初心者というわけでもありません。まず、私は以前にCG-ARTS社の主催するCGエンジニア検定エキスパート試験および画像処理エンジニア検定エキスパート試験に合格しております。直接CGクリエイターと関係するわけではありませんが、CGに関する基礎的な知識は持ち合わせておりました。


         また、写真撮影を趣味としておりまして、休日に一眼レフカメラと三脚を持ち出して風景写真を撮っております。ですので、シャッター速度やISO、F値(絞り)を変更すればどのように変化するかは体感として覚えているため、撮影関連の項目については勉強しなくても解けるレベルにありました。


         そして、個人的に人物の3DCGも作成したことがあります。
         私はVTuberが出る前から仮想キャラクタを動かして私の分身を作れないかと日々考えておりました。そこで、私の代わりのアバターとしてCGでキャラクタを描き、仮想空間上での学校みたいなものが作れないかと今でも思っております。


         そこで目をつけたのが3DCGモデリングでした。3Dで作成したキャラクターと対話しながら勉強できるような仕組みを作れば、私自身が教えることなく教育の場を提供できないかと考えているからです。


         とはいえ、そのような仕組みをどうやって作れば良いかは分からない。そこで3Dプログラミングを容易にするUnityと3DモデリングツールであるAutoDesk社の提供する3dsMaxを学習することにしました。


         元々ITエンジニアということもありUnityについては習得コストはそれほどかからずに使えるようになりました。しかし、3Dモデリングは非常に難しかった。リギングやスキニング、アニメーションといった初めて聞くような用語と戦いながらも通常3年以上かかると言われる人物モデリングを数ヶ月でできるようになりました。


         人物モデリングまでできるようになれば、モデリング系の問題はどれもサービス問題に思えるかと思います。ライティングやアニメーションについてもツールでやったことを試験で答えるだけです。


         また、エキスパート検定には必ず著作権法に関する出題があるのですが、ここら辺の法律については中小企業診断士試験でひたすら勉強していたので覚えることはほとんどありませんでした。

         

         このようなバックグラウンドがあるためか、試験勉強も非常に楽しく、いつもは勉強時間をギリギリまで削った最短合格を狙っていたわけですが、ことCGクリエイター検定においてはオーバー気味に勉強してしまいました。とはいえ総勉強時間は10時間程度のため、必要最小限の勉強時間に抑えたとは思いますが。

         

         

        ■最後に
         以上のように勉強時間10時間とはいえ、それまでの蓄積がかなりあったから文部科学大臣賞を受賞できたのだと思います。おそらく全く勉強しなくても合格できていたかもしれませんし、どの年度の試験を受けたとしても少しでも勉強すれば合格できる自信はあります。


         最高得点というものは取ろうと思って取れるものではありません。その時の問題の相性にも強く影響されるからです。試験で最高得点を取得した合格体験記というものはあまり見かけませんので、本記事が何かしらの役に立てられればなと願います。

         




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        | katekyonet | 資格勉強 | 09:30 | comments(0) | - | - | - |
        行動だけで終わらず『行動し続けられること』が人生成功の秘訣
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          JUGEMテーマ:ビジネス

           

           

          ある朝ーーカバンに本を入れ忘れてしまい、通勤時間に何もやることがなくなってしまいました。その時、スマホのAmazon Kindleアプリを開いて気になるタイトルを発見。それはとても有名な本で以前から読みたいと思っていたものでした。通勤の片道時間だけで読み切れるサイズでしたが、その内容は非常に深い。早速、この本で学んだことを記事にしようと思いました。

           

           

          ■人生は迷路である
          まずは人生とはどのようなものかを考えてみます。


          明日のことを分かると言う人はどれほどいるだろうか。明日のことなんて分からないから、取りあえず今日一日を過ごしてみる人が多いのではないでしょうか。ほとんどの人は無意識に毎日を過ごしているでしょうが、よくよく思い起こしてみると一日の中で「どこに行こうか」「何をしようか」といった選択を何度も迫られていることが思い起こされます。そこで間違った選択をした場合は寄り道をしたと感じ、他の選択をすることになります。


          迷路は先が分からないからこその迷路です。そして分岐の連続です。色々な分岐があって、行き止まりがあり、そのたびに寄り道をしたと感じて軌道修正してゴールを目指す。


          こうみると人生と迷路は似ています。人生は迷路と言っても良いのかもしれません。であれば、人生を攻略するためのヒントは迷路にありそうです。


          迷路をクリアするためにはいくつかの方法があります。その一つが右手法と呼ばれるものです。右手を壁につけてひたすら壁沿いに進んでいけばーー効率云々はさておきーーいつかはゴールにたどり着けます。


          たとえ進んだ先が行き止まりでも戻れば良いだけです。むしろ、右手法において寄り道とはゴールに着くために必要なルートのひとつに過ぎません。


          もしかしたら迷路に規則性があるかもしれませんし、どこかに迷路を詳細にあらわした全体マップがあるかもしれません。しかし、規則性を発見するにしても、どこかに落ちているかもしれない全体マップを拾うにしても、はじめは歩き回るしかありません。先が分からないからと、その場でとどまっていても何の進展もないわけです。


          ーー動き回って社会の仕組みを学んでいく。そして運が良ければ全体マップのようなものが見つかるかもしれない。


          人生を迷路と考えると、今自分たちが何をやらなければならないのかが見えてくるような気がしませんか?

           

           

          ■行動するだけではまだ凡人、行動し続けられて脱凡人
          成功者の話を聞いて必ず聞くのが「行動力」というフレーズ。彼らに成功の秘訣を聞いてみると「行動したからだ」と一言にまとめてしまいます。しかし、よく考えてほしい。周りを見渡してみると、行動する人って結構いるような気がしませんか?


          ーーブログなどで日記をつける人、一攫千金を狙ってギャンブルをする人、早起きしてランニングする人、スキルアップのために資格合格を目指す人


          これらはすべて「行動力」と言えるのではないでしょうか。今までやってこなかったことに一歩を踏み出すことは行動したからに他なりません。ということは、行動する人というのは意外と多いのではないかと推し量ることができます。


          しかしここでもう一歩踏み込んで考えていただきたい。先ほどの行動を一年以上続けられている人はどれくらいいるでしょうか。皆さんの周りの人たちを思い浮かべてみてください。一人でしょうか、二人でしょうか、それとも十人以上でしょうか。


          もしこの問いに十人以上と答えられたとしたら、環境に恵まれていると思います。きっとあなた自身も行動力の塊のような人で、お互いに刺激しあって成長していくことでしょう。


          しかし、大半の人はゼロ人、多くて一人か二人といったところではないでしょうか。どうしてそんなに続けられないのか。その原因はいくつか考えられます。


          ーー行動した結果失敗してしまい自信喪失してしまった人、周囲の反対にやる気をそがれてしまった人、目に見える結果がでなくて続ける意義を見出せなかった人、そもそも飽きてしまった人。


          そうです。行動をすることは比較的容易なのですが、行動の継続は非常に難しいのです。自信喪失を克服するには強い精神力が、周囲の反対を押し切るには強い意志力が、結果が出ないのに続ける勇気が、飽きに負けないモチベーションがーー必要になるからです。


          さらに、ただ単に行動をし続けるだけでは効果が薄い。前回行動した結果を反省し、改善し、常に工夫して試行錯誤できる姿勢も求められます。凡人は行動し続けることができない。それができるだけで凡人から脱出できたことを意味します。

           

           

          ■チーズはどこへ消えた?
          行動をし続けるための魔法のような方法はありません。それは自分自身の気持ちを変えるしかないからです。しかし、ヒントやキッカケは与えられます。それを与えてくれるのが今回紹介する「チーズはどこへ消えた?」(著:スペンサー ジョンソン)です。


          迷路に迷い込んだネズミ二匹と小人二人を主役にした本書は秀逸です。迷路は人生を象徴し、四人(?)の登場人物は現実にいるであろう四タイプの人間を表しています。またタイトルにある「チーズ」はただの食べ物のことではなく、人生において私たちが追い求めるもののシンボルとされている点も面白い。


          書籍の概略は「今まで当然のように続いていた日常が崩れた時に各登場人物はどのように行動するのか」といったもの。たぶん皆さんも自分自身と周囲の人たちを登場人物に当てはめることができるかと思います。


          『恐怖がないとしたらどうするか?』


          これが本書で特に印象に残ったフレーズです。行動するときにも、恐怖で行動をし続けることを辞めようと思ったときにも使える自分への万能問いかけです。本の登場人物の中の一人は、この言葉を自分に言い聞かせたことで「チーズ」にたどり着けることになりました。


          『七つの習慣』のような「ザ・ビジネス書」といったものも良いのですが、量が量だけに挫折する人も多いと聞きます。しかし、本書は『金持ち父さん、貧乏父さん』のような物語を題材にしたストーリーとなっていて、読んでいるだけで楽しい。しかも文字数が少ないためすぐに読み切ることができる。


          「ビジネス書って何を読んだらいいの?」「ビジネス書って最後まで読めないんだけど……」という方々に真っ先におススメできる良書です。




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          | katekyonet | ビジネス書 | 08:30 | comments(0) | - | - | - |
          中小企業診断士第2次試験 独学合格 〜口述試験〜
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            JUGEMテーマ:検定試験にむけて

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            今回は、中小企業診断士二次試験の口述試験です。

            長かった試験もこれで最後です。ここを落とすと再び筆記試験からやり直しになってしまいます。とは言っても、ほとんど落ちることはありませんので、今までほど試験対策する必要はありません。


            ■概要
            一次試験および二次筆記試験に関しては過去記事をご参照ください。本記事では二次試験の中の、特に口述試験について概要を説明します。

             

            口述試験は中小企業診断士試験の最終試験になります。これに合格すると、その後に実務補習を受けることができます。
            口述試験の合格率は毎年99%以上です。ということは、落とすための試験ではなく受からせるための試験です。おそらく、対人関係が極度に苦手な人や大事な場面で欠席するような人だけをフィルタリングするつもりでしょうね。

            筆記試験の合格発表の1週間後に口述試験となります。筆記試験に確実に受かっている自信のある人は非常に少ないと思われるため、基本的にはこの1週間で準備することになります。

             

            口述試験は一般の企業面接などとは違って、二次試験で出された事例から口頭で問題を出される形式です。中小企業診断士試験の受験動機などはまず聞かれることはありません。口述試験会場への持ち込みは時計のみという点に注意です。筆記試験の問題はもちろん筆記用具やメモ用紙を持ち込むこともできません。つまり、筆記試験で出題された4つの事例すべての与件文を頭に入れておかねばなりません。

             

            また、概して面接官が中小企業の社長役をして、受験者がコンサルタントとして助言をするという流れになります。

            あと、気をつけるべき点は当日の急用などです。試験時間の変更は不可能なことに加え、勤務先の命令による住居の移転を伴う勤務地変更ではない限り受験場所の変更はできません。つまり、インフルエンザに罹ったり、当日急な出張が入ってしまった場合はアウトです。

