資格キラーのブログ

教育コンサルタントが効率的な勉強法で狙った資格を独学で取得し、受験体験記、学習に役立つ情報を順次発信します。
スカイプによる指導をご希望の方、その他問い合わせは、当サイトリンク先「スカイプ家庭教師」よりお問合せください。
中小企業診断士第2次試験 独学合格 〜口述試験〜
0

    JUGEMテーマ:検定試験にむけて

    JUGEMテーマ:ビジネス

     


    今回は、中小企業診断士二次試験の口述試験です。

    長かった試験もこれで最後です。ここを落とすと再び筆記試験からやり直しになってしまいます。とは言っても、ほとんど落ちることはありませんので、今までほど試験対策する必要はありません。


    ■概要
    一次試験および二次筆記試験に関しては過去記事をご参照ください。本記事では二次試験の中の、特に口述試験について概要を説明します。

     

    口述試験は中小企業診断士試験の最終試験になります。これに合格すると、その後に実務補習を受けることができます。
    口述試験の合格率は毎年99%以上です。ということは、落とすための試験ではなく受からせるための試験です。おそらく、対人関係が極度に苦手な人や大事な場面で欠席するような人だけをフィルタリングするつもりでしょうね。

    筆記試験の合格発表の1週間後に口述試験となります。筆記試験に確実に受かっている自信のある人は非常に少ないと思われるため、基本的にはこの1週間で準備することになります。

     

    口述試験は一般の企業面接などとは違って、二次試験で出された事例から口頭で問題を出される形式です。中小企業診断士試験の受験動機などはまず聞かれることはありません。口述試験会場への持ち込みは時計のみという点に注意です。筆記試験の問題はもちろん筆記用具やメモ用紙を持ち込むこともできません。つまり、筆記試験で出題された4つの事例すべての与件文を頭に入れておかねばなりません。

     

    また、概して面接官が中小企業の社長役をして、受験者がコンサルタントとして助言をするという流れになります。

    あと、気をつけるべき点は当日の急用などです。試験時間の変更は不可能なことに加え、勤務先の命令による住居の移転を伴う勤務地変更ではない限り受験場所の変更はできません。つまり、インフルエンザに罹ったり、当日急な出張が入ってしまった場合はアウトです。

     


    ■試験結果
    短期間で、なおかつ新たに対策本を購入することなく合格できました。

     

    ・期間:6日(勉強時間 6 時間)
    ・費用:0円(参考書代等0円)
    ・得点:面接のため不明

     


    ■計画
    口述試験の対策は筆記試験の合格発表後から開始することにしました。合格率がほぼ100%ですので1週間もあれば十分です。また、面接形式ですので、特に机に向かうことはなく通勤時間だけを使って対策することにしました。1日1時間学習するとして6時間は使える計算です。

     

    初日に4つの事例を再度全部読み直します。筆記試験で何度も読んだ事例のため、一度読めば容易に思い出すことができるはずです。そして、筆記試験の再現答案を用意し、予備校の模範解答を入手しておきます。この際、全ての予備校の解答を入手する必要はありません。1ヵ所だけで良いでしょう。資格学校の中には口述試験の予想質問集をネットで無料公開してるところもあります。筆者は、資格の大原のものを選択しました。郵送等の面倒な手間を必要とせず、簡単な個人情報の入力だけでダウンロードできるからです。

     

    2日目から事例1を開始し、再現答案、予備校の解答、予備校の口述試験予想問題を使いながら進めます。各事例を1日ずつあてていきます。

    口述試験前日に各事例のSWOT分析だけ作成しておきます。口述試験は模擬的なコンサルティングということなので、SWOT分析をしていれば最悪沈黙することだけは避けられるはずです。SWOT分析をしたら、それぞれの項目に ↓…… のように採番し、それぞれの会社に強み、弱み、機会、脅威がいくつずつあるか明確にしておきます。これによって、面接官に「A社の強みを教えてください」と質問された場合に「A社の強みについて説明します。A社の強みは3つあります。1つめは……」のようにコンサルらしく話せるからです。

     


    ■実行
    予備校の解答と自分の再現答案と比べると結構違う。筆記試験には公式解答が存在しないため、必ずしも予備校が正しいとも限らないため、自分の解答をベースに口述試験に備えます。とは言っても、予備校の解答中の良さそうなものはシッカリと頭に入れておきます。追加で質問が来た場合への対応用です。

     

    1日1時間1事例はそんなに大変でもなく、十分電車の中だけで終えることができました。

    試験直前日は各事例のSWOT分析をした結果を頭に入れておきます。特に事例4は他の事例と比べて試験中にSWOT分析をする機会が少ないため、この時点で良く覚えておく必要があります。

    続きを読む >>




    本ブログはランキングに参加しています。
    応援していただける方は下記リンクをクリックお願いします。
    にほんブログ村 資格ブログ 資格試験勉強法へ




    | katekyonet | 資格勉強 | 10:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    中小企業診断士第2次試験 独学合格 〜筆記試験〜
    0

      JUGEMテーマ:検定試験にむけて

      JUGEMテーマ:ビジネス

       


      今回は、中小企業診断士二次試験の合格体験記です。

      筆者は4年前に一次試験に独学で1発合格しており、その年の二次試験に不合格。翌年は試験を受けずにスルーし、中小企業診断士の講師をはじめた関係で翌々年の1次試験に再度受験して合格。その合格した年にも二次試験を受けられず、その次の年に3年ぶりに受験して無事合格しました。

      しばらく試験を受けなかった理由としては、業務が多忙だったことに加えて確実な合格方法が見つからなかったことがあげられます。中小企業診断士二次試験は解答が公表されず、対策が立てづらい試験です。合格体験記を書くにあたって「中小企業診断士は運です!」なんて言っても有用な記事になりません。
      そして今年やっと中小企業診断士二次試験に合格できるという自信があったため受験し、見事に合格できました。

       

      他サイト様では独学とは言っても通信講座や情報商材を利用している例が多々みられます。が、本サイトでは書店で購入できる書籍のみで合格した体験記を紹介します。結論から言って、独学は非常に難しかった…… しかし、大変な反面、情報収集能力や分析能力は格段に向上しますね。市場に出回っている書籍をすべて購入して比較検討したりと、無駄な出費も結構かさんでしまったため、このノウハウが皆さんの役に立てられればなと思います。

      さらに、初年度は不合格となっているため、なぜ不合格になったのか、その時にはどの教材をどのように使っていたのか、という誤った学習方法にも所々触れていきます。

       


      ■概要
      中小企業診断士全般につきましては過去の一次試験の記事をご参照ください。本記事では二次試験の中の、特に筆記試験について概要を説明します。

      筆記試験を合格すると次に試験としては最後の口述試験がありますが、その合格率が毎年99%以上であることを考えると筆記試験が中小企業診断士試験の最大の山場と考えられます。一次試験をくぐり抜けてきた受験生の中で争わねばなりません。合格率が毎年20〜25%あたりであることを考慮していると、合格点をとったから合格という絶対評価でなく、受験生の中の上位何割かを合格させる相対評価の試験だと考えるのが妥当でしょう。つまり、ハイレベルな受験生の中で上位にならなければ合格できないことになります。

      試験科目は事例1、事例2、事例3、事例4の全4科目。それぞれの受験時間が80分なので合計320分の試験となります。それぞれの科目の概要は以下の通りです。カッコ内は一次試験の関連科目になっています。

       

      事例1:組織人事(企業経営理論)
      事例2:マーケティング流通(企業経営理論、運営管理)
      事例3:生産管理(運営管理)
      事例4:財務会計(財務会計)

       

      年度によっては、経済学、経営法務、中小企業経営・政策、経営情報システム、の知識を使う場合もありますが、基本的には企業経営理論、運営管理、財務会計がメインです。つまり、これらの3科目についてはシッカリと理解しておく必要があります。

      そして、筆記試験最大の特徴は解答が公表されないことです。出題の要旨は試験委員会から発表されますが、具体的な模範解答は公表されません。ですので、各資格学校が提供する過去問題集の解答がすべて違うことが起こりえるため、非常に学習が難しい試験となっています。せめてもの救いは、暗記科目ではないため学習時間をそれほど多く確保しなくても済むといったところでしょうか。

       


      ■試験結果

      ・得点:254点(400点満点中240点以上で合格)

      事例1 :48点
      事例2 :68点
      事例3 :62点
      事例4 :76点
       

      今回は時間の算出が難しく、費用に関しましても市場に出回っている中小企業診断士二次試験対策本をほぼ全て購入したため計算が困難なため割愛させていただきます。私自身はすべての書籍を読破しましたが、購入した書籍の中で個人的に有用と思ったものに絞って本記事で紹介します。

       

      一応、合格した年に関しての学習状況を説明しますと、試験日の10日前から勉強を開始したので総勉強時間は10時間ほどです。が、筆者は中小企業診断士の講師をしていましたので一次試験の知識(特に財務会計)は一般の方よりかなり高いレベルで習得していました。さらに初年度の受験で事例攻略のセオリーは終わらせていたため、事例の解き方も習得した状態からのスタートでした。

      事例4は9割取れてる自信があったのですが、成績開示をしてみたらまさかの76点。これは得点調整されている可能性が高そうです。

       


      ■計画
      自身の経験およびインターネットで調査した結果、事例4に力を入れて他の事例は過去問を1年か2年分だけシッカリと解く計画を立てました。

      事例1〜事例3は学習時間と点数が比例しないため、深く踏みこんではいけません。なぜならば、これらの事例は国語力の問題であり、さらに出題者が意図した解答を制限時間内に読み取らなけらばならないという、ある意味博打的要素があるからです。一方、事例4は努力と得点が比例する科目であり、二次試験唯一の「答えがある」科目でもあります。傾向と対策を練れば確実に得点できるということです。しかも、一般的に中小企業診断士受験生は財務会計が苦手とのこと。二次試験は相対評価ですので事例4が得意だと他の受験生と大きく差をつけることができます。

       

      以上より、事例1〜事例3では多面的解答によって出題者の意図を大きく外さないように意識します。多面的解答とは、解答を1つの要点に絞って深く詳細に記述するのではなく、幅広くキーワードを入れ込むことで失点を回避する手法のことです。事例1〜事例3においては満点をとる必要はありません。3科目平均で50点以上取れれば合格は近づきます。なぜならば、仮に事例1〜事例3の平均点が50点だったとしても、事例4で90点取れれば合計点が240点を超えるため合格基準点をクリアできる可能性もあるからです。

      あとは、試験委員会の方が書籍を出していますので、通勤時間や風呂の時間などを使って読むようにしました。単純に読み物として面白いですし、中小企業ならではの強みの生かし方や成功例を学ぶことができます。ちなみに筆者は現在までに各書3回以上繰り返し読んでいます。書籍の詳細につきましては【具体的な書籍の進め方】に箇条書きにしております。

       

      学習の注意点としましては、複数の事例を解き過ぎないことです。インターネット上では解いた事例数を競い合っている例もありますが、個人的にはおススメしません。過去2年、3年分を何回も繰り返して「ふぞろいな再現答案」のキーワードと見比べて、解説をシッカリと読み込んだ方が良いと思います。「ふぞろいな再現答案」は解答基準が不明な中小企業診断士試験には強力な書籍です。「ふぞろいな再現答案」は、各年度の受験生の答案と評価(合格、A、B、C、D)を収集し、それぞれの評価と答案を見比べて加点されているであろうキーワードを推定し、編集グループの考察とともに問題の分析、対策をしていこうという趣旨のもと作成されたものです。

       

      不合格になった初年度は過去10年分の事例を万遍なく学習してしまいました。事例を複数解くことのデメリットは、_鬚い燭海箸破足してしまい復習時間が減ること、⊆,了例を早く解かなければならないという強迫観念のようなものに駆られて1つの事例に集中できなくなること、書籍購入代金がかさむこと、です。
      筆者が合格した年には、事例は過去2年分しか解いておりません。1つの年の事例に注力し、各々3回ずつ復習しました。同じ問題を何度も解いてると分かりますが、事例文は非常に奥が深い。何気ない1文が解答への伏線になっていたりと、事例文すべての文言に意味があることに気がつかされます。

      80分以内という制約の中では出題者の意図を完全にくみ取ることは難しいですが、大きく外すことはない解答を作れるようになります。

       

      さて、事例1は人事・組織、事例2はマーケティング、事例3は生産管理、という視点で解く必要がある点を除けば基本的な解答の仕方はすべて同じです。事例文から解答の根拠を見つけ出し、もしも見つけられなければ一次試験の知識を使って解答する、という事例攻略のセオリーを採用できます。

      一方で事例4は知識と計算勝負。優先順位のつけ方も必要です。事例4では新問題も出る傾向にあるため、中小企業診断士試験対策の参考書だけでは不十分だと考え、簿記1級のサクッとシリーズ、税理士・公認会計士試験対応の意思決定会計講義ノートを採用するのが良いです。
      実際に「意思決定会計講義ノート」は非常に有用でした。元々は、税理士や公認会計士の試験対策書なのですが、中小企業診断士試験にも非常に有用です。全体を通してかなりレベルが高いので簿記1級の書籍と並行して進める必要があります。特にCVPやNPVに関しては本書をマスターしておけば本試験でどんな問題が出題されても対応できるレベルになっているはずです。
      なお、平成23年度の本試験には、本書に掲載されている予防原価が初めて出題されています。近々デシジョンツリーも出題されるかもしれません。

      簿記1級の本は商業簿記第3巻のキャッシュフロー計算書の章、そして工業簿記第3巻の原価計算の章を完璧にしておくと良いかと思います。余裕があれば1級の商業簿記3冊と工業簿記3冊の合計6冊終わらせても良いかもしれません。平成25年度の中小企業診断士試験では200%定率法が出題されたのですが、商業簿記をやっていれば難なく対応できる問題でした。

      あと、問題と課題、対策の違いを理解することは非常に大切です。課題を聞かれているのに問題を答えたり、対策を聞かれてるのに抽象的な解答をしてしまうと大きく失点してしまいます。過去記事にこれらの違いをまとめておりますのでご参照ください。


      「問題」「課題」「対策」の違いとは 〜ロジカルシンキング〜

      具体的な書籍の進め方は下記の通りです。カッコ内は初年度受験生の完了目安です。一次試験から二次試験筆記試験までは約2ヵ月あるため、合計60日になるようにしました。多年度受験生は1年計画で一つ一つ丁寧に解くと良いでしょう。

       

      1.中小企業診断士2次試験事例攻略のセオリー(10日)
      2.中小企業診断士2次試験セオリーで解く模擬問題集(5日)
      3.意思決定会計講義ノート ※サクッと受かる日商簿記1級 と併用(40日)
      4.中小企業診断士2次試験 ふぞろいな再現答案(5日)

       

      また、空き時間には以下の書籍を読書代わりに読みます。中小企業診断士試験の試験委員会に属する先生方が執筆したものです。

       

       ・小が大を超えるマーケティングの法則
      ・引き算する勇気 ―会社を強くする逆転発想
      ・ビジネスモデル革命―グローバルな「ものがたり」への挑戦

       

      上記書籍を読み終えて余裕があるなら「スモールビジネスマーケティング」もおすすめです。ただし、小が大を超えるマーケティングの法則とかぶってる内容も多いので必須ではありません。

       


      ■実行
      まずは「中小企業診断士2次試験事例攻略のセオリー」を解きます。事例を解くノウハウが詰まっていますので、はじめはこの書籍からはじめると良いかと思います。他の書籍から解いてしまうと、何となく解説を読むだけであいまいな理解になってしまうのですが、事例攻略のセオリーでは論理的に解答の導き方が説明されており、なおかつ時間配分のモデルまでも提供してくれています。
      本書で演習が足りないと感じたら「中小企業診断士2次試験セオリーで解く模擬問題集」を補完教材として解くと良いでしょう。セオリー通りに演習を何回もこなすことでセオリーを身につけることができます。
      なお、「中小企業診断士2次試験事例攻略のセオリー」は年度によってはプレミアがついて高額になることがあるため、最新のものを早めに購買すると良いでしょう。もしも買うのが遅れてしまった場合、過去のもので安いものを探して中古で購入すると良いです。というのも、セオリーのノウハウはどの年度のものを買っても変わりなく、解く対象の問題が異なるだけだからです。

       

      次にはじめるのが「意思決定会計講義ノート」です。これが非常に大変です。ちなみに筆者はこの本を30周くらいこなしています。もう全ページ皺くちゃです(笑)。この本は一次試験を受験する前に着手すると良いかもしれませんが、そうすると一次試験の学習効率が落ちてしまうのが悩みどころです。
      直接原価計算のメリットやデメリット、CVPやNPVの多岐に渡るバリエーション等、非常に多くの内容を、しかも高いレベルで学ぶことができます。本書に載っていない要点で中小企業診断士試験で頻繁に出題されるのはキャッシュフロー計算書関連だけでしょう。そこに関しては、サクッとシリーズの商業簿記第3巻の対応する章を反復演習すれば問題ありません。キャッシュフロー計算書は原理さえ分かってしまえばなんてことはないのですが、丸暗記で対応しようとすると誤答が増えます。実際に平成28年度試験では前年度と今年度分の減価償却費が問題文で与えられており、今年分のキャッシュフロー計算書を作成する問題が出題されました。減価償却費の増加分を今年度分に計上していると解答した人がちらほらいたようですが、原理を理解していれば今年分の減価償却費だけ考慮すれば良いなんてのは容易に分かることです。

       

      閑話休題、意思決定会計講義ノートを進めるにあたってつまずいたら、サクッとシリーズ(工業簿記 第3巻)に戻ると理解できるようになります。時間があれば工業簿記第3巻を仕上げてから意思決定会計講義ノートに進むのが良いので、試験日までの残り日数と勘案して進めることが肝要です。

       

      最後に着手するのが「中小企業診断士2次試験 ふぞろいな再現答案」です。
      これまでに、事例攻略のセオリーで各事例の解き方を習得済みで、意思決定会計講義ノートおよびサクッとシリーズで事例4にも対応できる知識・計算力が身についているはずですので、今度は実際の試験問題と解答用紙をダウンロードして、時間を計測して解くようにします。
      この段階で学んで欲しいことは、事例攻略のセオリーが絶対ではないということです。ふぞろいな再現答案をやると分かりますが、事例文の内容が複数の問題に渡ってキーワードとなっていることがあることに気がつきます。ここで意識すべきなのが多面的解答です。基本的に事例攻略のセオリー通りに解けば良いのですが、迷った場合や少しでも自信がない場合は、与件文中の複数のキーワードを盛り込んで部分点を稼ぐのが得策です。

       

      事例文を抜き出す際の留意点としては、ただ単に事例文の言葉を使うだけでは不十分だということです。
      例えば、「売上が向上していないA社の組織上の問題点をあげよ」という設問で、事例文に「A社は事業部間で人員の異動が行なわれていない」と書かれていた場合、そのまま抜き出して解答しただけではダメです。異動が行なわれていない結果、何がおこり、どういう問題が生じるのか、まで書けるかどうかが合否を決めます。解答例としては「A社は事業部間で人員の異動が行なわれず、繁忙期に部署間異動を通じて適切な人員配置ができないため、人手不足の事業部では顧客への十分なサービスが提供できず、売上に伸び悩んでいる。」のように、具体的にどういった状況で、どういった問題が生じているか、まで論理展開しなければなりません。
      もちろん、文字数との兼ね合いになりますので、そこら辺は本試験で臨機応変に対応する必要があります。

       

      さらに、各事例には「助言系」と呼ばれる問題が存在していることに気がつきます。この「助言系」の問題は、文中からただ単に抜き出すのではなく、事例文の内容をヒントにして一次試験の知識を活用して解く問題です。これにはフレームワークが存在し、事例1であれば「○○によって従業員のモラール向上を図る」「○○の人員を増強し、△△できる組織体制を構築する」、事例2であれば「○○に対し、高付加価値である△△に商品を、□□を通じて販売する。それにより、客単価が上がる」のような「誰に、何を、どのように。効果」を基本とし、事例3であれば「○○の一括購入、一括配送の体制を構築してコスト削減を図る」「作業の標準化を実施し、○○面での品質改善を図る」等、です。

      補足ですが、文字数調節として「愛顧:顧客ロイヤルティ」「士気:モラール」のような組み合わせをいくつか覚えておくと、どの問題に対しても文字数ギリギリまで解答欄を埋めることができるようになります。

       

      続きを読む >>



      本ブログはランキングに参加しています。
      応援していただける方は下記リンクをクリックお願いします。
      にほんブログ村 資格ブログ 資格試験勉強法へ



      | katekyonet | 資格勉強 | 22:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      アロマテラピー検定1級 独学1発合格 〜勉強時間:15時間〜
      0
        JUGEMテーマ:検定試験にむけて


        今回受験した資格はアロマテラピー検定1級です。
        視覚系の色彩検定を取得していたので、今度は嗅覚系の資格も取ってやろう、というのが受験動機です。初めは実用的でない資格試験だと思っていましたが、学習するうちにその有用性に気がついてきて、だんだんと勉強が面白くなってきました。


        ■概要
        アロマテラピー検定とは、香りに関する資格試験です。ストレス社会といわれる現代で、心身ともにリラックスできるひとつの手段としてアロマテラピーを利用する人が増えているようです。ただし、興味を持ったからといって適当に好きな香りの精油を購入して利用するわけにもいきません。なぜならば、皮膚に強い刺激を与えるものや、光に当たると炎症を引き起こすような使用に注意が必要な精油もあるからです。正しい知識をもってアロマテラピーを楽しむための前提知識をつけるための試験です。

        なお、試験には1級と2級がありますが、いきなり1級を受験することも可能です。筆者は1級から受験をしました。
        公式ホームページでは級の違いを以下のように説明しています。


        1級は「アロマテラピーを家族や周囲の人々とともに楽しみ、健康維持のために用いる知識を問います」
        2級は「アロマテラピーを自分で楽しみ、健康維持のために用いる知識を問います」

        http://www.aromakankyo.or.jp/licences/aroma/ より


        簡単にまとめると、2級は個人で楽しむため、1級は個人でなく周囲の人とともに楽しむため、という位置づけでしょう。


        ■試験結果
        短期間で合格することができました。得点に関しては、問題冊子の持ち帰り不可の試験のため、自己採点の結果を記載しています。

        ・期間:10日(勉強時間 15 時間)
        ・費用:13,716円(受験料6,480円、参考書代等7,236円)
        ・得点:58〜60問正解(60問中48問以上で合格)