             


            ■試験結果
            短期間で、なおかつ新たに対策本を購入することなく合格できました。

             

            ・期間:6日(勉強時間 6 時間)
            ・費用:0円(参考書代等0円)
            ・得点:面接のため不明

             


            ■計画
            口述試験の対策は筆記試験の合格発表後から開始することにしました。合格率がほぼ100%ですので1週間もあれば十分です。また、面接形式ですので、特に机に向かうことはなく通勤時間だけを使って対策することにしました。1日1時間学習するとして6時間は使える計算です。

             

            初日に4つの事例を再度全部読み直します。筆記試験で何度も読んだ事例のため、一度読めば容易に思い出すことができるはずです。そして、筆記試験の再現答案を用意し、予備校の模範解答を入手しておきます。この際、全ての予備校の解答を入手する必要はありません。1ヵ所だけで良いでしょう。資格学校の中には口述試験の予想質問集をネットで無料公開してるところもあります。筆者は、資格の大原のものを選択しました。郵送等の面倒な手間を必要とせず、簡単な個人情報の入力だけでダウンロードできるからです。

             

            2日目から事例1を開始し、再現答案、予備校の解答、予備校の口述試験予想問題を使いながら進めます。各事例を1日ずつあてていきます。

            口述試験前日に各事例のSWOT分析だけ作成しておきます。口述試験は模擬的なコンサルティングということなので、SWOT分析をしていれば最悪沈黙することだけは避けられるはずです。SWOT分析をしたら、それぞれの項目に ↓…… のように採番し、それぞれの会社に強み、弱み、機会、脅威がいくつずつあるか明確にしておきます。これによって、面接官に「A社の強みを教えてください」と質問された場合に「A社の強みについて説明します。A社の強みは3つあります。1つめは……」のようにコンサルらしく話せるからです。

             


            ■実行
            予備校の解答と自分の再現答案と比べると結構違う。筆記試験には公式解答が存在しないため、必ずしも予備校が正しいとも限らないため、自分の解答をベースに口述試験に備えます。とは言っても、予備校の解答中の良さそうなものはシッカリと頭に入れておきます。追加で質問が来た場合への対応用です。

             

            1日1時間1事例はそんなに大変でもなく、十分電車の中だけで終えることができました。

            試験直前日は各事例のSWOT分析をした結果を頭に入れておきます。特に事例4は他の事例と比べて試験中にSWOT分析をする機会が少ないため、この時点で良く覚えておく必要があります。

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            | katekyonet | 資格勉強 | 10:22 | comments(0) | - | - | - |
            あなたは自由人? それとも不自由人? 『ユダヤ人大富豪の教え』から学んだこと
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              JUGEMテーマ:ビジネス

              JUGEMテーマ:教育

               

               

               IT、デザイン、簿記、FP、語学、販売サービス、法律、会計、経営、美容、旅行、自然環境……

              これらは私が取得してきた資格ジャンルの一部です。分野に捉われない幅広い種類の資格勉強をする過程で経済学や経営学にも触れてきました。

               経済学においては、お金は「価値の尺度」「価値の貯蔵」「交換の媒介」の手段であると。そして経営学では、企業の目的は顧客の創造であり、その効用に対して顧客は支払いの意思も持つ(つまりお金の移動が起こる)と学びます。
              ここにお金を悪とするような思想は一切なく、現代社会が回っていく上での便利ツールとしての位置づけでしかありません。


              世の中にはお金を毛嫌いする人がいる一方で、お金を絶対視してそれを稼ぐために人生を捧げる人もいます。ただの便利ツールにどうしてそこまで感情に違いが出てくるのか不思議でならず、そこから本記事を執筆するに至りました。


              インターネット上にはお金に関する数多くの記事が溢れています。しかし、ただ単にお金のことについて話すだけでは他記事との差別化が図れません。そこで本記事においては問題解決のアプローチにのっとり、初めに目的設定(自由人になること)をし、次に現状分析(感情に支配されている現状理解)、そして最後に行動指針(感情をコントロールして自由になる)という構成で進めていきたいと思います。

               

               

              ■自由人と不自由人
              この世の中に生きているほとんどは不自由人に分類されます。不自由人とは、経済的、社会的、精神的に誰かに依存している人のことです。毎日会社に通って仕事をしないと生活ができない人、何か困ったときに会社や国に何とかしてもらおうと思っている人、常日頃からストレスを感じながら生きている人、など。


              一方、自由人とはそういった柵(しがらみ)から解放された人を指します。具体的にはビジネスオーナーや資本家、有名スポーツ選手など。彼らは独自にお金が入ってくる仕組みを作り出せるため、自身で働かずとも生きていくことが可能です。基本的には私生活を満喫し、退屈な日々に嫌気がさしたら働けばいいし、寝ていたければ好きなだけ寝ていられる。煩わしい人間関係に苦労することもないのでストレスを溜めることもない。つまり、経済的、社会的、精神的に自由な人たちです。


              もしかしたら不自由人を好む奇特な人もいらっしゃるかもしれませんが、ほとんどの人は自由人を選ぶのではないでしょうか。そして、ここからはこの自由人になるためにはどのようにしたら良いか、について議論を進めていきます。

               

               

              ■感情をコントロールして好きなことを見つ出す
              人には「得意なこと」と「好きなこと」があります。そして残念なことにそれらがイコールでないことが多い。ちなみに私の好きなことは知識の幅を広げることです。まぁつまりは好奇心を満たしたいだけです。


              現実問題としてほとんどの人は日々の仕事に追われてしまっているため、自分が好きなことを分かっていないように思えます。過ちとしてありがちなのは、得意なことを好きなことに重ね合わせてしまうことーー今の仕事が好きなことだと自分自身に思い込ませ、目の前の仕事に人生をかけるほどに注力してしまう人を少なからず見かけてきました。いわゆる洗脳状態です。そういう人は仕事仲間や上司、会社、さらには家族などの悪口を言う傾向にあります。


              これを回避する手段が感情のコントロールです。
              感情のコントロールは、まず自身について考えるところからスタートします。一度仕事から離れてみて自分は何をやっている時が幸せなのかを熟考します。そして好きなことが分かったら、それを全力で実行します。好きなことに夢中になっていれば他人の悪口なんて言っている暇もないでしょう。周囲に不満を持つということは感情に支配されてしまっている証拠ですから。


              次に好きなことをどのように仕事と結びつけるか。
              人と話すのが好きなら接客や営業職、プログラミングが好きならエンジニア、教えることが好きなら教師。中には動物と遊んだり、ゲームをしたり、スポーツをしたりすることが好きな人は仕事に結びつけるのが難しいと感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、それも発想次第で何とでもなります。


              動物が好きなら動物と触れ合えるコミュニケーションサイトを運営することもできますし、ゲーム好きの中にはゲーム実況や攻略法をYouTubeやブログで公開する人もいます。スポーツであればジム経営やインストラクター、スポーツテクニックの紹介動画を公開するという手もあります。


              かく言う私は知識の幅を広げることが好きです。そこからより多くの人に私の勉強法を公開したいと思ってブログを開設し、問題集アプリやnoteも作成し、さらには個人スカイプ家庭教師という形で教育サービスに結びつけています。


              昔から「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように自分が好きなことは上達も早い。現在の分業社会においては、残念ながらほとんどの人が洗脳状態にあります。上手に感情をコントロールすることで洗脳状態に気がつき、自分が好きなことを探すことで自由人へ近づくことができます。


              感情のコントロールのやり方については、以前ブログで紹介したのでそちらもご一読くださいませ。
              『自省録』に学ぶ 〜感情をコントロールして人生を謳歌する〜

               

               

              ■お金は人を喜ばせた分だけ貰える
              感情をコントロールして自由人になりたいと思えたら、次はどのように自由人になるかです。そこで肝になるのがお金です。


              まず、お金とは何かについて考えてみましょう。


              お金の役割は「交換の媒介」です。元々物資のやり取りは物々交換が主体でしたがとても不便でした。そこで生まれたのがお金です。昔はりんご農家がお米を欲しいときに、お米農家に伺ってりんご10個とお米1kgを等価交換していました。しかし、お米農家がりんごを欲しくないときにこの取引は成立しません。そこで、りんご1個100円、お米1kg1,000円のように物に金額を設定し、りんごとお米の取引をお金のやり取りを通じてーーすなわち、お金を物々交換の媒体として−ー成立させたというわけです。


              お金は国によって発行されますーー日本なら日本円、アメリカならアメリカドルです。どうしてお金が効力を持つかというと、ひとえに国の信用力があるからです。日本やアメリカが存続する限り、そのお金はその国で使えることになります。しかし、ひとたび国が危機に陥るとお金の価値が暴落します。過去のジンバブエドルや近年ではベネズエラが該当するでしょうか。国家がピンチになれば信用が落ち、お金の価値は下落することになります。つまり、信用の上に価値が成り立っているものがお金です。


              まとめるとお金とは「国の信用力によって価値が保証された交換の媒介手段」です。まさに経済学で学んだことです。


              ここで考えていただきたいのは、お金は信用が形になったものであるということです。サービスというものは、設定された金額以上だと客が感じた場合に売買が成立します。誰かがあなたにお金を支払うということは、あなた自身もしくはあなたの提供するサービスに信頼をおいているからこそです。つまり、お金を稼ぐ行為は、客から信頼を得ていると言い換えられることができます。


              すなわち、客がお金を払ってもいいと思うぐらい価値のあるサービスを提供することが経営です。

               

               

              ■『ユダヤ人大富豪の教え』で成功の原理原則を学ぶ
              本書は2020年時点で全三巻が出版されていますが、そのうち一巻と二巻はお金の哲学について、三巻は人間関係に焦点をあてた内容です。
              『ユダヤ人大富豪の教え』というタイトルだけ聞くと「お金持ちになる方法かな?」とも感じ取ることができて、少々胡散臭さもあります。しかし、本書はそのようなお金を稼ぐ方法論を述べる内容でなく、お金持ちになるというのはどういうことか(自由人と不自由人の対比)、そしてお金持ちになったらどう行動すべきか(他人に施すことの大切さ)、といったところまで踏み込んでいます。


              確かに資本主義社会において金を持つということは重要なことですが、それが目的になってはいけない。あくまでもお金は手段であり、お金を持つにはどのような資質が求められるか、そしてどのような還元を社会にしなければならないか、というお金を稼ぐ前から稼いだ後までを一貫して紹介しているところに本書の面白さがあります。


              筆者の大好きな書籍に『7つの習慣』というものがあります。大ベストセラーのためご存知の方も多いでしょう。『7つの習慣』は、成功するためのHow to本ではなく、原理原則を述べた内容となっています。
              『ユダヤ人大富豪の教え』も『7つの習慣』同様に、原理原則に触れた本なので万人におススメできる書籍です。

               

               