        ■計画
        まずはインターネットで情報収集です。
        日本アロマ協会の公式ホームページを確認したところ、合格率はおよそ90%とのこと。この合格率であれば、2級から順番に受けるよりもいきなり1級から受けても大丈夫だと考えました。
        問題集はアロマテラピー資格試験研究所作成の「アロマテラピー検定1級・2級テキスト&問題集 〜20日間完全マスター〜」に決めました。理由は3つで、1級だけでなく2級にも対応しているため基礎的な事柄から学べるだろうから、そして20日間でマスターという文句に惹かれたから、最後にテキストと問題集がセットで実際に問題を解きながら学べるため学習効率が良いと考えたから、です。

        実際に本を購入すると分かりますが、タイトルに書いてある通り20日でマスターできるのは基礎知識のみで精油プロフィールはその期間に含まれていません。しかし、本が指定する1日の学習量は非常に少ないため、1日で2日分進めることは容易であり、それを考えると精油プロフィールを含めて20日間でマスターできるというのはあながち間違いではないかもしれません。

        さらに、アロマテラピー検定では精油が配られて、その香りを嗅ぎ分ける「香りテスト」なるものが出題されます。インターネット情報では香りテストの対策をしなくても合格できるとの話がいくつもありましたが、折角アロマテラピーを学んでいるのに香りの嗅ぎ分け訓練をしないのはもったいないな、との考えから精油を購入することにしました。寝る前の息抜きとかにも丁度いいですし。試験後の感想ですが、やはり検定試験に合格するために「香りテスト」対策は必須ではない、と思いました。
        購入した精油は「生活の木」が取り扱っている「アロマテラピー入門セット アロマテラピー検定1級対応 Aセット」および「アロマテラピー入門セット アロマテラピー検定2級対応」です。1級のBセットは香りテストの対象外ですので試験に合格することを第一に考えるのであれば購入する必要はありませんが、折角学んだ精油の香りを実際に嗅いでみたい人は購入すると良いでしょう。
        これらの精油は特に計画を立てることなく、テレビを見ながらや寝る前の息抜きとして香りを嗅ぐようにしました。


        ■実行
        まずは問題集です。
        20日で終わると書いてありますが、そんなに焦ってやらなくても4日程度で終わらせることができました。一番大変だったところは、アロマテラピーの歴史の章です。流し読みだと中々覚えづらい。誰が何を書いてどんなことを実現したか、というところをシッカリと整理して覚える必要があります。とは言っても、出題される範囲はそこまで広くなく、歴史の章は自分なりにノートに書いてまとめたり、語呂合わせを作成したり、暗記カードを作ったりすれば結構簡単に対応できるかと思います。

        次に大変だったところはアロマテラピーのメカニズムです。具体的には、においが嗅覚器を通じて脳に伝わるところの仕組みです。
        筆者は生物学をほとんど勉強したことがなかったため、用語を聞いたことはあっても意味は全く分からない状態でした。例えば、視床や視床下部という用語はテレビなどで聞いたことはあっても、実際に人体のどこにその器官が存在して、どのような役割があるかは完全に知識ゼロでした。
        文字だけを見ていても中々整理ができなかったのですが、嗅覚器と脳のメカニズムに関しては図でイメージごと理解すると意外とすんなり吸収することができました。今回使った問題集には各器官のイメージ図が載っていますが、他の書籍にも当然載ってるかと思います。ですので、これまでこの分野を学習してこなかった方々には、イメージで理解することをお勧めします。

        一通り基礎知識を学んでから精油プロフィールの学習に進みました。
        確実に抑えなければならないのは、どの植物が何科で、どの部位から精油が抽出できるか、です。これも闇雲に覚えても効率はあまり良くありません。
        まず、何科の植物かを覚えるコツですが、はじめに1つしかないものを暗記していくと良いです。例えば、イランイランはバンレイシ科、ゼラニウムはフウロソウ科、のように。そして1つだけのものを覚えたら次はユーカリやティートリーだけのフトモモ科、といったように少ないものから順番に覚えていくと整理しやすいと思います。
        そして一番厄介なのはシソ科。この科に属する植物は一番多いからです。シソ科に関しては、覚える必要はなく、シソ科以外の科をすべて覚えておいて、それ以外をシソ科と答えるのが試験攻略の上では得策です。

        抽出部位も同様です。ただし、科名の時とは異なり、花から抽出される精油と葉から抽出される精油の両方が多いため、試験に受かるだけなら、花および葉から抽出される精油以外を完璧に覚えておいて、覚えているもの以外が出たら雰囲気で答えるのもありだと思います。ここを落としたとしても合否には然程響かないでしょう。

        あとは各精油の特徴と注意事項ですが、特に大変なのは注意事項です。注意事項には、香りが強いとか光毒性とか皮膚刺激とかあるのですが、皮膚刺激のある精油は多く、覚えるのが非常に大変です。注意事項についても香りが強いものと光毒性のものをシッカリと覚えておき、皮膚刺激のものに関しては雰囲気で答えると良いでしょう。

        最後に香りテストです。香りテストは1級ですら2問しか出題されないような低い出題率です。
        香りテストで出題される精油は2級で10種類、1級で17種類です。ですが、グレープフルーツやレモン、ペパーミントなどは嗅ぎ分ける訓練をしなくても解けるでしょう。しかも実際にこれらが本試験で出題されることも多々あります。つまり、全く対策をしなくても得点することができることもあるのです。
        という感じで、ここを学習しても合否にはあまり響かないので、特に意識しながら学習することはなく、寝る前や息抜きに順番に嗅いでいき、好きな香りがあったら覚えていく、というようにしました。


        ■本試験
        まず受験の際の注意事項は、精油の持ち込み及び強い香りのする化粧品などの使用は厳禁です。その理由は、香りテストがあるためでしょう。

        本試験会場はTKP市ヶ谷カンファレンスセンター。以前に中小企業診断士試験で訪れたことがある場所です。
        試験会場の入口に着くと、他の試験ではあり得ないほどの数の女性が列をなして並んでいました。公式発表によると約9割が女性の受験生だということですが、実際にはそれ以上に多いような錯覚を受けました。
        エレベータに乗って5回に上がって部屋に入ってみると、やはり女性だらけ。しかし、入口ほど女性率は高くなく、ちらほら男性受験者も見られました。

        席を確認した後にお手洗いを済ませようと、その階のトイレを探したところ女性トイレだけでなく男性トイレにも女性の列が。なんと全7フロアのうち1、4、7階以外は男女用トイレともに一時的に女性用にしているようでした。圧倒的に女性受験生が多いため、トイレの混雑を避けるための対処だと思われます。これには感服し、他の試験も見習うべきだと思いました。IT系の試験やコンサル系の試験は9割以上が男性なので、男トイレに長蛇の列ができるのでいつも不満に思います。

        席について少し待っていると試験の説明がはじまりました。試験問題冊子の持ちかえりができないと聞いたときは、また自己採点ができない試験か、とも思いながら待っていると香りテストの説明がはじまりました。

        香りテストの詳細ですが、知識試験とは別に時間を取るようです。1級の場合は試験時間が70分ですが、そのうち初めの10分間が香りテストになります。

        問題冊子と解答用紙が配られると、氏名や受験番号を記入することになります。
        試験時間が開始すると先ずは精油ビン2つがパッキングされて配布されます。ビンにはそれぞれ,鉢△離薀戰襪貼られています。そして全員に精油が配られた後で、問題集の香りテストのページを開くように説明されました。それ以降のページは知識問題になるため、開かないように注意を促されます。

        試験開始の合図に合わせて精油,里佞燭魍けて直接匂いを嗅ぎました。スッキリした清涼感のある匂いでしたので即座に選択肢の中からそれっぽいユーカリを選択、すぐに△飽椶襪蛤E戮魯潺鵐箸里茲Δ聞瓩蠅したのでペパーミントを選択しました。
        1分以内に終わったので、暇つぶしにユーカリとミントの香りを楽しんでいると、試験終了の合図。精油をパッキングに入れて机に置くよう指示された後で回収されました。

        回収が終わると改めて試験開始の合図。今度は知識問題です。問題を順番に解いていくと、一瞬で答えが分かるものばかり。驚いたのは「次のうち『運動』によってもたらされる効果として適切ではないものはどれか?」という問の選択肢に「内臓脂肪の燃焼に効果がない」というようなものがあったことです。こんなのは勉強しなくても一般常識レベルで解ける問題ですよね…… そういう問題がいくつかあった後で精油プロフィールの問題が出てきました。恒例の植物の科名を答えさせる問題や抽出部位を答えさせる問題にはじまり、次に精油の特徴問題が続きます。突っ込んだ内容はほとんどなく、テキストから外れたような奇問はありませんでした。
        最後の方には法律や環境問題などの問題がありましたが、ここも一般常識レベルで解ける問題だらけでした。

        全60問解き終わった時点で試験時間は5分しか経過していませんでした。1問目に戻って再度問題冊子で選んだ解答を確認しながらマークシートに転記。間違えないように注意しながら全てマークが終わった時点で時計を確認すると試験開始から15分が経過していました。
        試験時間は60分ですので45分が余りました。何回か見直しましたが特に間違っているところもありませんでした。途中退室ができないので非常に暇。仕方がないので机に突っ伏して寝ましたが、目が覚めて時計をみるとまだ時間が30分残っていました。
        何もせずにボーっとしているとやっと試験終了。解答用紙と問題冊子が回収されると、下の階から順次退出するようお願いをされ、試験終了後10分程度経ってからやっと試験会場をあとにすることができました。


        ■総評
        アロマテラピー検定試験は、非常に合格率が高い試験です。とはいえ無勉強で受かる試験でもありませんので対策が必要です。テキストは2冊以上買う必要は一切なく1冊を徹底して覚えれば十分受かるでしょう。

        また、アロマテラピーの資格を取得するメリットですが、現職でアロマを用いたリラクゼーションやマッサージを行っている方々は当然ながら、デオドラント(体臭や汗の臭いを防いだり、取り除いたりすること)や虫除け、化粧品などを使う方にもおすすめです。男性でも体臭が気になっている方はいらっしゃるでしょうし、虫刺されが嫌いな人は虫除けスプレーを自作することができます。市販のものだとどうしても添加物などが気になってしまい、使用するのをためらってしまいますが、自作であれば天然の精油と精製水、無水エタノールなどで簡単に、しかも安く大量に作成することができるようになります。

        現在ではそのイメージから圧倒的に女性に支持されているアロマ資格ですが、今後は男性でもどんどん取得していってもらいたいと思います。アロマ男子というのも増えてきているようです。


        ◎アロマテラピー検定最短合格のためのアプリ

        アロマテラピー検定に効率よく合格するためのアプリを作成しました。基礎知識問題と精油プロフィール問題に分けています。解説を丁寧に書きましたので、これひとつで合格できるようにしました。1,000問以上問題を載せているサイトやアプリもありますが、そんなにこなす必要はありません。本アプリでは2級では約80問、1級では約200問にまで優良な問題だけに絞り、効率よく合格できるようにしました。
        以下のリンクからGoogle Play Storeにアクセスできます。

        最短合格!アロマテラピー検定1級 Lite

        最短合格!アロマテラピー検定2級 Lite


         




        本ブログはランキングに参加しています。
        応援していただける方は下記リンクをクリックお願いします。
        にほんブログ村 資格ブログ 資格試験勉強法へ



        | katekyonet | 資格勉強 | 11:35 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
        マイナンバー実務検定1級・2級 独学1発合格 〜勉強時間:15時間 実務経験無し〜
        0
          JUGEMテーマ:検定試験にむけて
          JUGEMテーマ:ビジネス
          JUGEMテーマ:マイナンバー

          今回は比較的新しい試験であるマイナンバー実務検定の合格体験記です。受験動機は、マイナンバー制度が開始するにあたり、少しでも知識があった方がいいなぁと。


          ■概要
          本試験は、マイナンバーの扱い方に関する試験です。3級は一般人レベル、2級は指導者や管理者レベル、1級は実務者レベル、となっています。ですが、指導者や管理者と実務者の違いはほとんどなく、試験範囲としては1級と2級はほとんど同じであると考えられます。

          なお、マイナンバー実務検定の上位資格としてマイナンバー管理士というものがあります。これは、以下のいずれかの条件を満たすことで取得できる資格となっております。

          1.マイナンバー実務検定1級合格者で、かつ、当協会が指定する個人情報保護法および安全管理措置に関する認定講習会を受講した方
          6時間の講習会に出席した後、レポート提出を行った者で、1日の講習内容を十分に理解したと認められた者。
          2.マイナンバー実務検定1級合格者で、かつ、個人情報保護士認定試験合格者の方
          協会が提示した、マイナンバーの利活用に関する理解、安全管理措置などのテーマに沿ったレポートを提出して、マイナンバー管理士として活動することが適切であると認められた者。

          http://www.my-number.or.jp/cmo.html より


          ■試験結果
          ・期間:10日(勉強時間 15 時間)
          ・費用:22,140円(受験料19,440円、参考書代等2,700円)
          ・得点
          1級:65問(80問中64問以上で合格)
          2級:51問(60問中48問以上で合格)

          合格基準は1級、2級ともに80%以上で合格です。合格基準が高いため、圧倒的な得点での合格は難しかったのですが、無事にどちらも合格することができました。


          ■計画
          まずはインターネットでの情報集めです。
          いくつかサイトを調べてみると、2級は公式テキストだけで対応できるが、1級はそれに加えて各種ガイドラインを熟読する必要があり、さらに個人情報保護委員会や国税庁、総務省等のFAQの内容が出題される、と書かれていました。
          公式テキストでは基礎知識が学べ、ガイドラインはさらに深く踏み込んだ内容、そしてFAQは実務レベルの内容となっているようです。そこで、まずは基礎知識を学ぶために公式テキストを読み込んだ後、ガイドラインおよびFAQに進むことにしました。

          公式テキストは約260ページということですので、1日40ページくらいずつ進めて7日くらいを目安に終わらせるように計画を立てました。テキストの2週目はその約半分の4日、3週目は2日で終わらせれば、合計13日で終わる計算です。

          次にガイドラインについては、以下の2つが1級の試験範囲であると公式ホームページに記載がありました。それぞれのガイドラインから5〜10問程度出題されるようです。
          ・特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン(行政機関等・地方公共団体等編)
          ・金融業務における特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン

          当初はそれぞれのガイドラインに2日ずつかける予定でしたが……まぁ後で書きますがこれらを読む必要は全くありません。公式テキストに重要な箇所は載っていますし、ガイドラインを読むこと自体が苦痛なので、個人的にはおススメしません。

          そして最後にFAQを理解します。FAQは厚生労働省、総務省、個人情報保護委員会のそれぞれに掲載されていますが、非常に量が多い。そこで、インターネットで調査した結果、出題される割合が最も高いのは個人情報保護委員会のFAQであることが分かったので、そこを中心に学習し、時間が余ったら他の省庁のFAQを確認することにしました。


          ■実行
          公式テキストの購入からはじめたのですが、ここで問題が発生。マイナンバー実務検定のテキストは需要が少ないためか、通販で頼んでから届くのに10日ほどかかりました。勉強を開始すると決めたのが試験20日前でしたので、テキストが届いてから受験まではわずか10日となってしまいました。
          試験ギリギリから勉強を開始する予定の人には注意が必要です。事前にテキストは購入するようにしてください

          試験委員会から受験票が届くと、前々回の過去問が同封されていました。が、テキストが手元にないため勉強には取り掛かれず。後に公式テキストが届いてから学習を開始しました。全部で約260ページ。当初は1日40ページずつ仕上げるつもりでしたが、テキストの到着が遅れたため、1日80ページ超ずつ読み進めることにしました。
          テキスト自体は読みやすく、繰り返し事項も多かったため、1日80ページはそれほど大変でもなく、無事に3日で1周目が終わりました。そして2周目に2日、3周目に1日かけ、合計6日で終わらせました。
          なお、テキストの各章末に練習問題が掲載されていますので、時間短縮をしたい方は、問題を解きその解答を読んである程度理解してから各章の冒頭に戻って読み進めると、勉強効率が上がるかと思います。他の試験の合格体験記で何度も書いている通り、テキストから読んでその内容を理解することは難しく、問題から解いてその後でテキストで確認する方が記憶に残りやすいので。

          その後7日目からガイドラインを読み始めましたが、ほとんどがテキストに書かれている内容でした。稀にガイドラインにしか掲載されていないものもありましたが、全体のごく一部です。そのごく一部のために合計100ページほどあるガイドラインを読むことは得策ではありません。過去問で出題されたらその都度その箇所を覚えた方が良いです。すぐにガイドラインを切り上げてFAQに進みました。

          FAQは各会社から各機関に問い合わせられた事項を、その回答とともにまとめたものです。ですので、実務により近い内容となっています。税金分野及び社会保障分野(ごく稀に災害分野)での具体的な対応方法を覚えていくことになります。
          個人情報保護委員会に載せられているFAQは全部で100弱。量が多いように思えますが、公式テキストでも説明されている内容もあるため、実際に覚えるのはその3分の1の30個くらいになります。
          全体をサラッと確認するのに1日使い、次の日に各FAQの詳細を覚えていきました。

          ここまででテストまで残り2日となりました。それから2級の過去問を実施し、その後1級の過去問を解きました。点数はその時点で両方とも8割超えていました。間違えたところを見直して試験に備えました。

          過去問を解いた感じでは、1級と2級で出題レベルはほとんど変わりませんでした。1級は2級に比べて問題数が多いことと、個数問題があることくらいです。個数問題とは、単純に正解もしくは不正解の選択肢を選ぶというものではなく、選択肢の中にいくつ誤ったものがあるのか、まで理解しなければならない問題のことです。


          ■本試験
          1級が午前10時から、2級が午後2時からというスケジュールです。試験会場は東京大学駒場キャンパスでした。駅から歩いてすぐなので、目的地まで迷わずに到着することができました。
          1級と3級の試験会場は隣同士でした。当日に試験を欠席した受験者の空き席が多かったのが印象に残っています。あと、本試験は途中退室が認められていないので、早めに試験を終えてしまうと暇です。試験終了の少し前に終わるように、丁寧に問題を解くと良いでしょう。

          受験票には試験開始10:00の10分前に着席するように書かれていたのですが、注意事項の説明及び試験番号、会場名、氏名の記入等を行なう時間があり、実際に試験が開始するのは10:15からでした。席についてから試験開始まで結構暇です。

          しばらくの後、試験監督者の「よーい、はじめ!」の合図とともに問題冊子を開いて全体を俯瞰すると、過去問と同じような問題もかなり多くみられました。法律系試験の正誤問題を解く際には、全ての選択肢を吟味し、文章の間違ってる箇所に下線を引いて、消去法で解いていくと良いです。50問目あたりで集中力が切れたので、一度深呼吸をして数分休んだ後、一気に残りの30問を解きました。
          問題冊子に解答をチェックした時点で90分が経過していました。第1問目に戻って、問題冊子に記載した解答を1つずつ解答用マークシートに転記する作業の開始です。転記作業の仕方としては、問題ごと再度すべての選択肢を吟味することはなく、問題とチェックした選択肢のみを確認し、マークシートを塗りつぶすというステップで進めました。これが終わって時計を確認すると終了10分前。最後に問題冊子でマークしたものと、マークシートにマークした選択肢が正しいかどうかのチェックを実施しました。

          試験が終わり、マークシートが回収されると、部屋から出ていくように言われました。弁当を持参していたのでこれには困りましたが、試験会場の上の階が控室になっていたようですので、昼食の後、午後の2級に備えて1級で分からなかった問題をスマートフォンで調べました。それでも午後の試験まで時間が空いたので、キャンパス内を散歩し、気分をリフレッシュしました。

          午後の2級試験は14:00開始。1級と同様に14:15に試験開始でした。何度も書くようだけど暇。
          1級よりも問題数が20問少ない全60問で試験時間も30分少ない90分。問題レベルはあまり変わりませんが、個数問題がなくスムーズに問題を解いていくことができたため、試験開始後30分ですべて解き終わり、それから10分ほどでマークシートへの転記が終わりました。
          試験時間が半分以上残ったので、非常に暇を持て余しました。机に突っ伏して寝ましたが、試験終了10分前に試験監督者の「残り10分です」の声で目覚め、最後にもう一度問題冊子にチェックした解答とマークシートにマークした解答に相違がないことを確認して試験が終わりました。

          2日後に個人情報保護士会のホームページに解答が掲載され、自己採点をしたらともに80%を超えていました。


          ■総評
          試験自体はそこまで難しくはないのですが、受かるためにはある程度の根気が必要です。というのも、試験勉強自体が面白くないんです。試験問題も正誤問題を判断していくような問題で、社労士試験のように一問一問に神経を使う必要があります。
          趣味で受けるには少しツラい試験かもしれませんが、個人番号を扱う実務に関わっている方、番号制度についての見解を深めたい方、にとっては有用な試験だと思います。
          特に、企業が個人番号の扱いを誤ると刑事罰に処されることもあるので、実務に従事している方は是非本試験を受験し、確かな知識を習得するようにしてください。


          ◎マイナンバー実務検定最短合格のためのアプリ 

          マイナンバー実務検定に効率よく合格するためのアプリを作成しました。ベーシック問題とアドバンスト問題に分け、前者を公式テキストレベル、後者をFAQレベルとしています。解説を丁寧に書きましたので、これひとつで合格できるようにしました。 
          以下のリンクからGoogle Play Storeにアクセスできます。 

          最短合格!マイナンバー検定1級・2級 Lite

           

           



          本ブログはランキングに参加しています。
          応援していただける方は下記リンクをクリックお願いします。
          にほんブログ村 資格ブログ 資格試験勉強法へ



          | katekyonet | 資格勉強 | 16:59 | comments(7) | trackbacks(0) | - | - |
          ITストラテジスト 独学1発合格 〜勉強時間:12時間 実務経験無し〜
          0
            JUGEMテーマ:検定試験にむけて


            先日、高度情報区分のITストラテジストに合格しましたので、いつも通り合格体験記を書いていきます。
            ちなみに筆者はITストラテジストの実務経験はなく、また他の高度区分を取得していません。ITストラテジストが初の高度情報取得となります。
            今回の秋試験は、元々情報セキュリティスペシャリストかネットワークスペシャリストを受けるつもりでしたが、忙しい時期にあり勉強時間が確保できない恐れがあったので、知識問題の少ないITストラテジスト試験を受けることにしました。予想通り、試験前はほとんど勉強できず、勉強時間は累計で12時間しか確保できませんでした。が、結果は合格。記念受験のつもりで受けたので合格したときは目を疑いました。
            なお、関連資格の中小企業診断士試験に関して興味のある方は以下のリンクをご覧ください。試験範囲が類似しているため、同時に受験するとシナジー効果が得られます。