              ■まとめ
              問題解決の基本は「目標設定→現状分析→実行」です。人生においてもこのアプローチは有用です。


              『思考が人生を形づくり、感情が人生をコントロールしている』


              これは『ユダヤ人大富豪の教え』の中の一文です。まず自由人になるという思考によって人生を形づくって、感情をコントロールして、人生を成功に導いてください。




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              | katekyonet | ビジネス書 | 08:30 | comments(0) | - | - | - |
              中小企業診断士第2次試験 独学合格 〜筆記試験〜
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                今回は、中小企業診断士二次試験の合格体験記です。

                筆者は4年前に一次試験に独学で1発合格しており、その年の二次試験に不合格。翌年は試験を受けずにスルーし、中小企業診断士の講師をはじめた関係で翌々年の1次試験に再度受験して合格。その合格した年にも二次試験を受けられず、その次の年に3年ぶりに受験して無事合格しました。

                しばらく試験を受けなかった理由としては、業務が多忙だったことに加えて確実な合格方法が見つからなかったことがあげられます。中小企業診断士二次試験は解答が公表されず、対策が立てづらい試験です。合格体験記を書くにあたって「中小企業診断士は運です!」なんて言っても有用な記事になりません。
                そして今年やっと中小企業診断士二次試験に合格できるという自信があったため受験し、見事に合格できました。

                 

                他サイト様では独学とは言っても通信講座や情報商材を利用している例が多々みられます。が、本サイトでは書店で購入できる書籍のみで合格した体験記を紹介します。結論から言って、独学は非常に難しかった…… しかし、大変な反面、情報収集能力や分析能力は格段に向上しますね。市場に出回っている書籍をすべて購入して比較検討したりと、無駄な出費も結構かさんでしまったため、このノウハウが皆さんの役に立てられればなと思います。

                さらに、初年度は不合格となっているため、なぜ不合格になったのか、その時にはどの教材をどのように使っていたのか、という誤った学習方法にも所々触れていきます。

                 


                ■概要
                中小企業診断士全般につきましては過去の一次試験の記事をご参照ください。本記事では二次試験の中の、特に筆記試験について概要を説明します。

                筆記試験を合格すると次に試験としては最後の口述試験がありますが、その合格率が毎年99%以上であることを考えると筆記試験が中小企業診断士試験の最大の山場と考えられます。一次試験をくぐり抜けてきた受験生の中で争わねばなりません。合格率が毎年20〜25%あたりであることを考慮していると、合格点をとったから合格という絶対評価でなく、受験生の中の上位何割かを合格させる相対評価の試験だと考えるのが妥当でしょう。つまり、ハイレベルな受験生の中で上位にならなければ合格できないことになります。

                試験科目は事例1、事例2、事例3、事例4の全4科目。それぞれの受験時間が80分なので合計320分の試験となります。それぞれの科目の概要は以下の通りです。カッコ内は一次試験の関連科目になっています。

                 

                事例1:組織人事(企業経営理論)
                事例2:マーケティング流通(企業経営理論、運営管理)
                事例3:生産管理(運営管理)
                事例4:財務会計(財務会計)

                 

                年度によっては、経済学、経営法務、中小企業経営・政策、経営情報システム、の知識を使う場合もありますが、基本的には企業経営理論、運営管理、財務会計がメインです。つまり、これらの3科目についてはシッカリと理解しておく必要があります。

                そして、筆記試験最大の特徴は解答が公表されないことです。出題の要旨は試験委員会から発表されますが、具体的な模範解答は公表されません。ですので、各資格学校が提供する過去問題集の解答がすべて違うことが起こりえるため、非常に学習が難しい試験となっています。せめてもの救いは、暗記科目ではないため学習時間をそれほど多く確保しなくても済むといったところでしょうか。

                 


                ■試験結果

                ・得点:254点(400点満点中240点以上で合格)

                事例1 :48点
                事例2 :68点
                事例3 :62点
                事例4 :76点
                 

                今回は時間の算出が難しく、費用に関しましても市場に出回っている中小企業診断士二次試験対策本をほぼ全て購入したため計算が困難なため割愛させていただきます。私自身はすべての書籍を読破しましたが、購入した書籍の中で個人的に有用と思ったものに絞って本記事で紹介します。

                 

                一応、合格した年に関しての学習状況を説明しますと、試験日の10日前から勉強を開始したので総勉強時間は10時間ほどです。が、筆者は中小企業診断士の講師をしていましたので一次試験の知識(特に財務会計)は一般の方よりかなり高いレベルで習得していました。さらに初年度の受験で事例攻略のセオリーは終わらせていたため、事例の解き方も習得した状態からのスタートでした。

                事例4は9割取れてる自信があったのですが、成績開示をしてみたらまさかの76点。これは得点調整されている可能性が高そうです。

                 


                ■計画
                自身の経験およびインターネットで調査した結果、事例4に力を入れて他の事例は過去問を1年か2年分だけシッカリと解く計画を立てました。

                事例1〜事例3は学習時間と点数が比例しないため、深く踏みこんではいけません。なぜならば、これらの事例は国語力の問題であり、さらに出題者が意図した解答を制限時間内に読み取らなけらばならないという、ある意味博打的要素があるからです。一方、事例4は努力と得点が比例する科目であり、二次試験唯一の「答えがある」科目でもあります。傾向と対策を練れば確実に得点できるということです。しかも、一般的に中小企業診断士受験生は財務会計が苦手とのこと。二次試験は相対評価ですので事例4が得意だと他の受験生と大きく差をつけることができます。

                 

                以上より、事例1〜事例3では多面的解答によって出題者の意図を大きく外さないように意識します。多面的解答とは、解答を1つの要点に絞って深く詳細に記述するのではなく、幅広くキーワードを入れ込むことで失点を回避する手法のことです。事例1〜事例3においては満点をとる必要はありません。3科目平均で50点以上取れれば合格は近づきます。なぜならば、仮に事例1〜事例3の平均点が50点だったとしても、事例4で90点取れれば合計点が240点を超えるため合格基準点をクリアできる可能性もあるからです。

                あとは、試験委員会の方が書籍を出していますので、通勤時間や風呂の時間などを使って読むようにしました。単純に読み物として面白いですし、中小企業ならではの強みの生かし方や成功例を学ぶことができます。ちなみに筆者は現在までに各書3回以上繰り返し読んでいます。書籍の詳細につきましては【具体的な書籍の進め方】に箇条書きにしております。

                 

                学習の注意点としましては、複数の事例を解き過ぎないことです。インターネット上では解いた事例数を競い合っている例もありますが、個人的にはおススメしません。過去2年、3年分を何回も繰り返して「ふぞろいな再現答案」のキーワードと見比べて、解説をシッカリと読み込んだ方が良いと思います。「ふぞろいな再現答案」は解答基準が不明な中小企業診断士試験には強力な書籍です。「ふぞろいな再現答案」は、各年度の受験生の答案と評価(合格、A、B、C、D)を収集し、それぞれの評価と答案を見比べて加点されているであろうキーワードを推定し、編集グループの考察とともに問題の分析、対策をしていこうという趣旨のもと作成されたものです。

                 

                不合格になった初年度は過去10年分の事例を万遍なく学習してしまいました。事例を複数解くことのデメリットは、_鬚い燭海箸破足してしまい復習時間が減ること、⊆,了例を早く解かなければならないという強迫観念のようなものに駆られて1つの事例に集中できなくなること、書籍購入代金がかさむこと、です。
                筆者が合格した年には、事例は過去2年分しか解いておりません。1つの年の事例に注力し、各々3回ずつ復習しました。同じ問題を何度も解いてると分かりますが、事例文は非常に奥が深い。何気ない1文が解答への伏線になっていたりと、事例文すべての文言に意味があることに気がつかされます。

                80分以内という制約の中では出題者の意図を完全にくみ取ることは難しいですが、大きく外すことはない解答を作れるようになります。

                 

                さて、事例1は人事・組織、事例2はマーケティング、事例3は生産管理、という視点で解く必要がある点を除けば基本的な解答の仕方はすべて同じです。事例文から解答の根拠を見つけ出し、もしも見つけられなければ一次試験の知識を使って解答する、という事例攻略のセオリーを採用できます。

                一方で事例4は知識と計算勝負。優先順位のつけ方も必要です。事例4では新問題も出る傾向にあるため、中小企業診断士試験対策の参考書だけでは不十分だと考え、簿記1級のサクッとシリーズ、税理士・公認会計士試験対応の意思決定会計講義ノートを採用するのが良いです。
                実際に「意思決定会計講義ノート」は非常に有用でした。元々は、税理士や公認会計士の試験対策書なのですが、中小企業診断士試験にも非常に有用です。全体を通してかなりレベルが高いので簿記1級の書籍と並行して進める必要があります。特にCVPやNPVに関しては本書をマスターしておけば本試験でどんな問題が出題されても対応できるレベルになっているはずです。
                なお、平成23年度の本試験には、本書に掲載されている予防原価が初めて出題されています。近々デシジョンツリーも出題されるかもしれません。

                簿記1級の本は商業簿記第3巻のキャッシュフロー計算書の章、そして工業簿記第3巻の原価計算の章を完璧にしておくと良いかと思います。余裕があれば1級の商業簿記3冊と工業簿記3冊の合計6冊終わらせても良いかもしれません。平成25年度の中小企業診断士試験では200%定率法が出題されたのですが、商業簿記をやっていれば難なく対応できる問題でした。

                あと、問題と課題、対策の違いを理解することは非常に大切です。課題を聞かれているのに問題を答えたり、対策を聞かれてるのに抽象的な解答をしてしまうと大きく失点してしまいます。過去記事にこれらの違いをまとめておりますのでご参照ください。


                「問題」「課題」「対策」の違いとは 〜ロジカルシンキング〜

                具体的な書籍の進め方は下記の通りです。カッコ内は初年度受験生の完了目安です。一次試験から二次試験筆記試験までは約2ヵ月あるため、合計60日になるようにしました。多年度受験生は1年計画で一つ一つ丁寧に解くと良いでしょう。

                 

                1.中小企業診断士2次試験事例攻略のセオリー(10日)
                2.中小企業診断士2次試験セオリーで解く模擬問題集(5日)
                3.意思決定会計講義ノート ※サクッと受かる日商簿記1級 と併用(40日)
                4.中小企業診断士2次試験 ふぞろいな再現答案(5日)

                 

                また、空き時間には以下の書籍を読書代わりに読みます。中小企業診断士試験の試験委員会に属する先生方が執筆したものです。

                 

                 ・小が大を超えるマーケティングの法則
                ・引き算する勇気 ―会社を強くする逆転発想
                ・ビジネスモデル革命―グローバルな「ものがたり」への挑戦

                 

                上記書籍を読み終えて余裕があるなら「スモールビジネスマーケティング」もおすすめです。ただし、小が大を超えるマーケティングの法則とかぶってる内容も多いので必須ではありません。

                 