            中小企業診断士1次試験 独学1発合格 〜勉強時間: 250時間〜


            ■概要
            本試験は、IPAの公式ページによると以下のように定義されています。

            高度IT人材として確立した専門分野をもち、企業の経営戦略に基づいて、ビジネスモデルや企業活動における特定のプロセスについて、情報技術を活用して改革・高度化・最適化するための基本戦略を策定・提案・推進する者。また、組込みシステムの企画及び開発を統括し、新たな価値を実現するための基本戦略を策定・提案・推進する者


            まぁ小難しく書かれていますが簡単にいうと、企業の経営層に対してITを活用した利益増加や業務改善を提案したりするのが役割ってことですね。CTOとかCIOとかをイメージすると良いかと。試験を受ける際にも、常に経営層に提案するつもりで答案を作ることを心がけることが重要になります。

            また、ITストラテジスト試験の難易度についてですが「ITストラテジスト 難易度」とかで出てきたサイトをみると必ずといっていいほど最高ランクに位置しています。弁護士や公認会計士とならんで表示されることも少なくありません。確かに非常に難しい試験ではありますが、弁護士や公認会計士と比べて私生活を犠牲にするような膨大な勉強量の必要な試験ではないため、誰でも合格できる試験ですので、ぜひとも驚異的な難易度に尻込みせずに挑戦してもらいたいと思います。現に筆者は実務経験がなく、さほど勉強せずとも合格できましたので。

            次に試験方式ですが、4段階選抜方式となっています。
            他の高度区分を受験している方々には説明の必要ないと思いますが一応説明すると「午前1」「午前2」「午後1」「午後2」の4科目を受けることになります。午前1と午前2はマークシート方式、午後1は記述方式、そしてITストラテジスト試験では午後2は論文試験となります。以下順に詳細を説明します。

            【午前1】マークシート形式
            午前1は主にITに関する基礎知識が出題されます。過去2年以内に応用情報技術者に合格、もしくは過去2年以内に他の高度情報区分の午前1試験を合格していると免除になります。ITストラテジストにおいては例年受験生の6割ほどが免除するようです。ただし、ITストラテジストは広い知識を必要とされる業務のため、ITストラテジスト試験に合格できるレベルにある人はたとえ試験免除がなくても無勉強でここはパスできると思います。そうはいってもここで落ちると不合格になってしまうので少しでも対策をしておくのが賢明でしょう。

            【午前2】マークシート形式
            午前1と比べて範囲が狭まり、狭く深く問われる科目です。特にITストラテジストでは、マネジメント系とストラテジ系の問題が多く出題される一方、ネットワークやデータベースなどはほとんど出題されません。他の高度区分と比べて計算問題は比較的少なく、用語の確認が多いイメージです。問題数が少なく小さいミスが大きく影響します。また、気をつける点としては技術系の内容があまり出題されないため、IT系業界の方には無勉強は多少つらいかもしれません。例年2割ほどの受験生がここで足切りを食らっています。

            【午後1】記述形式
            ここからがITストラテジスト試験の本番、そして知識問題がほとんどなくなります。問題文を適切に読解し、問われている内容を本文から忠実に解答していくことになります。知識を吐き出すというよりも、文章を理解する国語力が必要になってくるため、一朝一夕で対応することは難しく、逆に国語が得意な人であればほとんど勉強しなくてもパスできるため、勉強時間を減らして合格できるところでもあります。例年4割ほどの受験生がここで足切りをくらうようです。

            【午後2】論文形式
            ITストラテジストの最難関。いくら勉強しても受からない人がいるのは午後2が原因であると考えてまず間違いないでしょう。午後1をクリアしてきた受験生の中での勝負になるため、ハイレベルな争いとなります。当日の試験では原稿用紙を渡されて、自分で内容を構成して1からすべて記入することになります。試験時間は120分と長く、構成を練った後は試験時間終了まで、ひたすら書き続けることになります。試験自体の時間は長いのですが解答に要する時間が非常に少なく、論文ネタの事前準備が必要な科目です。


            ■試験結果
            ・期間:7日(勉強時間 12 時間)
            ・費用:18,708円(受験料5,100円、参考書代等13,608円)
            ・得点
            午前1:免除
            午前2:84点(100点満点中60点以上で合格)
            午後1:74点(100点満点中60点以上で合格)
            午後2:A(A評価で合格)

            合格基準は午前、午後ともに60点以上となっていますが、午後1と午後2については合格率調整が入っているものと思われます。毎年合格率が15%ほどになっているのをみると、大体その前後になるように調節されていると考えるのが妥当です。つまり、全受験生の上位15%に入ることが目標になります。


            ■計画
            まずはインターネットでの情報集めです。
            受験の申し込みをしてから、やはり勉強時間がほとんど確保できない状況になりましたので、テキストや問題集をひとつひとつ完璧にするのではなく、複数の書籍を流し読みをして試験に備えるようにしました。この方法は一般的な試験ではNGなのですが、このITストラテジスト試験では有効です。なぜならば、暗記する内容が極端に少ないため1冊をとことんやり込む必要がなく、色々な合格者の論文を数多く読むことで合格レベルの答案の書き方を学ぶことで、試験の感覚をつかむことができるからです。

            購入する書籍は過去問を2冊、その他には午前用の知識まとめに1つ、そして午後2の論文用に1つ購入することにしました。
            過去問については、iTec社の「徹底解説ITストラテジスト本試験問題」と「ITストラテジスト 専門知識+午後問題の重点対策」を購入することにしました。これはどちらかに絞っても良いと思いますが、高々数千円ケチることで1年無駄にしたくなかったため、念のため両方買うことにしました。

            そして午前2用に「ITストラテジの基礎」を1冊購入。午前1から受験する人は、念のため午前対策用書籍を1冊終わらせておくと良いと思います。そして一番力を入れるべき論文用に「ITストラテジスト 合格論文事例集」を採用しました。この本にした理由は、豊富な論文事例とともに、口コミ評価が高かったからです。

            試験準備は試験日直前の1週間前から。他にやることがあったため非常に大変でしたが、時間を見つけて何とか12時間確保することができました。


            ■実行
            まずは午前の基礎知識から。書籍を開いて中を読むと、初見で解ける問題だらけ。筆者は中小企業診断士の対策講師をしていることもあり、経営系の用語には日頃から触れる機会が多いため、1時間ほどかけて半分ほど読み進めたところで十分だと判断し、午後1に進むことにしました。経営系の試験を受験したことのない人はこの1冊をしっかりと終わらせたほうが良いと思いますが、特に中小企業診断士や公認会計士の受験経験者は午前はサラッと確認するだけで良いかと思います。

            次に午後1に進みました。
            初めに過去問を開いて思ったのは……中小企業診断士二次試験と同じ。試しに問題を解いたところ、これも午前同様ほとんど解けました。一応過去問に載っている3年分だけは終わらせましたが、特に実際に時間を計測して解くということはせずに電車の中などの隙間時間を使いました。過去問は2冊購入していたので、1つの問題に対して2冊分それぞれの解説を読みながら進めました。
            午後1は、4つの選択問題から2つを解く形式なのですが、第4問目は組み込み系の問題となっています。そのためか、組み込み系をやったことがない受験生はそれを敬遠するようですが、午後1に関して言えばそれは得策ではありません。午後1は国語の試験です。必ず文中に解答の根拠があるので、組み込み系だろうがシステム開発系だろうが解き方は変らないため、本番は4つの問題をすべて吟味してから選択することをおススメします。
            なお、試験時間は90分ですので、1問あたり45分で解くことを目安にすると良いでしょう。本番では、たとえ1問目を解答中でも45分経過したら次の問題に移るようにすべきです。
            なお、国語試験に自信がないという人に筆者がおススメする午後1対策は中小企業診断士二次試験対策本として有名な「事例攻略のセオリー」です。全ての回答の根拠は本文に存在し、もしも本文中になかった場合は午前の知識で解く、という記述試験の基本中の基本が学べます。ITストラテジスト受験者にとって特に関係するのは中小企業診断士の事例3でしょう。生産管理はITストラテジストでも頻出です。逆に事例4には一切手を付ける必要はありません。この本を仕上げれば合格点に達することができるでしょう。

            そして最後の午後2。
            「ITストラテジスト 合格論文事例集」の第1部の合格論文の書き方を読み進めました。作文と論文の違い、章立てにすること、論文を書く前に全体構成を考えること、文字数指定に気をつけること等、基本的な作法が書かれていました。中でも一番役立ったのはワークシートです。書籍の後ろに論文作成に役立つワークシートが用意されており、それを埋めていくことで論文構成を作ることができます。試験前にこのワークシートを使って論文ネタを作っておきます。

            次に論文のネタについてです。筆者は、ITストラテジストの実務経験がありませんので、自分が下流エンジニアとして携わった案件を思い返し、上流のITコンサルタントや顧客の考えたアイデアをさも自分が考え出したかのようにストーリーを作り上げ、さらにその中で自分なりに工夫したかった点などを盛り込んで、頭の中にオリジナルの案件を2件ほど用意しておきました。それを出題に合わせて調整しながら答案を作ることで、勉強時間を大幅に減らすことができます。
            ITストラテジスト試験の他受験生はベテランがほとんどで、彼らは多くの案件を経験しているため引き出しが多く、そういう人たちは試験の場で出題内容に合わせることができるかもしれません。しかし、実務経験が不足している筆者がそれをできるはずがありません。事前に用意する2つに関してはベテラン勢並み、もしくはそれ以上のレベルで用意しておき、それを適宜問題に合わせて変更するほうが得策でしょう。

            また、午後2は3つの選択問題のうちから1つを選ぶ方式なのですが、必ず組み込み系の問題が1題含まれています。午後1と違って全く携わったことのない案件で論文を組み立てることは難しいので、普通のSEであれば組み込み系は対象外になると思われるため、本番試験では2つのうちから1つを選択する形になると思います。

            試験日までの日数が少なく、一度も論文を書く機会はありませんでしたので、とにかく本書の論文事例を読みました。ただ読むだけでは意味がありません。内容はどうでも良いので、重視すべきは論理展開。案件の中で何かアイデアを出すときは必ず複数列挙し、その中から理由とともに1つに絞るようにしました。そして、案件が順調に進むことはまずあり得ずトラブルはつきものですので、案件の最初と途中にそれぞれ問題(問題解決の際の問題の意)があったというシナリオを入れて、それを○○という工夫で解決した、というような展開にしていきました。
            特に、ITストラテジスト試験においては、問題に直面した際に、ツールを用いて華麗に解決する、という方法は歓迎されないらしく、体を使って動き回ることを盛り込むと評価点が上がる、という意見が多かったので、顧客のキーマンに何度も足を運んで直接提案をしたり、それでも無理なら顧客の担当者にお願いして打ち合わせの場を設けてもらったり、社長に取り次いでもらってトップダウンの意思決定をしてもらったり、といったストーリーを作り上げました。

            最後の改善点については、自分の提案について抜けがあったというストーリーにするのではなく、こういう工夫をすればより顧客の満足を得られた、次のリリースではこういう点を組み込んで利益増加を通じて顧客満足を図る、というようにしました。そうすることで、自分の提案にアナが少なく、かつ顧客志向であることをアピールできます。

            なお、時間配分は、はじめの40分は論文構成を考え、残りの80分で一気に仕上げると良いと思います。書くスピードにもよると思いますが、これなら大体文字数の最低ラインはクリアできると思われます。

            本番では、本書に記載されているレベルの論文を書くことは不可能なので、多少繰り返しを使って字数を稼ぐことを考えたり、多少の矛盾があっても気にせず答案を書こうと思ったり、していました。

            ■本試験
            試験会場は東京都三鷹市の明星学園高校でした。午前1が免除だったので、午前は時間に余裕がありました。なので、自転車で1時間かけて試験会場付近の無料駐輪場に停めてそこから歩いて会場に向かいました。今回は情報セキュリティスペシャリストと同じ試験会場らしく、比較的年齢層の低い受験生も多く見られましたが、自分の部屋に入ると周りはほとんどベテラン技術者といった風格の方だらけでした。

            まずは午前2から。試験時間が短いのですが、その分問題数も少ないので時間を半分以上残して順調に終わりました。途中退室ができないため、何度も見直しして点数予想まで計算しました。厳しめの採点で6割は超えていたので安心して昼食を迎えられることができました。

            午後1は、初めの選択は第2問の物流を選び、問題選択に成功したためほぼ満点を取ることができたと思います。そして残りの3問を見渡して第4問を選びました。初めの方の問題は解答の根拠が見つけやすかったのですが、後半にいくにつれて難しくなっていき、全問解き終えた時には解答を重ねたものが結構ありました。
            時間ギリギリまで根拠を探し続けましたが、結局書き直すことなく試験時間が終了。ここで足切りをくらったかもしれないという不安とともに答案を提出しました。

            午後2では、予想とは大きく異なった問題が出題されました。
            事前に用意したストーリーを適用しづらかったのですが、半ば強引に当てはめて論文構成を作成していきました。そのため、多少問題に対してズレた解答をしていた不安はありましたが、時間は120分と少ないため後戻りはできず、ひたすら書き続けました。
            試験時間が残り30分となったところで、それまで1回も論文を書いていなかったことが仇をなしてか、文字数が足りないという状況に陥りました。そこで、減点を覚悟で特に強調したい部分を言葉を代えて繰り返すことで文字数稼ぎに走りました。試験時間が終わるまで一切止まらずに書き続けて、文字数を少しオーバーしたところで終わりを告げるチャイムが鳴りました。長かった試験が終わってホッとしたと同時に、かなり適当に答案を埋めていたので不合格も確信していたため、来年試験にはどうやって挑もうか思考を巡らしました。

            2ヵ月後の合格発表日も結果を確認せずに、それから10日以上経ったところでたまたま受験票をみつけたので確認してみたら、なんと驚きの合格。思いもよらなかった結果にしばらく呆然としながらも嬉しく思いました。

            ■総評
            今回、12時間という非常に少ない勉強時間で合格することができましたが、誰でもこの時間で合格できるとは思いません。やはり、中小企業診断士試験の経験があり、午後1までの勉強時間を極端に減らせたからここまで勉強時間を減らすことができたと思います。
            また、論文試験は運も必要になってくるため、人によっては何回受験しても受からないという事態に陥る恐れもあります。採点基準が不明なため、雲を掴むような勉強になりがちですが、論文試験に関しては5割弱が合格できるため、まずはほぼ確実に午後1を突破できる力を身につけ、あとは毎年諦めずに受験し続けるという強い意志を持つことが肝心です。

            あと、試験は何が起こるかわかりません。筆者自身、当日自信のない試験は受けずにスルーしたりすることがあったのですが、今回の試験を期にその考えを改めて1%の合格可能性がある限り、取りあえず受けていこうというスタンスにすることにしました。

            受けなければ受かることはないのです。

             

             

            ◎ITストラテジスト試験午後橘簑蠅硫鬚方のnote

            ITストラテジスト試験午後橘簑蠅硫鬚方を説明したnoteを投稿しました。事例攻略のセオリーが絶版になったため、代替書籍を求める声が多かったのがnote執筆理由です。下記リンクより飛んでいただければ幸いでございます。

             

            ITストラテジスト試験 午後橘簑蠅硫鬚方

             

            なお、午後兇亡悗靴討郎のところ執筆未定です。要望があれば執筆することにいたします。

             

             

            最後に。

            実務経験がないというところで誤解がないようにするため、筆者の経歴は「スカイプ家庭教師」でご確認を。IT業界では下流エンジニアとしてテスター及びプログラマーを担当しておりました。

             






            本ブログはランキングに参加しています。
            応援していただける方は下記リンクをクリックお願いします。
            にほんブログ村 資格ブログ 資格試験勉強法へ



            | katekyonet | 資格勉強 | 20:46 | comments(53) | trackbacks(0) | - | - |
            世界遺産検定 〜最短合格勉強法〜
            0
              JUGEMテーマ:検定試験にむけて
              JUGEMテーマ:世界遺産(国内)
              JUGEMテーマ:世界遺産(海外)
              JUGEMテーマ:総合世界遺産

              ■世界遺産検定とは?

              最近話題になってる世界遺産。
              観光地として有名な自由の女神やフランスのヴェルサイユ宮殿、エジプトのピラミッドは全て世界遺産に登録されています。この世界遺産には日本からも登録されていて、2014年には群馬の富岡製糸場、続く翌年の2015年には明治日本の産業遺産群が登録されました。これらは、国内からだけでなく世界からも評価されている建造物です。このように世界的に価値があると判断された遺産を世界遺産といいます。

              世界遺産検定とは、人類共通の財産である世界遺産についての知識を学び、社会へ貢献する試験です。近年では趣味による取得の他、旅行業界で評価される資格になっています。


              ■世界遺産検定って難しいの?

              世界遺産検定には、1級〜4級のマークシート式試験に加えて、さらに1級の上に君臨する論述式のマイスター試験の5ランクに分けられています。1級以上はいきなり受験することができず、必ず2級以下から受ける必要があります。

              本題の世界遺産検定の難易度についてですが、級ごとに大きく異なります。
              同じ資格内で比較すれば、マイスターは難、1級はやや難、2級はやや易、3級と4級は易、といったところでしょうか。他の資格と比べれば、最上級のマイスターでもそこまで大変ではないので誰でも狙えるレベルにあるといえます。


              ■世界遺産検定を取得する

              このサイトをご覧になっている方は、おそらく大半が世界遺産検定を受けたことがない人だと思われます。世界遺産検定をはじめて受験しようと考える人のほとんどは3級から受験することになりますので、3級に絞って記事を記載していきます。
              もし、いきなり2級からの受験を考えているのであれば、2級の勉強法が記載されている「世界遺産検定2級 独学一発合格」をご覧ください。

              世界遺産検定3級はすべての級の中で最も受験者数が多く、全受験生の半分弱を占めています。3級の合格率は大体75%〜80%で推移しており、4人か5人に1人は落ちている試験ですが、決して難しい試験ではなく普通に勉強すれば100%受かる試験です。

              全く勉強しなかった人を除いた不合格になる人を分析したところ、「世界の遺産」を中心に学習していることが分かります。やはり、世界遺産検定の勉強で一番楽しい分野は世界の遺産であり、何も調査をせずに受験する人はここに偏って勉強してしまうようです。
              ですが、最も出題されるのは「基礎知識」。この分野は、お世辞でも楽しく勉強できるところではなく、多くの受験生が避けたいと考えているはずです。次に出題されるのは「日本の遺産」で、本試験では細かいところまで問われるので学習が少し大変です。しかし、基礎知識および日本の遺産を制してしまえば合格は目前です。その理由を説明するために出題傾向を分析してみます。


              ■出題傾向

              世界遺産検定3級の出題傾向は公式ホームページ(文部科学省後援 世界遺産検定)に載っています。以下抜粋します。
               
              分野 配点
              基礎知識 25%
              日本の遺産 30%
              世界の遺産 40%
              その他 5%

              これを見ると「基礎知識」と「日本の遺産」だけで全配点の55%を占めており、出題内容が随分と偏っていることが分かります。仮にこの2分野で50%取得してしまえば合格点が60%以上なので、「世界の遺産」および「その他」についてはマークシート運に頼っても十分受かることができます。

              次に、基礎知識と日本の遺産を完璧に仕上げるためにどのくらい時間がかかるのかを判断するために、世界遺産検定の公式テキストの各分野のボリュームを確認しました。
               
              分野 ページ数
              基礎知識 14ページ
              日本の遺産 20ページ
              世界の遺産 110ページ
              その他 (記載なし)


              分野別記載ページ数を見てみると、これまた大きな偏りがあります。
              「その他」に関しては日頃のニュース等、テキスト外から出題されますので「記載なし」としています。

              最後に、配点を記載ページ数で割ることで、公式テキスト1ページ当たりの配点を求めてみます。
              分野 ページ当たり配点
              基礎知識 1.79点
              日本の遺産 1.50点
              世界の遺産 0.36点
              その他 (不明)


              上表を確認すると「世界の遺産」を学習することのコスパの悪さがお分かりいただけると思います。公式テキストの約150ページ中110ページをも占めている「世界の遺産」を全く勉強せず、逆に残りの40ページさえ学習すれば確実に50%は確保できます。あとはマークシート式試験なので、適当に答えても10%は取得できるので合格できることになります。

              さらに、過去問を確認すると分かるのですが「世界遺産委員会の開催国」も出題される可能性が高いため、受験前には必ず確認してください。


              ◎世界遺産検定3級最短合格のためのアプリ

              基礎知識と日本の遺産については細かい知識まで、世界の遺産については重要な遺産だけ、を収録しています。過去問で頻出の世界遺産委員会の開催国も出題されます。勉強時間を大幅に短縮したい人は、世界の遺産は確認程度にとどめ、基礎知識と日本の遺産だけを完璧にしてください。
              以下のリンクからGoogle Play Storeにアクセスできます。

              最短合格!世界遺産検定3級 Lite


              上記のアプリを使えば間違いなく合格できるでしょう。世界の遺産まですべて暗記すれば、まず落ちることはないと思われます。しかし、世界遺産をシッカリと学びたい人は公式テキストを読み込んで、実際の過去問を解くことも実践していただきたいと思います。

               



              本ブログはランキングに参加しています。
              応援していただける方は下記リンクをクリックお願いします。
              にほんブログ村 資格ブログ 資格試験勉強法へ



              | katekyonet | 資格勉強 | 14:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              FP技能士2級,3級試験 独学1発合格 〜2級20時間,3級10時間〜
              0
                JUGEMテーマ:検定試験にむけて


                今回はかなり前に取得したファイナンシャル・プラニング技能士、通称FP技能士資格試験の合格体験記を書きます。

                ■概要
                近年では、資格したい資格、役立つ資格でNo1に選ばれることの多い超人気金融系資格です。
                出題範囲としては大きく分けると6科目。ライフプラニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用、タックスプラニング、不動産、相続・事業継承、となっています。
                筆者は当時為替取引に興味があり、FXをはじめる際に金融系の基礎知識を習得したかったため受験しました。当然最も興味があった科目は金融資産運用でした。
                当時は受験経験がそんなになかったため、マニュアル通り(?)3級から受験することにしました。
                余談ですが、筆者がFXを開始した時はFXプライムがおススメ会社で上位に挙がっていたのですが、最近はスプレッドの小ささ等、取引コストの小さいDMM.com証券が人気のようですね。