                ■実行
                まずは「中小企業診断士2次試験事例攻略のセオリー」を解きます。事例を解くノウハウが詰まっていますので、はじめはこの書籍からはじめると良いかと思います。他の書籍から解いてしまうと、何となく解説を読むだけであいまいな理解になってしまうのですが、事例攻略のセオリーでは論理的に解答の導き方が説明されており、なおかつ時間配分のモデルまでも提供してくれています。
                本書で演習が足りないと感じたら「中小企業診断士2次試験セオリーで解く模擬問題集」を補完教材として解くと良いでしょう。セオリー通りに演習を何回もこなすことでセオリーを身につけることができます。
                なお、「中小企業診断士2次試験事例攻略のセオリー」は年度によってはプレミアがついて高額になることがあるため、最新のものを早めに購買すると良いでしょう。もしも買うのが遅れてしまった場合、過去のもので安いものを探して中古で購入すると良いです。というのも、セオリーのノウハウはどの年度のものを買っても変わりなく、解く対象の問題が異なるだけだからです。

                 

                次にはじめるのが「意思決定会計講義ノート」です。これが非常に大変です。ちなみに筆者はこの本を30周くらいこなしています。もう全ページ皺くちゃです(笑)。この本は一次試験を受験する前に着手すると良いかもしれませんが、そうすると一次試験の学習効率が落ちてしまうのが悩みどころです。
                直接原価計算のメリットやデメリット、CVPやNPVの多岐に渡るバリエーション等、非常に多くの内容を、しかも高いレベルで学ぶことができます。本書に載っていない要点で中小企業診断士試験で頻繁に出題されるのはキャッシュフロー計算書関連だけでしょう。そこに関しては、サクッとシリーズの商業簿記第3巻の対応する章を反復演習すれば問題ありません。キャッシュフロー計算書は原理さえ分かってしまえばなんてことはないのですが、丸暗記で対応しようとすると誤答が増えます。実際に平成28年度試験では前年度と今年度分の減価償却費が問題文で与えられており、今年分のキャッシュフロー計算書を作成する問題が出題されました。減価償却費の増加分を今年度分に計上していると解答した人がちらほらいたようですが、原理を理解していれば今年分の減価償却費だけ考慮すれば良いなんてのは容易に分かることです。

                 

                閑話休題、意思決定会計講義ノートを進めるにあたってつまずいたら、サクッとシリーズ(工業簿記 第3巻)に戻ると理解できるようになります。時間があれば工業簿記第3巻を仕上げてから意思決定会計講義ノートに進むのが良いので、試験日までの残り日数と勘案して進めることが肝要です。

                 

                最後に着手するのが「中小企業診断士2次試験 ふぞろいな再現答案」です。
                これまでに、事例攻略のセオリーで各事例の解き方を習得済みで、意思決定会計講義ノートおよびサクッとシリーズで事例4にも対応できる知識・計算力が身についているはずですので、今度は実際の試験問題と解答用紙をダウンロードして、時間を計測して解くようにします。
                この段階で学んで欲しいことは、事例攻略のセオリーが絶対ではないということです。ふぞろいな再現答案をやると分かりますが、事例文の内容が複数の問題に渡ってキーワードとなっていることがあることに気がつきます。ここで意識すべきなのが多面的解答です。基本的に事例攻略のセオリー通りに解けば良いのですが、迷った場合や少しでも自信がない場合は、与件文中の複数のキーワードを盛り込んで部分点を稼ぐのが得策です。

                 

                事例文を抜き出す際の留意点としては、ただ単に事例文の言葉を使うだけでは不十分だということです。
                例えば、「売上が向上していないA社の組織上の問題点をあげよ」という設問で、事例文に「A社は事業部間で人員の異動が行なわれていない」と書かれていた場合、そのまま抜き出して解答しただけではダメです。異動が行なわれていない結果、何がおこり、どういう問題が生じるのか、まで書けるかどうかが合否を決めます。解答例としては「A社は事業部間で人員の異動が行なわれず、繁忙期に部署間異動を通じて適切な人員配置ができないため、人手不足の事業部では顧客への十分なサービスが提供できず、売上に伸び悩んでいる。」のように、具体的にどういった状況で、どういった問題が生じているか、まで論理展開しなければなりません。
                もちろん、文字数との兼ね合いになりますので、そこら辺は本試験で臨機応変に対応する必要があります。

                 

                さらに、各事例には「助言系」と呼ばれる問題が存在していることに気がつきます。この「助言系」の問題は、文中からただ単に抜き出すのではなく、事例文の内容をヒントにして一次試験の知識を活用して解く問題です。これにはフレームワークが存在し、事例1であれば「○○によって従業員のモラール向上を図る」「○○の人員を増強し、△△できる組織体制を構築する」、事例2であれば「○○に対し、高付加価値である△△に商品を、□□を通じて販売する。それにより、客単価が上がる」のような「誰に、何を、どのように。効果」を基本とし、事例3であれば「○○の一括購入、一括配送の体制を構築してコスト削減を図る」「作業の標準化を実施し、○○面での品質改善を図る」等、です。

                補足ですが、文字数調節として「愛顧:顧客ロイヤルティ」「士気:モラール」のような組み合わせをいくつか覚えておくと、どの問題に対しても文字数ギリギリまで解答欄を埋めることができるようになります。

                 

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                | katekyonet | 資格勉強 | 22:48 | comments(0) | - | - | - |
                中小企業診断士1次試験 独学1発合格 〜勉強時間: 250時間〜
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                JUGEMテーマ:検定試験にむけて


                今回受験した試験は、難関資格と言われる中小企業診断士試験です。



                他のサイトをみていただくと分かりますが、この試験の合格までの平均勉強時間は1000時間と言われています。しかし、その4分の1の時間で十分合格できました。応用情報技術者試験の時も思ったのですが、平均勉強時間は相当多めに算出されている気がします。
                試験の概要から合格体験記まで書くため記事が長くなりそうですので項目で区切って順番に説明していきます。使用したテキスト等は記事最下部にまとめて配置しました。こう並べてみると随分勉強したなぁ、と思います(笑)。


                ■概要

                まず、本資格取得のためには1次試験から実務補習まで終了する必要があります。

                ・1次試験 マークシート
                ・2次試験 筆記試験
                ・最終試験 口述試験
                ・実務補習



                このようにマークシートから口述試験までバラエティに富んだ1年に1度行われる長丁場の試験です
                この試験は1次試験から最終試験まで1発合格する必要はありません。1次試験は合格すると2年間免除されます。つまり、1次試験に合格した年とその次の年の2回までは2次試験から受けられることになります。この試験の性質上、1発合格の難易度は相当上がります。なぜなら、1年前の1次試験合格組は1年間2次試験の勉強だけに集中でき、この合格組と1次試験から2次試験の間の約2ヶ月半の勉強期間だけで勝たなければならないからです。さらに、合格率は年によってバラつきがありますが、1次試験が約20%、2次試験も約20%ですので、1発合格率は20%×20%=4%となり計算上約4%となります。最後の口述試験についてはほとんど落ちることはない、ということですので2次試験が山場であるといえます。ちなみに口述試験に落ちた場合は、再度2次試験を合格しなければなりません。この時、1次試験免除で2回目に2次試験を合格した場合は、1次試験からの受験となってしまいます。実務補習は「中小企業診断士第2次試験に合格後、3年以内に実務補習を15日以上受けるか、診断実務に15日以上従事することにより、中小企業診断士としての登録を行うこと」とあります。実務補習の日程は診断士協会で定められているため、社会人は有給を使わなければならないでしょう。
                私の場合は同じ試験を何年も受けるのが嫌なので、1次試験は1発合格を目標に全科目受験することに決めました。しかし、独占業務が存在しない試験ということもあり、早期に取得するメリットがそこまで大きくないこと。また、何度も1次試験を受けることで確かな知識にするという目的から、敢えて長期間で合格するように計画するのも選択肢の一つです。実際に、1発合格した中小企業診断士は知識が曖昧で使えないというケースも多いようです。


                ■合格基準

                本試験は科目免除制度があるのですが、免除した場合は60点扱いになります。そして合格基準が「総点数(7科目なので700点)の60%(60点)以上であって、かつ1科目でも40%(40点)未満のないこと」です。例えば、科目合格や科目免除によって4科目受験する場合、総得点(400点)の60%(240点)以上であって、かつ1科目でも(40点)未満のないこと、になります。免除する科目は得意科目であることが多いので、免除できるけれどもあえて免除せずに総得点を上げるという選択もできます。しかし、私は以下の3つの理由から以前取得した応用情報技術者による科目免除を選択しました。


                ゞ貅蟆別椶鮟電静に学習したかったこと
                当年に難化した際に得点稼ぎに使えないこと
                L判科目の試験時間中に他科目の勉強をできること


                ,亡悗靴討六餝兵萋世汎瓜に知識習得も目的だったため、△郎Gの経済学のように極度に難化した場合に得意科目でも稼げなくなるため、は特に暗記科目の直前の際に詰め込みができるためです。本試験では経営情報システムの次が暗記科目である中小企業経営・中小企業政策ですので、迷わず科目免除を選択しました。


                ■試験結果

                8月の第1週の土日に中小企業診断士の1次試験を受けました。
                過去の記事を読んでいただければ分かる通り、この試験だけの勉強をしていたわけではありません。ですので、勉強期間は長かったのですが、平日1日1時間くらいで少しずつ進めたのでトータルの勉強時間はそんなに多くありません。1日2時間やれば約4ヶ月で受かりますし、頑張って平日1日5時間勉強して土日もつぶして休日8時間くらい勉強すれば、2ヶ月ほどで受かる可能性もあると思います。そういえば久しぶりに本格的な国家試験を受けた気がします。
                いつも通り過去の試験と同様に試験合格点ギリギリでした。最低限の努力で合格点に達するというのが私のポリシーですので、今回も思惑通りになりました。

                ・期間:8ヶ月(勉強時間 250 時間)
                ・費用:49,320円(受験料13,000円、参考書代等36,320円)
                ・得点 424点(700満点中420点以上で合格)


                経済学・経済政策  52点
                財務・会計     67点
                企業経営理論    59点
                運営管理      62点
                経営法務      62点
                経営情報システム  60点(※免除したため60点として計算)
                中小企業経営・政策 62点



                ■計画
                まず、インターネットで情報収集です。
                勉強方法が詳しく書かれている独学合格のサイトがあまりなかったので調査対象が少なく、信頼できる情報の取得に苦労しました。主に「中小企業診断士 資格試験体験記」様を参考にしました。そして、独学の合格体験記でTACのテキストだけで合格したという書き込みを多く見つけたので、上記サイト通りTACのテキスト・問題集・過去問を購入しました。

                12月から勉強をはじめたので、かなり試験まで時間があったため1日に1時間程度を目安に進めました。勉強方法のまとめを以下に記載します。

                1.問題集・テキスト 全科目が終わるまで(a)〜(c)を繰り返す
                (a). 問題集を完璧に仕上げる
                (b). テキストを1回読む
                (c). 次の科目へ