                ■試験結果
                以下、3級と2級をそれぞれ分けて記載します。

                【3級】
                ・期間:5日(勉強時間10時間)
                ・費用:11,605円(受験料6,000円、参考書代等5,605円)
                ・得点:学科48点(60点中36点以上で合格)、実技40点(50点中30点以上で合格)

                【2級】
                ・期間:15日(勉強時間20時間)
                ・費用:18,199円(受験料8,700円、参考書代等9,499円)
                ・得点:学科42点(60点中36点以上で合格)、実技38点(50点中30点以上で合格)

                ■計画
                【3級】【2級】※共通
                いつも通り、先ずインターネットでの情報収集です。
                調べたところFP技能士には実技試験が存在し、選択問題となっていることが分かりました。選択問題とは3級で3つ、2級で5つです。

                • 個人資産相談業務【2級、3級】
                • 保険顧客資産相談業務【3級】
                • 中小事業主資産相談業務【2級】
                • 生保顧客資産相談業務【2級】
                • 損保顧客資産相談業務【2級】
                • 資産設計提案業務【2級、3級】 ※これは筆者受験時にはありませんでした

                 

                元々為替取引のために資格を取得しようとしていたこともあり、資産運用に興味があったため、個人資産相談業務を選択することに決めました。本選択問題は3級と2級で重複しているため効率的という観点でもありました。上に並べたリストをみると分かる通り、(筆者受験時点では)個人資産相談業務だけが2級と3級で重複していることが分かります。保険に関しても重複していると言えばしているのですが、3級が生保・損保をともに広く浅く学ぶのに対して、2級では生保・損保のどちらか一方について深く問われます。効率的に行くのであれば同一の試験範囲である個人資産相談業務を選択した方が良いでしょう。現在では資産設計提案業務があるため、こちらを選択するのもありだと思われます。

                 

                FP試験の実技試験は5種類あり、そのうち資産設計提案業務だけは日本FP協会主催で、そのほか4つは金融財政事情研究会こと「きんざい」が主催しております。この個人資産相談業務はきんざいが主催しております。
                テキスト・問題集については合格体験記で最も多かった「きんざい」の出版しているものにしました。
                ちなみに、今回筆者は個人資産相談業務を選択しましたが、それ以外を選択する方は実技用のテキスト・問題集をそれ専用のものを購入してください。

                 

                試験勉強はまず学科試験の問題集、次にテキスト。学科試験の学習を終えてから実技試験へと進み、同じく問題集からはじめて最後にテキストを読み進めます。


                ■実行
                【3級】
                まず学科編の問題集から開始しました。テキストから開始するよりも問題集からはじめた方が効率が良いからです。
                金融関係の知識がほとんどなかったので、問題を見た瞬間に解答を確認する……そんな作業を2日間続けて1冊目が終わりました。3日目に学科編の復習をした後、すぐに実技編に移行しました。実技編は問題数が少なかったため4日目には終わり、5日目に学科編および実技編の総復習をまとめて終わらせ、さらにテキストを1周だけサラッと読んでテスト当日に備えました。

                【2級】
                勉強は当然学科編問題集から。
                試験範囲は3級とは変わりませんが、内容はかなり深くなっています。3級の知識を習得していたのですが、4ヶ月程度ブランクが空いたことで忘れていたこともあったためか分からない問題は多い。
                しかし、問題をみた後にすぐに解答を確認するスタイルを変えることなく、1日1科目のペースで進めて6日間で問題集1周終わりました。それから2日間かけて学科編問題集の2周目の復習を終わらせ、その翌日に3周目を終わらせて学科編は終了。翌日から実技編開始しました。

                 

                気をつける点としては、覚えにくい問題について深追いしないことです。例えば、厚生年金の経過措置などでは生年月日と配給される年金の種類が細かく分かれています。社労士を取得している方、もしくは将来的に社労士を取得しようとしている方はここでシッカリと理解しても良いですが、FP試験に合格することが目的であれば、これらの問題は捨てても構いません。実務上では、経過措置があることだけ覚えておいて、詳しく知りたい時に調べればいいだけですから。

                 

                また、減価償却費という概念に関しても金融系に全く触ったことのない方々にとっては難しいかもしれません。これに関しても、そういうもんなんだなぁ、という曖昧な理解のまま用語と計算式だけを暗記して試験に臨んでも十分合格できます。過去に説明資料を作成しましたので、興味のある方は下記のリンク先に飛んでみてください。

                 

                減価償却費の説明資料

                 


                実技編は3級と同様で学科編より問題が少なく2日間で1周目が終わり、その次の日に2周目、さらにその翌日に3周目を終わらせました。

                学科編、実技編問題集がともに3周終わった後で2級のテキストを読みはじめました。上巻を1日、下巻を1日かけてチェックリストも全部3回正解するまで解きました。テキストを2日で終わらせるのは結構大変だったので、学科編を終わらせた時点から実技編と並行して進めるのが良いかもしれません。

                テスト前日は2級の総復習をしました。
                まず2級学科編問題集、次に実技編問題集、最後にテキスト上下巻。3回も復習をしていたため、忘れていることはほとんどなく、翌日の試験に自信をもって挑むことが出来ました。



                ■本試験
                【3級】
                試験当日は早めに起きて、試験開始1時間ほど前に会場につきました。会場では老若男女幅広い層が受験直前の追い込み勉強をしていました。
                試験時間は学科編が2時間、実技編が1時間です。
                学科編は試験時間が長く、問題自体は15分ほどで解き終わりました。しかし、途中退室が出来るのは開始後1時間が経過してから。30分過ぎたあたりで周囲のシャープペンシルを置く音が聞こえてきて、見回してみると机に突っ伏して寝る人もかなりいました。明らかに試験時間の設定ミスでしょう……
                非常に退屈なまま45分程度椅子に座った後、途中退室可能時間となり、クラス中の皆一斉に解答用紙を提出して退出しました。
                午後の実技も同様で、問題自体は20分程度で解き終わりました。午前・午後ともに非常に暇な試験だったことだけは今でも覚えています。

                【2級】
                3級と違って午前、午後に退屈することはあまりありませんでした。計算問題もあったため、何回か検算しているうちに1時間程度はすぐに経過しました。
                昼休み時間はテキストを読むことに注力し、実技問題のために簡単な計算式などを確認しました。

                学科、実技ともに問題集では見なかった問題もあり、試験後少し不安ではありましたが無事合格していました。

                ■総評
                人気の資格で常に上位に入るファイナンシャルプラニング技能士試験ですが、受けてみるとその理由が納得できます。お金関係について広く浅く学べるため勉強自体も楽しく、また税金関係や相続、不動産売買等、実用性も十分実感できます。
                将来金融業界に就職しようとしている人、現在金融関係の職業についている人以外にも強くお勧めできる資格です。




                本ブログはランキングに参加しています。
                応援していただける方は下記リンクをクリックお願いします。
                にほんブログ村 資格ブログ 資格試験勉強法へ



                | katekyonet | 資格勉強 | 01:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                中小企業診断士1次試験 再受験生のための合格体験記
                0
                  JUGEMテーマ:検定試験にむけて


                  中小企業診断士1次試験マスターになるため(?)に受けた2015年の試験結果を報告します。
                  結果は以下の通り、圧勝でした!
                  なお、本記事は1次試験を再度受験する方に向けて書いていますので、初めて受験する方は中小企業診断士1次試験 独学1発合格 〜勉強時間: 250時間〜をご覧ください。

                  ■試験結果
                  ・期間:60日(勉強時間 100 時間)
                  ・費用:17,042円(受験料13,000円、参考書代等4,042円)
                  ・得点:514点(700点満点中420点以上で合格)

                  経済学 :80点
                  財務会計 :88点
                  企業経営理論 :61点
                  運営管理 :77点
                  経営法務 :64点
                  経営情報システム:72点
                  中小企業経営 :72点

                  終わってみれば全て60%以上取得し、中でも経済学と財務会計は8割以上を実現しました。自己採点では企業経営理論は57点だったのですが、後日成績開示請求をしたら61点でした。

                  ■計画
                  今年も去年同様に2年前、すなわち2013年度に購入したTACのテキストシリーズを用いることにしました。が、経営法務および中小企業経営・中小企業政策に関しては新しいテキストを1冊ずつ購入しました。その理由は、経営法務に関しては会社法が大きく変わったことを受けて、中小企業経営・中小企業政策に関しては出題範囲である中小企業白書が毎年更新されるため、です。

                  追加購入書籍についてはTACシリーズでも良かったのですが、今回は中小企業診断士試験研究会出版のニュー・クイックマスターを買うことにしました。このシリーズにした理由は、市販書籍の中で最もページ数が少なく、なおかつ安かったからです(笑)。本当はこういう理由でテキストを決めてはいけないのですが今回は試しということで。
                  そして、経済学については伊藤元重先生のマクロ経済学を追加で購入しました。2年前の経済学で痛い目をみたので、どんなに難化しても安定して点数が取れるようになりたかったため、得点の安定しにくいマクロ経済学を得意科目にしようとの目論見からです。

                  ■実行
                  まずは知識を思い出すためにTACのスピード問題集をはじめました。予想通り、全科目を平均すると半分以上は忘れていましたが、一度読めばすぐに思い出せたのでサクサク進みました。各科目ごとの詳細は、財務会計、運営管理、企業経営理論はほとんど忘れていませんでしたが、その一方、経済学、経営法務は9割以上初見で解けませんでした。復習の大事さを実感しました……。

                  そこで経済学、経営法務、中小企業経営に総勉強時間の大部分を割くことにし、TACのテキスト・問題集とニュークイックマスター、マクロ経済学を並行して進めました。今回初めてのニュークイックマスターですが、結果的にこの本を選んで正解でした。前述したとおり、冊子が薄いのでTACと比べて網羅性は低いのですが、その代わりに試験によく出るポイントのみをシッカリと抑えており、しかも図を多めにしてあるので分かりやすい。出版が試験年の4月ということもあり、最新の法改正も反映されている点も評価できます。この本を作成した方は、試験問題をよく研究されているなぁと思いました。
                  掲載されている分野が少ないという不安はありますが、合格点ギリギリを目指すのであればニュークイックマスターでも大丈夫だと思います。特に、過去に1度でも中小企業診断士試験を受験したことのある人にとっては頻出ポイントに絞って学習できるため、時間を最大限節約できるのではないでしょうか。

                  また、伊藤元重先生のマクロ経済学ですが、内容が初学者向けとなっているためTACのテキストと見比べて特に目新しいことはありませんでした。が、曖昧に覚えていたところを現象や数式とを合わせて理解でき、暗記していた論点については本質を理解することに役立ちました。さらに、各章末に簡単な演習問題が掲載されており、それを解くだけでも知識の補完ができるかと思います。

                  ■本試験
                  試験会場は水道橋にある日本大学経済学部キャンパス。中は迷路のようになっていて、試験部屋までは4階まで上って、そこから渡り廊下を伝って別館へ移動し、そこから2階まで下がる、という大変な会場でした。別館1階の扉をわざわざ閉鎖してありました。開けてくれればいいのに……。