                2.全科目の問題集・テキスト総復習

                3.全科目の過去問題集

                4.全科目のテキスト、問題集、過去問題集の総復習


                今回、過去問から取り組まなかったのは以下の理由からです。

                |羮企業診断士試験の知識をしっかりと習得しようとしたから
                TACの問題集からはじめて合格したという体験記が多くあったから


                また、勉強する順番は以下のように決めました。
                この順番にした理由は各科目ごとの勉強方法の時に説明します。

                1.企業経営理論
                2.経済学・経済政策
                3.中小企業経営・中小企業政策
                4.運営管理
                5.経営法務
                6.財務・会計


                自分の場合は使用する参考書、問題集に関してはインターネットを参考にしますが、勉強方法は独自の仕方で行ないました。テキストからはじめているサイトも多かったのですが、私は今回もテキストから読むことはせずに問題集から取り組みました。なぜなら、自身の経験上最短で合格するのにもっとも効率の良い方法はまず演習をすることだからです。


                ■実行

                ここからは科目ごとに書いていきます。
                自分の場合は応用情報技術者を取得していたので、経営情報システムは免除しました。したがって、残りの6科目について科目別に書いていきます。ちなみに、この試験の前に簿記3級、ITパスポート、販売士2級を取得しておくと、財務・会計、経営情報システム、運営管理の理解が早くなるようです。どれも比較的容易に取得できるため、試験まで1年くらいあるのであれば取得しておいて損はないと思います。また、ITストラテジストは同様のコンサル資格として出題範囲が大きくかぶっていますので、同時に受験するとシナジー効果が得られます。
                なお、日商簿記2級、販売士1級、ITパスポート、応用情報技術者、ITストラテジストの合格体験記は以下のリンクからご確認いただけます。筆者は中小企業診断士を初受験した時には、上記の内日商簿記2級、ITパスポート、応用情報技術者を取得しておりました。他資格は後日取得したものです。

                日商簿記2級 独学1発合格 〜勉強時間: 50時間〜

                販売士検定試験1級 独学1発合格 〜勉強時間:50時間〜 (現:リテール・マーケティング検定試験)

                ITパスポート試験 独学1発合格 〜勉強時間: 10時間〜

                応用情報技術者試験(AP) 独学1発合格 〜勉強時間: 50時間〜

                ITストラテジスト 独学1発合格 〜勉強時間:12時間 実務経験無し〜


                ●問題集・テキスト


                  【企業経営理論】  
                    試験前年の12月から開始しました。
                    本試験の中核であり、2次試験にも一番影響する、ということで最初に取り組みました。
                    初めに取り組むことで、もう一度全科目を見直すまでの期間が開くため、より長期記憶に残るという目論見もありました。
                    例えば、1ヶ月後に見直すと1ヶ月後は覚えていても、3ヶ月後のように期間がさらに開くと忘れることがあります。1次試験まで8ヶ月、2次試験まで12ヶ月もあるので、2次試験まで記憶を残しておくためには、復習までの期間を長くする必要があります。
                ※詳しくは忘却曲線で検索してください

                   
                  【経済学・経営政策】

                    1月から開始しました。
                    事前に学習に時間がかかるという情報を得ていたため、2科目めにもってきました。
                    早速問題集を解きはじめましたが、予想以上に1問1問に時間がかかりました。解説を読んでも分かり辛い問題も多く、何回読んでも分からないところは飛ばしました。
                    問題集を終えるまでに2ヶ月かかり、その後テキストを1回読みました。テキスト一読後に、問題集に戻り問題集の説明だけでは分からなかった問題を再度解きました。テキストと問題集を行き来することで、すべての問題を理解することができましたが、合計3ヶ月かかりました。予想以上にハードな科目でした。


                  【中小企業経営・中小企業政策】

                   4月から開始しました。
                   次にこの科目を3科目めに選んだ理由を以下に記載します。
                    〇弔蠅硫別椶涼罎任楼貳崋信がなかったから
                    ∋弭佑鯡笋Ψ从儚悗猟掌紊世辰燭里如暗記科目をしたかったから
                 
                   問題集から解いていきましたが、経済学と比べて暗記科目なため、特に止まることなくスムーズに進みました。ただし、私自身暗記科目が好きではないため、相当苦痛でした……
                   似たような名前の政策の細かな融資金額や期間など、切り分けて覚えなければならないことが盛りだくさんでした。運転資金と設備資金で貸与期間が違うことや、単純に貸与期間だけでなく据置期間まで分けられてたことがさらに暗記を大変にしていました。


                  【運営管理】

                   5月から開始しました。
                   残りの科目の中で、もっともテキスト・問題集が厚かったので、最後の方にもって行きたくなかったという理由から運営管理を4科目めに選びました。
                   問題集を解いていくと…… 面白い! 特に後半の店舗設計はハマりました。スーパーやコンビニ等に行く際にも建物の外観や内装に目が行くようになり、色々な発見をしながら知識を確かなものにしていくことができました。
                  8月が本試験にも関わらず、5月の時点で手をつけていない科目があと2つも残っており、また過去問にも一切触れていなかったため、3週間で終わらせました。

                 
                【経営法務】
                   試験までの期間が短くなってきたため、5月の第4週から財務・会計と同時に開始しました。
                   電車の中では経営法務をし、机の上等で財務・会計をするようにしました。
                   法律は初めて学ぶため、基本用語(善意や悪意など)すら分からない状態でしたが、インターネットを参考にしながら、地道に進めました。この科目も中小企業経営・中小企業政策のように、細かい任期を問う問題などがあったので、切り分けて覚えるのが大変でした。
                   かなり急いで勉強したため、財務・会計とともに3週間で終わりました。


                  【財務・会計】

                   経営法務と同時スタートしました。
                   簿記2級を取得していたため、多少なりとも自信があったので最後に回しました。しかし、実際に取り組んでみると、簿記とはかなり出題範囲が違うことに気が付きます。例えば、簿記2級においては「どの勘定が流動資産で固定資産か」ということに関してはそこまで触れられませんし、NPVなどの企業価値に関する問題は出題されません。なので、問題集に載っている問題数が少ないこともあって、急遽「中小企業診断士 集中特訓 財務・会計 計算問題集」を購入しました。ただし、精算表や損益分岐点などに関しては簿記より簡単なため、初学者と比べて勉強することが少なくなった点は有利でした。
                   なんとか3週間で終わって経営法務と同時に終わり、6月の第3週めから各科目の総復習に入ることができました。


                  ●問題集・テキスト総復習

                   企業経営理論の問題集からもう一度すべての科目を解きなおします。各問題集→各テキストの一読→次の科目へ、というサイクルで進めました。
                   この時点で解ける問題は試験日まで覚えているだろうということで、解けなかった問題にのみ付箋をつけていきました。……すると、約半年間が空いたこともあって、ほとんどすべての問題に付箋がついてしまいました。しかし、過去に一度は理解している問題なので、解説を読めばすぐに理解できたため、再度問題集を解きはじめてからすべて解けるようになるまで1科目あたり3日くらいで完了しました。
                   過去問を終えた後に、再度この段階で分からなかった問題をやり直そうとしたため、付箋は外さずに解けた問題に関しては付箋にシャープペンでチェックを入れていきました。
                   こんな調子で全6科目終わるまで3週間かかりました。すでに7月に入っており、試験日まで約1ヶ月となっていました。ここまで過去問を一度も解いていなかったので、かなり焦りました。


                  ●過去問題集

                   去年の試験問題は試験前の力試しとして試験1週間前に解くと決めていたため、一昨年以前4年分の過去問を古い順に解きはじめました。
                   過去問を解きはじめて思ったことが、スピード問題集よりかなり難しい。実際、試験1ヶ月前の時点でほとんど解けませんでした。過去問題集にはスピードテキストに載っていない問題も多く、本当にTACシリーズだけで大丈夫か? とも思いました。しかし、基礎知識はついていたためか、解説を読めばすんなりと理解できる問題が多く、1科目あたり4年分を3日程度で全問題終えられました。何年分か解くにつれ、出題のパターンを把握するようになったため、一昨年の過去問を解く頃には6割はいかずとも、ある程度解けるようにはなっていました。
                   全科目を1周終えるまでに3週間かかり、7月の第4週目に突入しました。過去問の全問題をもう一度解き直し、分からない問題だけに付箋をつけました。全科目に付箋をつけた後に付箋のついた問題だけをもう一度解き直し、すべての付箋に正解のチェックがつくまで繰り返しました。
                   この作業を終えるまでに1週間かかりました。


                  ●テキスト、問題集、過去問題集の総復習

                   テスト1週間前の土日を使い、昨年の過去問を解きました。
                   結果はちょうど6割くらいでした。間違った問題だけに復習のための付箋をつけました。

                   試験週の月曜日から付箋がついている問題だけを問題集から順番に解いていき、解けたと同時にどんどん付箋を外していきました。すべての付箋が外れた後に、各科目のテキストで自信のないところだけに付箋を貼って重点的に読みました。
                   この作業が終わるまでに3日かかりました。


                  ●中小企業白書の購入

                   テストまで残り3日となった時点で、中小企業経営・中小企業政策に関して足切りをくらうかもしれないという不安に駆られました。
                   もう一度この科目について調べると「TACのテキストだけでは難しい」という意見がちらほらありました。前年度の中小企業白書と今年の施策ガイドブックを入手すると良いという情報を、インターネットや知人からのアドバイスを受け、前年度の「中小企業白書」を購入しました。毎年、試験問題を作成する頃には最新版の中小企業白書が完成していないためか、最新版からは2、3問しか出題されていないようです。施策ガイドブックに関しては商工会議所などでもらえるようでしたが、政策に関しては今年からそこまで制度が変わるとも思えず、スピードテキストの内容だけで勝負しようと決めました。
                   中小企業白書がAmazonから翌日届き、その日からスピードテキストと見比べながら進めました。白書の中小企業政策の直前までを2日間で1周読み終えることができ、試験日までひたすら中小企業白書を読みまくりました。試験日までに3周ほど読めました。


                ■本試験

                試験は土日に行われました。試験日程は以下のようになっています。

                ・1日目

                1限目 経済学・経済政策      60分
                2限目 財務・会計         60分
                3限目 企業経営理論        90分
                4限目 運営管理          90分


                ・2日目

                1限目 経営法務          60分
                2限目 経営情報システム      60分
                3限目 中小企業経営・中小企業政策 90分


                1日目のはじめが経済学・経済政策と財務・会計というのが一般受験生にはきついようです(経済学と財務会計を苦手としている受験生は多いようなので)。私は経済学と財務会計を得点源としようとしていたので、特に焦ることもなく落ち着いて試験に挑むことができました。

                試験会場は市ヶ谷でした。
                当日は、筆記用具、時計、受験票、と1日目の科目のテキストを持っていきました。テキストは各科目の前に付箋のついている箇所を見直すためです。いつも通り、電車の遅延などで当日に焦るのは嫌なので、試験開始1時間前までに会場に着くようにしました。

                1限目の経済学が開始しました。
                1問目から解いていこうとすると…………………………………………………………………………………………………… 全然分からない。次から次へとわけの分からない問題が襲い掛かってきました。去年こんなに難しかったっけ??
                全問題を30分ほどで解き切り、絶望しました。
                しかし、諦めるのもバカバカしいので再度1問目から見ていきました。思いっきり頭をフル回転させ、解き直した時には、はじめに書いた答えを半分くらい訂正しました。
                そこで試験終了。「不合格か……」という絶望的な気分になり、科目合格だけでも取ろうと思い、休み時間に次の財務会計のテキストを見直しました。

                次の財務会計は経済学とは正反対で、異常なほど簡単でした。過去5年で一番簡単だったのではないでしょうか。
                全問題解いた後に時間があまり(財務会計で時間があまることはまずあり得ないようです)、計算問題を検算し、時間終了まで待ちました。

                企業経営理論は、相変わらず手応えがないというか何というか。
                自信を持って解けた問題はほとんどなく2択まで絞って、あとは雰囲気で答えた問題が多かったので、少々不安でした。

                1日目最終日は運営管理です。
                この科目も企業経営理論に似たような感じで、自信を持って解けた問題はほとんどありませんでした。時間が余ったので、最終科目ということもあって、10分残して途中退出しました(試験に最後まで残ると会場を出るのに時間がかかり、帰りの電車も混むので)。
                1日目の午後にはTACから「経済学・経済政策」と「財務・会計」に関しては解答速報が出ていたので、おそるおそる採点しました。その結果、経済学52点(TACの経済学22問の解答が公式と違っていたため実際は48点)、財務会計7割弱でした。財務会計に関しては相当自信があったのですがケアレスミス(数量差異って書かれているのに価格差異と数量差異の合計を求めてしまったり……)などもあり、予想以上に点数が伸びませんでした。

                2日目は経営法務からです。
                この科目も例年と比べて簡単だったのではないでしょうか。「ゆるキャラの毛をむしって……」という面白い問題もあったことが記憶に残っています。暗記科目なので試験時間内に余裕で終わりましたが、他科目と同様に2択まで絞れた問題が多く、そんなに自信はありませんでした。

                2限目は科目免除だったため、
                最終科目の試験開始まで中小企業白書とテキストを見直しました。試験3日前から集中的に勉強したため、この科目にも自信をもてるようになりました。
                中小企業経営・中小企業政策も暗記科目なので、他の科目同様にかなり時間が残ったため、丁寧に見直した後に途中退室しました

                全然自信がないまま、数日後に全科目の解答が配点とともに中小企業診断士のサイトに掲載されました。
                自己採点をしてみると、足切り科目はなしで、6割ちょうどでした。1問でもマークミスがあったら落ちるという状態でした。しかし、毎年中小企業診断士試験では没問があるということなので、気にはなりましたが、気持ちを切り替えることにしました。

                翌月合格発表が行われ、1次試験合格者一覧の中に私の受験番号がありました。合格発表と同時に得点調整が行われようで、受験者全員に経済学に4点追加されたようです。難しすぎると思ったよ……


                ■総評

                試験を振り返ると、ちょうど合格率が20%前後になるように上手く調節されてることを実感しました。試験問題を分析してみると、以下のようになりました。

                ・常識で解ける問題が1割
                ・テキストなどでしっかり勉強していれば分かる問題が1割
                ・2択まで絞り込める問題が8割(つまり、確率では4割とれる計算)

                市販されている参考書などで勉強すれば1+1+4=6でギリギリ6割に届くように作られている感じです。おそらく合格までの平均勉強時間の1000時間かけてしっかりと勉強すれば安定して合格できると思います。

                2次試験の合格体験記は以下のリンクから飛べます。

                 

                中小企業診断士第2次試験 独学合格 〜筆記試験〜
                 

                 

                最後に。

                経歴を掲載した方が良いとのご意見をいただいたので、私の経歴に関しては「スカイプ家庭教師」をご確認ください。以下、要望があったため合格証も掲載いたします。スマホでの撮影のため画像が荒いので、後日改めてスキャナー画像に変更します。

                 

                 




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                | katekyonet | 資格勉強 | 01:23 | comments(29) | - | - | - |
                ITストラテジスト 独学1発合格 〜勉強時間:12時間 実務経験無し〜
                0
                  JUGEMテーマ:検定試験にむけて


                  先日、高度情報区分のITストラテジストに合格しましたので、いつも通り合格体験記を書いていきます。
                  ちなみに筆者はITストラテジストの実務経験はなく、また他の高度区分を取得していません。ITストラテジストが初の高度情報取得となります。
                  今回の秋試験は、元々情報セキュリティスペシャリストかネットワークスペシャリストを受けるつもりでしたが、忙しい時期にあり勉強時間が確保できない恐れがあったので、知識問題の少ないITストラテジスト試験を受けることにしました。予想通り、試験前はほとんど勉強できず、勉強時間は累計で12時間しか確保できませんでした。が、結果は合格。記念受験のつもりで受けたので合格したときは目を疑いました。
                  なお、関連資格の中小企業診断士試験に関して興味のある方は以下のリンクをご覧ください。試験範囲が類似しているため、同時に受験するとシナジー効果が得られます。

                  中小企業診断士1次試験 独学1発合格 〜勉強時間: 250時間〜


                  ■概要
                  本試験は、IPAの公式ページによると以下のように定義されています。

                  高度IT人材として確立した専門分野をもち、企業の経営戦略に基づいて、ビジネスモデルや企業活動における特定のプロセスについて、情報技術を活用して改革・高度化・最適化するための基本戦略を策定・提案・推進する者。また、組込みシステムの企画及び開発を統括し、新たな価値を実現するための基本戦略を策定・提案・推進する者


                  まぁ小難しく書かれていますが簡単にいうと、企業の経営層に対してITを活用した利益増加や業務改善を提案したりするのが役割ってことですね。CTOとかCIOとかをイメージすると良いかと。試験を受ける際にも、常に経営層に提案するつもりで答案を作ることを心がけることが重要になります。

                  また、ITストラテジスト試験の難易度についてですが「ITストラテジスト 難易度」とかで出てきたサイトをみると必ずといっていいほど最高ランクに位置しています。弁護士や公認会計士とならんで表示されることも少なくありません。確かに非常に難しい試験ではありますが、弁護士や公認会計士と比べて私生活を犠牲にするような膨大な勉強量の必要な試験ではないため、誰でも合格できる試験ですので、ぜひとも驚異的な難易度に尻込みせずに挑戦してもらいたいと思います。現に筆者は実務経験がなく、さほど勉強せずとも合格できましたので。

                  次に試験方式ですが、4段階選抜方式となっています。
                  他の高度区分を受験している方々には説明の必要ないと思いますが一応説明すると「午前1」「午前2」「午後1」「午後2」の4科目を受けることになります。午前1と午前2はマークシート方式、午後1は記述方式、そしてITストラテジスト試験では午後2は論文試験となります。以下順に詳細を説明します。

                  【午前1】マークシート形式
                  午前1は主にITに関する基礎知識が出題されます。過去2年以内に応用情報技術者に合格、もしくは過去2年以内に他の高度情報区分の午前1試験を合格していると免除になります。ITストラテジストにおいては例年受験生の6割ほどが免除するようです。ただし、ITストラテジストは広い知識を必要とされる業務のため、ITストラテジスト試験に合格できるレベルにある人はたとえ試験免除がなくても無勉強でここはパスできると思います。そうはいってもここで落ちると不合格になってしまうので少しでも対策をしておくのが賢明でしょう。

                  【午前2】マークシート形式
                  午前1と比べて範囲が狭まり、狭く深く問われる科目です。特にITストラテジストでは、マネジメント系とストラテジ系の問題が多く出題される一方、ネットワークやデータベースなどはほとんど出題されません。他の高度区分と比べて計算問題は比較的少なく、用語の確認が多いイメージです。問題数が少なく小さいミスが大きく影響します。また、気をつける点としては技術系の内容があまり出題されないため、IT系業界の方には無勉強は多少つらいかもしれません。例年2割ほどの受験生がここで足切りを食らっています。

                  【午後1】記述形式
                  ここからがITストラテジスト試験の本番、そして知識問題がほとんどなくなります。問題文を適切に読解し、問われている内容を本文から忠実に解答していくことになります。知識を吐き出すというよりも、文章を理解する国語力が必要になってくるため、一朝一夕で対応することは難しく、逆に国語が得意な人であればほとんど勉強しなくてもパスできるため、勉強時間を減らして合格できるところでもあります。例年4割ほどの受験生がここで足切りをくらうようです。

                  【午後2】論文形式
                  ITストラテジストの最難関。いくら勉強しても受からない人がいるのは午後2が原因であると考えてまず間違いないでしょう。午後1をクリアしてきた受験生の中での勝負になるため、ハイレベルな争いとなります。当日の試験では原稿用紙を渡されて、自分で内容を構成して1からすべて記入することになります。試験時間は120分と長く、構成を練った後は試験時間終了まで、ひたすら書き続けることになります。試験自体の時間は長いのですが解答に要する時間が非常に少なく、論文ネタの事前準備が必要な科目です。


                  ■試験結果
                  ・期間:7日(勉強時間 12 時間)
                  ・費用:18,708円(受験料5,100円、参考書代等13,608円)
                  ・得点
                  午前1:免除
                  午前2:84点(100点満点中60点以上で合格)
                  午後1:74点(100点満点中60点以上で合格)
                  午後2:A(A評価で合格)

                  合格基準は午前、午後ともに60点以上となっていますが、午後1と午後2については合格率調整が入っているものと思われます。毎年合格率が15%ほどになっているのをみると、大体その前後になるように調節されていると考えるのが妥当です。つまり、全受験生の上位15%に入ることが目標になります。


                  ■計画
                  まずはインターネットでの情報集めです。
                  受験の申し込みをしてから、やはり勉強時間がほとんど確保できない状況になりましたので、テキストや問題集をひとつひとつ完璧にするのではなく、複数の書籍を流し読みをして試験に備えるようにしました。この方法は一般的な試験ではNGなのですが、このITストラテジスト試験では有効です。なぜならば、暗記する内容が極端に少ないため1冊をとことんやり込む必要がなく、色々な合格者の論文を数多く読むことで合格レベルの答案の書き方を学ぶことで、試験の感覚をつかむことができるからです。

                  購入する書籍は過去問を2冊、その他には午前用の知識まとめに1つ、そして午後2の論文用に1つ購入することにしました。
                  過去問については、iTec社の「徹底解説ITストラテジスト本試験問題」と「ITストラテジスト 専門知識+午後問題の重点対策」を購入することにしました。これはどちらかに絞っても良いと思いますが、高々数千円ケチることで1年無駄にしたくなかったため、念のため両方買うことにしました。