                  閑話休題、初日の1時間目の経済学がはじまって心臓をドキドキさせながら問題冊子を開いて中を見てみると――なんと分かる問題だらけ! 2時間目の財務会計も予想以上に簡単で、初日は全科目途中退室したほどでした。p.s 企業経営理論だけは簡単ではなく、相変わらず雲を掴むような手ごたえでしたが。

                  ここまで簡単だと2日目が不安になるわけですが、案の定3科目とも難化してました。経営法務では「AB市特産海老みそのゆるキャラABせん兵衛くんが『海老みそブシュ―!』と言いながらのたうち回る……」とかいう笑いをこらえるのに必至な問題があり、一気に和みました(笑)。最終科目の中小企業経営は試験開始30分くらいで見直しまで終わったので1時間ほど試験時間を残して途中退室しました。

                  ■総評
                  これにて3年連続合格したわけですが、1度でも合格していれば毎年安定して合格できる試験だということが分かりました。実力が結果に結びつく試験ということです。つまり、勉強法を間違わずにシッカリと勉強すれば必ず受かることができます。
                  7科目もあって大変な試験ですが、これから挑戦しようとしている人、今年不合格だった人は来年合格を目指して頑張ってください。




                  本ブログはランキングに参加しています。
                  応援していただける方は下記リンクをクリックお願いします。
                  にほんブログ村 資格ブログ 資格試験勉強法へ



                  | katekyonet | 資格勉強 | 15:18 | comments(9) | trackbacks(0) | - | - |
                  Oracle Java SE Silver試験 独学1発合格 〜勉強時間:20時間〜
                  0
                    JUGEMテーマ:検定試験にむけて

                    今回はプログラミング言語であるJavaのスキル証明になる、オラクル社主催の認定試験に合格しました。ちなみに筆者はブロンズ試験を受けていません。シルバーからの受験となります。
                    本試験はJavaプログラマーの他、ソースコードレビュー等行うSEの方にも有用な資格です。Javaの仕組みからエラーハンドリングの仕方まで幅広く学べるのが本試験の特徴です。

                    ■試験結果
                    勉強は平日1日1時間のペースで1ヶ月で合格しました。結果は合否ボーダーをかなり上回っての合格となりました。

                    ・期間:1ヶ月(勉強時間20時間)
                    ・費用:35,424円(受験料28,728円、参考書代等6,696円)
                    ・得点:80%(63%以上で合格)

                    ■計画
                    まずは従来通り計画から入ります。
                    インターネットで調べたところ、本試験はBronzeの発展版だということが分かりました。具体的には、Bronze試験範囲を深く掘り下げ、さらにエラーハンドリング等の新しい範囲が数章ほど加わります。そこで、Bronzeの勉強から開始し、最初の5日間でBronzeの範囲を終わらせ、残りをSilverの勉強に費やすことにしました。

                    参考書・問題集については、同じシリーズでなく敢えて違う所のものを揃えました。なぜなら、同じシリーズだとBronze、Silverで重複して記載されている項目が存在する可能性が高いからです。

                    本試験の参考書等には紫本、白本、黒本があります。
                    これまでのベンダ試験では黒本にお世話になっていたのですが、今回はamazonのレビュー数の多かった紫本オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Bronze SEをBronze参考書、白本オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE スピードマスター問題集をSilver問題集、として採用しました。

                    勉強計画をまとめると以下の通りです。

                    ◎学習計画
                    1.「オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Bronze SE」を5日間

                    2.「オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE スピードマスター問題集 」を5日間

                    3.1の復習を3日間

                    4.2の復習を5日間

                    5.総復習を2日間


                    ■実行
                    勉強はすべて通勤中の電車内で行ないました。
                    Bronzeの参考書を最初から最後まで問題を解きながら読み通し、予定通り5日間で終わりました。
                    次にSilverの問題集に取り掛かりましたが、分からない問題はすぐに答えを見ての繰り返しで5日ほどで終わりました。
                    計画通りにもう一度Bronze参考書を解き終わり、Silver問題集を終わらせ、最後に不安な問題だけをやり直しました。
                    特にイレギュラーはなく、計画通りに進めることができました。

                    ■本試験
                    試験会場は渋谷のテストセンターでした。試験開始の30分前に着くようにしましたが、雑居ビルの上の方の階で、探すのに結構苦労してしまい、結局試験15分前の到着となりました。
                    本人確認を行ない、写真撮影が終わると試験会場に案内されました。試験時間は150分、問題数90問の長い試験です。

                    試験が開始すると、問題集と全く同じ問題はほとんどありませんでしたが、アルゴリズム自体は同じような問題ばかりでした。時間のかかりそうな問題と分からない問題はチェックをつけて次に進み、分かる問題だけを解いていきました。90問は長く、集中力も途中で何度か途切れましたが、全問解いて見直しまで終わったところで90分経過していました。
                    60分ほど残っていましたが、疲れたので途中退室をして試験会場を出ました。
                    それから30分ほど経過したところでスマホに試験結果通知のメールが届きました。

                    ■総評
                    「プログラミングに資格は必要ない」と言う人もいますが、私はこの試験を受けたことでJavaの仕組みを理解でき、さらに普段使わないような機能についても触れることができたので良かったと思います。実務ではどうしても特定の機能に偏ってしまうため、体系的に学ぶことができないのが難点です。

                    また、「プログラミング能力の向上に他人のソースコードを読むことが最も近道である」という人は多いです。本試験を受けただけでプログラミングを出来るようにはなりませんが、ソースコードを読めるようになります。そのため、プログラミング経験のない人にもおススメの資格です。



                    本ブログはランキングに参加しています。
                    応援していただける方は下記リンクをクリックお願いします。
                    にほんブログ村 資格ブログ 資格試験勉強法へ



                    | katekyonet | 資格勉強 | 16:39 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
                    SalesForce認定デベロッパー試験 独学合格 〜勉強時間:5時間〜
                    0
                      JUGEMテーマ:検定試験にむけて
                      JUGEMテーマ:ビジネス

                       

                      2016年7月時点で旧認定デベロッパー試験は、アプリケーションビルダー試験に名称が変更されています。

                      本記事は、Platformアプリケーションビルダー試験には対応していますが、Platformデベロッパー試験には対応しておりません。


                      今回はセールスフォースデベロッパー試験の合格体験記を書きます。

                      ■試験結果
                      ・期間:1日(勉強時間 5 時間) 
                      ・費用:43,200円(受験料43,200円)
                      ・得点:不明 

                      セールスフォースの試験においては、問題集という問題集がありません。また、テキストに関しても試験に受かるための参考書はありません。
                      そこで正攻法としては、実際に無料のDeveloper Editionを入手して、ヘルプをみながら操作に慣れるのが良いでしょう……が、そんなことをやっていたら何日、いや何週間、もしかしたら何月もかかってしまいます。このサイトでは効率よく試験に受かる方法を紹介するため、もちろん「システムに慣れろ!」なんてことは言いません。

                      そこで筆者が実施したのは、まずテストを受けること。
                      テスト問題をみないことには対策の立てようがありません。そしてほとんど無勉強のままテストを翌日予約し、受験しました。
                      テストはよくあるベンダ試験でした。一切記述問題なし、マーク問題のみのパソコンで選択肢をクリックして進めていく試験でした。

                      試験時間は90分あったのですが、当然ながらほとんどの問題は分かりませんでした。ひたすら問題の暗記に努めました。試験を受ける際に用紙3枚と鉛筆2本が支給されましたので、問題を模写しながら覚えました。用紙および鉛筆は試験会場からは持ち出せないため、時間一杯使って頭の中に詰め込みました。
                      暗記が十分と思ったところで試験提出ボタンをクリックして、結果画面に進みます。当然ながら結果は不合格。しかもこの試験――点数が出ないため、どの程度正解していたのかも分からないのが曲者です。

                      試験が終わって家に帰るまでの間に、覚えている限りの内容をメモに書き留め、家に到着後にパソコンで調べました。ここで調べるべきなのは今回試験で出た問題の解答を調べるのではありません。必ずどこかのサイトで試験問題を載せているはずなので、試験問題を掲載しているサイトを探すのが目的です。
                      予想通りというか案の定日本語のサイトはありませんでした。そして試験問題を英訳して再び検索します――すると、出る出る。今回出題された問題と全く同じ問題がいくつか掲載されているサイトがたくさん出てきました。
                      そこからはひたすら翻訳作業。英語を日本語に直して覚える。ただの作業です。

                      抑えておきたい英単語を以下に列挙します。これだけ覚えておけば後は初等英語だけで試験問題は理解できると思います。

                      ・Master-Detail relationship 主従関係
                      ・look-up relationships 参照関係
                      ・Rollup-Summary 積み上げ集計
                      ・Metrix 総計値
                      ・Validation rule 入力規則
                      ・Audit trail 監査証跡


                      筆者の場合、無駄に1回分の受験費を払いましたが、本サイトにいらっしゃった方々はぜひ1発で受かってください。諸事情からこのブログに書くことは出来ませんが、あるキーワードで検索した結果出てきた英語サイトに掲載されている問題を最低でも200問、出来れば400問くらい暗記すれば合格できる試験です。あるキーワードに関して知りたい方は、右サイドバーLINKSの「スカイプ家庭教師」の問合せフォームより個別にご連絡ください。


                      それでもやはり実際に試験問題を見るのと聞くだけでは見る方が問題も頭の中に残りやすくなります。どうしても英語サイトだけでは暗記がはかどらない方は一度受験してみると良いかと思います。

                       

                      試験傾向が当時と変わったためキーワードに関しての回答は控えさせてください。




                      本ブログはランキングに参加しています。
                      応援していただける方は下記リンクをクリックお願いします。
                      にほんブログ村 資格ブログ 資格試験勉強法へ



                      | katekyonet | 資格勉強 | 22:41 | comments(6) | trackbacks(0) | - | - |
                         1234
                      567891011
                      12131415161718
                      19202122232425
                      262728293031 
                      << May 2019 >>
                      + SELECTED ENTRIES
                      + RECENT COMMENTS
                      • 中小企業診断士1次試験 独学1発合格 〜勉強時間: 250時間〜
                        管理人 (05/03)
                      • 中小企業診断士1次試験 独学1発合格 〜勉強時間: 250時間〜
                        響也 (05/03)
                      • 不合格はチャンス? 試験に不合格になったときに読んでもらいたい記事
                        資格キラー (01/06)
                      • 不合格はチャンス? 試験に不合格になったときに読んでもらいたい記事
                        テラゲン生きる。 (01/06)
                      • 行政書士試験 独学1発合格 〜勉強時間: 100時間〜
                        資格キラー (12/10)
                      • 手遅れになってからでは遅い! 後悔しない生き方をするために今やるべきこと
                        資格キラー (12/07)
                      • 手遅れになってからでは遅い! 後悔しない生き方をするために今やるべきこと
                        あい (12/06)
                      • ITストラテジスト 独学1発合格 〜勉強時間:12時間 実務経験無し〜
                        素晴らしい (11/02)
                      • マイナンバー実務検定1級・2級 独学1発合格 〜勉強時間:15時間 実務経験無し〜
                        さくら (10/31)
                      • マイナンバー実務検定1級・2級 独学1発合格 〜勉強時間:15時間 実務経験無し〜
                        資格キラー (10/31)
                      + CATEGORIES
                      + ARCHIVES
                      + Twitter
                      + MOBILE
                      qrcode
                      + LINKS
                      当サイトはリンクフリーです。
                      + PROFILE