                  そして午前2用に「ITストラテジの基礎」を1冊購入。午前1から受験する人は、念のため午前対策用書籍を1冊終わらせておくと良いと思います。そして一番力を入れるべき論文用に「ITストラテジスト 合格論文事例集」を採用しました。この本にした理由は、豊富な論文事例とともに、口コミ評価が高かったからです。

                  試験準備は試験日直前の1週間前から。他にやることがあったため非常に大変でしたが、時間を見つけて何とか12時間確保することができました。


                  ■実行
                  まずは午前の基礎知識から。書籍を開いて中を読むと、初見で解ける問題だらけ。筆者は中小企業診断士の対策講師をしていることもあり、経営系の用語には日頃から触れる機会が多いため、1時間ほどかけて半分ほど読み進めたところで十分だと判断し、午後1に進むことにしました。経営系の試験を受験したことのない人はこの1冊をしっかりと終わらせたほうが良いと思いますが、特に中小企業診断士や公認会計士の受験経験者は午前はサラッと確認するだけで良いかと思います。

                  次に午後1に進みました。
                  初めに過去問を開いて思ったのは……中小企業診断士二次試験と同じ。試しに問題を解いたところ、これも午前同様ほとんど解けました。一応過去問に載っている3年分だけは終わらせましたが、特に実際に時間を計測して解くということはせずに電車の中などの隙間時間を使いました。過去問は2冊購入していたので、1つの問題に対して2冊分それぞれの解説を読みながら進めました。
                  午後1は、4つの選択問題から2つを解く形式なのですが、第4問目は組み込み系の問題となっています。そのためか、組み込み系をやったことがない受験生はそれを敬遠するようですが、午後1に関して言えばそれは得策ではありません。午後1は国語の試験です。必ず文中に解答の根拠があるので、組み込み系だろうがシステム開発系だろうが解き方は変らないため、本番は4つの問題をすべて吟味してから選択することをおススメします。
                  なお、試験時間は90分ですので、1問あたり45分で解くことを目安にすると良いでしょう。本番では、たとえ1問目を解答中でも45分経過したら次の問題に移るようにすべきです。
                  なお、国語試験に自信がないという人に筆者がおススメする午後1対策は中小企業診断士二次試験対策本として有名な「事例攻略のセオリー」です。全ての回答の根拠は本文に存在し、もしも本文中になかった場合は午前の知識で解く、という記述試験の基本中の基本が学べます。ITストラテジスト受験者にとって特に関係するのは中小企業診断士の事例3でしょう。生産管理はITストラテジストでも頻出です。逆に事例4には一切手を付ける必要はありません。この本を仕上げれば合格点に達することができるでしょう。

                  そして最後の午後2。
                  「ITストラテジスト 合格論文事例集」の第1部の合格論文の書き方を読み進めました。作文と論文の違い、章立てにすること、論文を書く前に全体構成を考えること、文字数指定に気をつけること等、基本的な作法が書かれていました。中でも一番役立ったのはワークシートです。書籍の後ろに論文作成に役立つワークシートが用意されており、それを埋めていくことで論文構成を作ることができます。試験前にこのワークシートを使って論文ネタを作っておきます。

                  次に論文のネタについてです。筆者は、ITストラテジストの実務経験がありませんので、自分が下流エンジニアとして携わった案件を思い返し、上流のITコンサルタントや顧客の考えたアイデアをさも自分が考え出したかのようにストーリーを作り上げ、さらにその中で自分なりに工夫したかった点などを盛り込んで、頭の中にオリジナルの案件を2件ほど用意しておきました。それを出題に合わせて調整しながら答案を作ることで、勉強時間を大幅に減らすことができます。
                  ITストラテジスト試験の他受験生はベテランがほとんどで、彼らは多くの案件を経験しているため引き出しが多く、そういう人たちは試験の場で出題内容に合わせることができるかもしれません。しかし、実務経験が不足している筆者がそれをできるはずがありません。事前に用意する2つに関してはベテラン勢並み、もしくはそれ以上のレベルで用意しておき、それを適宜問題に合わせて変更するほうが得策でしょう。

                  また、午後2は3つの選択問題のうちから1つを選ぶ方式なのですが、必ず組み込み系の問題が1題含まれています。午後1と違って全く携わったことのない案件で論文を組み立てることは難しいので、普通のSEであれば組み込み系は対象外になると思われるため、本番試験では2つのうちから1つを選択する形になると思います。

                  試験日までの日数が少なく、一度も論文を書く機会はありませんでしたので、とにかく本書の論文事例を読みました。ただ読むだけでは意味がありません。内容はどうでも良いので、重視すべきは論理展開。案件の中で何かアイデアを出すときは必ず複数列挙し、その中から理由とともに1つに絞るようにしました。そして、案件が順調に進むことはまずあり得ずトラブルはつきものですので、案件の最初と途中にそれぞれ問題(問題解決の際の問題の意)があったというシナリオを入れて、それを○○という工夫で解決した、というような展開にしていきました。
                  特に、ITストラテジスト試験においては、問題に直面した際に、ツールを用いて華麗に解決する、という方法は歓迎されないらしく、体を使って動き回ることを盛り込むと評価点が上がる、という意見が多かったので、顧客のキーマンに何度も足を運んで直接提案をしたり、それでも無理なら顧客の担当者にお願いして打ち合わせの場を設けてもらったり、社長に取り次いでもらってトップダウンの意思決定をしてもらったり、といったストーリーを作り上げました。

                  最後の改善点については、自分の提案について抜けがあったというストーリーにするのではなく、こういう工夫をすればより顧客の満足を得られた、次のリリースではこういう点を組み込んで利益増加を通じて顧客満足を図る、というようにしました。そうすることで、自分の提案にアナが少なく、かつ顧客志向であることをアピールできます。

                  なお、時間配分は、はじめの40分は論文構成を考え、残りの80分で一気に仕上げると良いと思います。書くスピードにもよると思いますが、これなら大体文字数の最低ラインはクリアできると思われます。

                  本番では、本書に記載されているレベルの論文を書くことは不可能なので、多少繰り返しを使って字数を稼ぐことを考えたり、多少の矛盾があっても気にせず答案を書こうと思ったり、していました。

                  ■本試験
                  試験会場は東京都三鷹市の明星学園高校でした。午前1が免除だったので、午前は時間に余裕がありました。なので、自転車で1時間かけて試験会場付近の無料駐輪場に停めてそこから歩いて会場に向かいました。今回は情報セキュリティスペシャリストと同じ試験会場らしく、比較的年齢層の低い受験生も多く見られましたが、自分の部屋に入ると周りはほとんどベテラン技術者といった風格の方だらけでした。

                  まずは午前2から。試験時間が短いのですが、その分問題数も少ないので時間を半分以上残して順調に終わりました。途中退室ができないため、何度も見直しして点数予想まで計算しました。厳しめの採点で6割は超えていたので安心して昼食を迎えられることができました。

                  午後1は、初めの選択は第2問の物流を選び、問題選択に成功したためほぼ満点を取ることができたと思います。そして残りの3問を見渡して第4問を選びました。初めの方の問題は解答の根拠が見つけやすかったのですが、後半にいくにつれて難しくなっていき、全問解き終えた時には解答を重ねたものが結構ありました。
                  時間ギリギリまで根拠を探し続けましたが、結局書き直すことなく試験時間が終了。ここで足切りをくらったかもしれないという不安とともに答案を提出しました。

                  午後2では、予想とは大きく異なった問題が出題されました。
                  事前に用意したストーリーを適用しづらかったのですが、半ば強引に当てはめて論文構成を作成していきました。そのため、多少問題に対してズレた解答をしていた不安はありましたが、時間は120分と少ないため後戻りはできず、ひたすら書き続けました。
                  試験時間が残り30分となったところで、それまで1回も論文を書いていなかったことが仇をなしてか、文字数が足りないという状況に陥りました。そこで、減点を覚悟で特に強調したい部分を言葉を代えて繰り返すことで文字数稼ぎに走りました。試験時間が終わるまで一切止まらずに書き続けて、文字数を少しオーバーしたところで終わりを告げるチャイムが鳴りました。長かった試験が終わってホッとしたと同時に、かなり適当に答案を埋めていたので不合格も確信していたため、来年試験にはどうやって挑もうか思考を巡らしました。

                  2ヵ月後の合格発表日も結果を確認せずに、それから10日以上経ったところでたまたま受験票をみつけたので確認してみたら、なんと驚きの合格。思いもよらなかった結果にしばらく呆然としながらも嬉しく思いました。

                  ■総評
                  今回、12時間という非常に少ない勉強時間で合格することができましたが、誰でもこの時間で合格できるとは思いません。やはり、中小企業診断士試験の経験があり、午後1までの勉強時間を極端に減らせたからここまで勉強時間を減らすことができたと思います。
                  また、論文試験は運も必要になってくるため、人によっては何回受験しても受からないという事態に陥る恐れもあります。採点基準が不明なため、雲を掴むような勉強になりがちですが、論文試験に関しては5割弱が合格できるため、まずはほぼ確実に午後1を突破できる力を身につけ、あとは毎年諦めずに受験し続けるという強い意志を持つことが肝心です。

                  あと、試験は何が起こるかわかりません。筆者自身、当日自信のない試験は受けずにスルーしたりすることがあったのですが、今回の試験を期にその考えを改めて1%の合格可能性がある限り、取りあえず受けていこうというスタンスにすることにしました。

                  受けなければ受かることはないのです。

                   

                   

                  ◎ITストラテジスト試験午後橘簑蠅硫鬚方のnote

                  ITストラテジスト試験午後橘簑蠅硫鬚方を説明したnoteを投稿しました。事例攻略のセオリーが絶版になったため、代替書籍を求める声が多かったのがnote執筆理由です。下記リンクより飛んでいただければ幸いでございます。

                   

                   

                   

                  なお、午後兇亡悗靴討郎のところ執筆未定です。要望があれば執筆することにいたします。

                   

                   

                  最後に。

                  実務経験がないというところで誤解がないようにするため、筆者の経歴は「スカイプ家庭教師」でご確認を。IT業界では下流エンジニアとしてテスター及びプログラマーを担当しておりました。

                   






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                  | katekyonet | 資格勉強 | 20:46 | comments(56) | - | - | - |
                  応用情報技術者試験(AP) 独学1発合格 〜勉強時間: 50時間〜
                  0
                    JUGEMテーマ:検定試験にむけて

                     

                    今回はIPA主催の応用情報技術者試験を受けました。2ヶ月前に受けて今月やっと合格発表が行なわれました。 結果は合格。無事に応用情報技術者に認定されました。
                    働きながらの勉強期間20日での合格はかなりハードでした。 とにかく無駄な時間を省き、休日も効率的に使うことが大事です。 たまに学生が1週間で合格したという話しをききますが、 確かに昼間も勉強できる学生であれば1週間で合格できそうです。

                    ちなみに筆者は基本情報技術者試験を受験していません。 次の2つの理由から基本情報技術者を飛ばして応用情報技術者を受けました。
                    まず、ITパスポートが実質勉強期間3日で受かったので、 応用情報技術者に受かる自信があったから。 そして、IPAの試験は1年に2回しか実施されないため 基本情報技術者試験を受ける時間が勿体無いと考えたからです。
                    試験後の各資格学校の発表している解答速報で自己採点したところ合格点ギリギリでしたので心臓に悪い2ヶ月間でした。 ちなみに日商簿記2級試験の発表日もIPAの合格発表日と同じく12月21日で、 この結果報告については後日まとめようと思います。


                     

                    ■概要
                    応用情報技術者試験はスキルレベル3に分類され、合格者は国からITエンジニアとして応用的な知識・技能を有することを認められたことになります。一般的には実務経験が数年程度あるITエンジニアを対象としているため、スキルレベル2の基本情報技術者と比べて新卒での取得者数は限られてきます。逆に言えば、新卒でこの資格を取得していることで他との差別化を図れることになりますので、現役ITエンジニアには当然として、将来ITを使った職業に就こうと考えている学生等にもおススメの資格です。
                     


                    ■試験結果

                    • 期間:20日(勉強時間 50 時間)
                    • 費用:13,645円(試験代5,100円、参考書代等8,545円)
                    • 結果:午前 81.25点 午後66点

                     

                    ■計画
                    本試験が10月21日でしたので、勉強開始予定の10月1日までに情報収集を行ない、 10月1日から勉強を始めました。 情報収集の段階で本試験を分析したところ、以下のような傾向があることが分かりました。

                    • 午前は過去問と同じ問題が出題されることが多い
                    • 午後は過去問と同じ問題は出ない
                    • 午後問題は午前の知識を応用して解けるように作られている


                    つまり、午後問題は午前問題の知識を利用して解くように作られているため午前問題の勉強で丸暗記をせず、問題の本質を理解するよう勉強すれば、 午後の勉強はほとんどしなくても合格できるということです。
                    とは言っても午後問題に慣れておく必要はあると考え 午前のためだけに14日間勉強し、 残りの7日間を午後の勉強時間にあてるようにしました。
                    午後問題は12題から6題を選択するようなので、以下の6題に決めました。

                    • プログラミング
                    • システムアーキテクチャ
                    • ネットワーク
                    • データベース
                    • 情報セキュリティ
                    • 組み込みシステム開発

                     

                    ここで注意がひとつ。短期間で合格することを目的にするのであれば、12題すべて勉強するのは得策ではありません。前述したように午後問題は午前問題の応用で解くことができますので、午後の学習は午前の知識を応用する手法を学んでいくことになります。つまり、本番で学習した6題以外の問題を本番に選択したとしても、午後の解き方が分かっていれば得点することが可能なのです。本記事の後の方で書きますが、実際に筆者は本番ではプロジェクトマネジメントを選択し、見事に9割近く取得することができました。

                    閑話休題、本番に選択予定の問題が分からなかった場合の保険として「経営戦略」「システム開発」を考えました。 使用する参考書、問題集はiPhoneアプリの「応用情報一問一答」「応用情報技術者予想問題集」「応用情報技術者 午後問題の重点対策」「ニュースペックテキスト 応用情報技術者」です。

                    ※筆者合格時は「合格への総まとめ」を使っていたのですが古くなったので、同様のまとめ書籍である「ニュースペックテキスト(Kindle版も有)」をおススメします


                    現在、応用情報一問一答のKindle版が発売されていますが、どうしても書籍で学習したい方は「応用情報技術者 最頻出問題集」等で代用できるので、以下「応用情報一問一答」を「応用情報技術者 最頻出問題集」等に読みかえてください。

                    具体的な計画は以下の通りです。

                    ・1日目〜3日目
                    「応用情報一問一答」の1周目を終える

                    ・4日目〜5日目
                    「応用情報一問一答」の2周目以降を実施し、 さらに1周目で分からなかった問題を3回解けるまで繰り返す

                    ・6日目〜7日目
                    休息

                    ・8日目〜10日目
                    「応用情報技術者予想問題集」の午前範囲の1周目を終える

                    ・11日目〜12日目
                    「応用情報技術者予想問題集」の2周目以降を実施し、 さらに1周目で分からなかった問題を3回解けるまで繰り返す

                    ・13日目〜14日目
                    「応用情報技術者予想問題集」の選択予定の6題の午後範囲の1周目を終える

                    ・15日目〜17日目
                    午前知識の確認として「ニュースペックテキスト」の1周目を終える。

                    午後対策として「応用情報技術者午後問題集」の選択予定の6題の1周目を終える

                    ・18日目〜19日目
                    午前知識の確認として「ニュースペックテキスト」の分からなかった問題を3回解けるまで繰り返す。

                    午後対策として「応用情報技術者予想問題集」「応用情報技術者午後問題集」の選択予定の6題の分からなかった問題を3回解けるまで繰り返す

                    ・20日目
                    前年度試験の過去問を解く。
                    時間があれば 「応用情報技術者予想問題集」「応用情報技術者午後問題集」の「経営戦略」「システム開発」の範囲の、問題は解かずに問題と答えだけを流し読みをする

                     

                     

                    ■実行
                    計画通りはじめの3日間で「応用情報一問一答」の1周目を終わらせましたが、 2周目が予想以上に時間がかかり、5日目にしてようやく終了。 土日は休みたかったのですが、 計画通りに進めるために土曜日を使って全ての問題を3回解けるまで繰り返しました。
                    7日目〜12日目までは、 計画通りに「応用情報予想問題集」の午前範囲を仕上げることができました。そして、13日目の土曜日に「応用情報技術者予想問題集」の午後範囲を行なったのですが……
                    ネットワークと情報セキュリティの分野以外全く分かりませんでした。
                    今まで取得したベンダ試験の中ではCCNAくらいしか役に立ちませんでした。というのも、Oracle MasterやLPIC等の試験では細かいコマンドや、そのソフトウェアやOSに特化した仕組み等を覚えてきたのですが、応用情報技術者試験では幅広く汎用的、一般的な知識を問う問題が出題されます。つまり、狭く深く問われるベンダ試験と比べて、広く浅く問われるのが応用情報技術者試験です。


                    プログラミングに関しては実務でほとんど書いたことがなかったため、答えを見ても理解できない状態でした。そのため、時間をかけて勉強しても非効率だと割り切り、意味が分からないながらも答えと解説だけを見て1日で切り上げました。 14日目から選択予定の午後問題の6題を順番に進めていき、 17日目に予想問題集の午後問題と午後問題集の1周目が終了しました。

                     

                    プログラミング、データベースに関しては全然分からないまま試験日3日前になってしまい焦りました。 18日目にシステムアーキテクチャの2周目から開始し、 ネットワーク、情報セキュリティ、組み込みシステムまでを何度も繰返して解説を読みました。 19日目にデータベースとプログラミングの2周目を開始し、解説を見て理解できる問題だけに集中してそれ以外は切り捨てました。

                    また、プログラミング問題は配点が高いのですが、それまでの演習量の少なさが不安でしたので「情報処理教科書 基本情報技術者 合格問題集」を急遽購入し、プログラミングの章だけ選択肢を隠して記述形式で解答しました。当然解けない年もありましたが、何とか解ける年が増えてきました。応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験を記述式にしたものですので、このような学習方法によって演習量を増やすことが可能です。

                     

                    20日目には、時間配分を確認するために前回試験の過去問を解き、「経営戦略」「システム開発」の範囲に関しては解説だけ読んで 本試験に挑みました。

                     

                    本試験会場は、新宿の専門学校でした。試験時間に余裕をもって到着。下層階は基本情報技術者試験で、上層階が応用情報技術者試験と分かれていました。エレベーターで基本情報技術者試験の階にとまると受験者たちの声が聞こえてきました。おそらく、集団で受験しているのでしょう。しかし、応用情報技術者試験の階は、シーンと静まり返っており、緊張感が漂っていました。

                     

                    試験が開始すると午前試験は順当で、過去問と同じ問題がいくつか出題されました。合格ラインを超えていた自信がありましたので、午後問題には不安なしで挑むことができました。昼食を食べ終わってから会場の周りをぶらぶらして気分をリラックスさせました。

                     

                    次に本番の午後試験。予想外にも午後問題はデータベースと組み込みシステム開発に関しては問1から解けなかったので、急遽全問を見渡し「情報システム」「プロジェクトマネジメント」に切り替えました。 それまで一度も学習していなかった「情報システム」「プロジェクトマネジメント」でしたが、午前知識の応用と午後記述式の対策をしていたことで解くことができました。特にプロジェクトマネジメントは9割近く得点することができました。また、直前の演習量が功を成してか、最も心配だったプログラミングが解けたのは幸いでした。

                    合格発表日には成績開示時間が待ち遠しく、時間になった後で半ば諦めた気持ちで結果をみると合格していました。

                     


                    ■総評

                    私の場合20日間で合格できましたが、これは決して簡単な試験ではありません。基本情報技術者に合格した直後で知識が十分だと思っていても、午後は記述なので選択式に慣れた曖昧な知識で挑んでしまうと、手も足も出ない怖れもあります。 特にIT系の知識のない人は2ヶ月程勉強しないとキツイ試験だと思いますので、 自分のレベルと試験のレベルの差を確認し、適切な計画を立てることが重要です。

                     

                    最後に。

                    それまでの経験が勉強時間に影響するとのコメントをいただいたので、筆者の経歴は「スカイプ家庭教師」でご確認を。応用情報技術者試験は、新卒でIT業界に入社したその年の秋受験で合格しました。

                    大学時代にプログラミング実習の経験はありません。具体的にいうと、研究室でC++による高速演算処理をやろうと思いましたが数日で挫折し、それ以後3年間プログラミングアレルギーになっていました。今でこそプログラミングができるようになり、個人でAndroidアプリを作成していますが、未だにプログラミングが好きではありません。必要だからやっているだけです。

                    IT業界に入ってからは1週間に1つの資格を取得することを目標にしました。過去の記事をみていただければ分かりますが、5月入社(事情があり4月入社ではないんです……)してから応用情報技術者に挑戦するまでに取得した資格は下記の通りです。IT系以外は除外します。

                     

                    • ITパスポート
                    • CCENT
                    • CCNA
                    • Oracle Master Bronze
                    • Oracle Master Silver
                    • LPIC LEVEL1
                    • LPIC LEVEL2
                    • ITIL v3 Foundation
                    • MCTS:Windows Server 2008, Active Directory
                    • MCTS:Windows Server 2008, Network Infrastructure

                     

                    色々取得していますが、本記事にも書いてある通りCCNAくらいしか役に立たなかったというのが本音です。午前に関してはITパスポートが役に立ったといえば役に立ったのかもしれませんが、試験慣れしてる人にとっては午前試験は一般的な選択式試験ですので問題なく通過できるかと思います。

                     

                     




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